【写真】家族会議で話す寅子、ほか『虎に翼』第45回場面カット【4点】
「ただいまより、家族会議を始めます」新しい日本国憲法を目にした寅子(伊藤沙莉)は、それを全てノートに書き写し家族を集めた。
そして寅子は「もう一度法律の世界に飛び込んで、人生をやり切りたい」と家族に気持ちを伝え、さらに直明(三山凌輝)に「あなたの幸せのために大学に行きなさい」と提案する。子どものころから勉強熱心だった直明。だが今は猪爪家の大黒柱にならねばと「勉強したい」という気持ちを抑えこんでいた。
寅子は、長らく差別されてきた女性の解放だけを喜ぶのではなく、性別が理由で何かを背負わされ、男らしい生き方を強いられていた男性の解放も心から喜んでいたのだ。ピンと来ていなかった花江(森田望智)も「これからは家族みんなが柱になって支えていけばいいわよね」と直明の背中を押し、直明は大学に進学することを決める。
SNSでは「直明くんの学ラン着た時の笑顔清々しかったな」「悲しみの月曜日から希望の金曜日」「今日の虎に翼、めっちゃ良かった!新しい時代が来たっ!て感じで」「寅ちゃん始動!眼に光が宿って、キリッとした表情が、頼もしく感じられた」「辛い辛い1週間の涙が、今日で希望と勇気の涙になった」など、喜びの声が多く寄せられていた。
次週、寅子は桂場(松山ケンイチ)の元へ。「私を裁判官として採用してください」…寅子の運命はいかに。
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