伊藤沙莉主演のNHK連続テレビ小説『虎に翼』(総合・月曜~土曜8時ほか)の第35回が17日(金)に放送され、寅子(伊藤沙莉)と優三(仲野太賀)が婚約。優三が内に秘めていた寅子への思いを告白した。


【写真】優三と寅子、ほか『虎に翼』第35回場面カット【5点】

晴れて弁護士になったものの、性別を理由になかなか依頼をしてもらえずにいた寅子。社会的信用を得るために結婚をしようと相手を探していたところに「それ僕じゃダメかな」と言い出したのが、いつも寅子のそばにいた優三だった。

寅子は優三の提案を受け入れ、直言(岡部たかし)とはる(石田ゆり子)に報告。父・直言は複雑そうな表情を見せたが、母・はるは「その手があったか…!」と目を丸くして喜び、二人の”政略結婚”を祝福した。

めでたく婚約が成立し、職場で職場で雲野(塚地武雅)にも報告すると、寅子はついに弁護士として初めての仕事を引き受けることに。法服に身を包み法廷デビューを果たした寅子は「紙切れ一枚でこんなに状況がよくなるなんて」と婚約の力の凄さを身をもって感じたのだった。


その後、結婚式代わりの写真撮影を終えた寅子と優三は、その夜布団を並べて一緒に寝ることに。気まずそうな寅子に優三は「寅ちゃんには指一本触れたりしないから」と声をかける。しかし「まぁ、僕はずっと好きだったんだけどね。寅ちゃんが」と本音がポロリ。

優三の内に秘めた思いが明らかになり、視聴者からは「優三さん、どんな形であれトラちゃんに『ずっと好きだった』が言えてよかった」「とらちゃん、ゆうぞうさん、おめでとう!!」「優三との結婚の効果で?初弁護できたのは良かった」など、祝福の声が多く寄せられていた。

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