お笑いコンビ・千鳥がMCを務めるレギュラー番組『チャンスの時間』#274が、23日(日)夜11時より放送された。

【写真】千鳥・ノブが「Barキス」に挑戦、ほか番組カット【8点】

23日(日)放送の#274では、ノブの「Barでキスがしたい」という夢を叶えるため、芸人たちが「ノブでもできるBarキス」を提案する企画「ノブに捧げるBarキスグランプリ」を開催。


お笑いコンビ・さや香、マユリカ、カカロニの栗谷、ピン芸人・ピスタチオ伊地知が、スタジオ内に用意されたBarカウンターのセットを使い、1組ずつ「ノブでもできるBarキス」を披露。芸人たちが「Barキス」を披露する間、ノブはカウンターの端に座って見守り、それぞれの「キス」を興奮度・使える度の各10点満点で採点した。

さや香は石井がBarのマスター、新山が常連客に扮して「収録終わりに共演した女性を誘い、行きつけのBarへ飲みに行った」という設定でキスを披露。マスターを味方につけ、女性に好印象を与える新山のキスに、ノブは苦笑するが、新山は「ノブさんにはこれしかない」と胸を張った。

そこで「行きつけのBarを作っておくことは大事?」と質問された大悟は「大事」と頷くと、「わしは『タバコある?』って言ったら5分出とけのサイン」と自身のやり口を明かし、笑いを誘った。

また、マユリカはコンビで手を組み、あえて喋りまくる中谷と、その背後で隠れて女性と手を繋いだり密談をして女性の気を引く阪本。そのまま相方に隠れて“秘密のキス”を披露した阪本は、相方と手を組んで自分を引き立たせてもらうことがポイントだとし、「俺は誰かと組まなキスできんのか?」と不満を漏らすノブだった。

そんな中、栗谷は「取引先で失敗した帰り、女性の先輩に悩み相談するためにBarに来た」という設定で、女性が後輩の栗谷を「もしかしてキスしたことないの?」とからかったり、「元気になるおまじないしてあげるから目瞑って」と促すなど、女性側のリードで展開されるキスシーンを披露。

ノブが興奮度10点、使える度3点と採点し、「興奮度はMAXでした」とコメントすると、大悟の「ちょっとやってみる?」という一言で、ノブが挑戦することになったが…。挑戦を終えたノブの表情の変化にスタジオは騒然。大悟は「抱いたあとみたいな顔してる」と爆笑し、ノブは「最高でした」と満足げに語った。

そして、最後にピスタチオ伊地知が、ノブにおすすめの「Barキス」を提案するが、ノブが「夜の伊地知やん」とツッコミを入れる一方、後々起こりうるトラブルを想定し、その回避術まで盛り込んだ伊地知のテクニックに、大悟は「コンプラ研修と一緒です」と大きく頷いた。


番組ではさらに、芸人が「もし相方がゾンビになったらどうする?」をテーマにしたショートムービーを制作し、競う新企画「もしも相方がゾンビになったら?ゾンビシアター」も放送。お笑いコンビ、トム・ブラウンと蛙亭が参戦し、トム・ブラウンのみちお、蛙亭のイワクラがそれぞれ監督を務めた作品でノミネートした。

トム・ブラウンの作品では、ゾンビに噛まれてしまったみちおが、相方の布川ひろきに「俺が俺であるうちに最期に漫才で俺の人生を終わらせてほしい」と懇願。布川は「助かる方法を考える方が先だろ」とそれを拒むが…。

ゾンビがはびこる世界での漫才師の生き様を描いた作品に、スタジオゲストで出演した元AKB48でタレントの高橋みなみは「ちょっとグッときちゃった」とコメント。大悟も「いい漫才ゾンビが撮れました」「正解が出たみたいなもん」と絶賛した一方、ノブは「布川が上手い」「布川がだいぶ良い」と布川の演技力に注目し、あまりの出来の良さに「布川さん疼いちゃう」とコメントした。

また、蛙亭はゾンビに噛まれたイワクラを救うため、相方の中野周平が「ちゃっと行って帰ってくるだけだから!何か必ず見つけてくるわ」と建物の外へ。その後、中野は“血清”を手に、笑顔でイワクラのもとへ戻っていくが…。

予想外な結末でスタジオを驚かせた蛙亭の作品を見届け、大悟は「いい大会が出来ました」「年末は『ゾンビ-1グランプリ』」と、すっかり「ゾンビシアター」の虜に。大悟が選ぶ最優秀作品はどちらのコンビだったのか。

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