【写真】「ちゃんと重みが下にいくのもリアル」」人工乳房を手にする森香澄ほか【28点】
『ダマってられない女たち』は、映像を通してさまざまな女性の生きざまに触れ、自身の価値観などと照らし合わせながら、"女性の幸せ"について飾らない言葉で語り合う番組。
第2話には、俳優・梅宮辰夫の娘で元モデルの梅宮アンナが登場。乳がんステージ3Aをり患し乳房全摘手術をした後の姿や、その家族に密着した模様が放送された。ゲストには、元テレビ東京アナウンサーの森香澄が登場。バラエティ番組などで共演する回数が多いヒコロヒーは「もうあざとくてねえ」「男性が好きなポイントを全て抑えにいってる」と彼女の印象を語るも、最後に「うすーーい男性ですよ」とスタジオの笑いを誘った。
冒頭では、乳がん闘病中の梅宮アンナのオシャレな自宅にカメラが初潜入。リビングには、25年前の元恋人と出したヌード写真集のお気に入りの写真が飾れられていたが、元恋人に対しては「思い出すことはないよ。だって25年経ってる」と答えた。
また梅宮アンナは乳がんをり患し闘病生活を送る中で、抗がん剤治療の副作用で女性の命ともいえる髪の毛が無くなったことが一番ショックだったと明かした。「シャンプーやって髪の毛を洗った瞬間、ごそって取れた」と副作用の影響から髪の毛が抜けてしまうことを語ると、母のクラウディアさんは「なんで私じゃないのって感じだった」と娘の悲しむ姿を見て悲痛な言葉を紡いだ。
さらに梅宮アンナは、他のがん患者の髪の毛が無くなった姿に衝撃を受けたことがあると当時を振り返り、「私は(髪の毛が抜けた姿を)見せるのをやめよう」と心に留め、「素敵なウィッグを作ってリアルに見せられる方法。
乳がんという病と闘いながらも生計を立てる梅宮アンナに世間から「親の遺産があるのに」「働かなくてもいいだろ」と心無い言葉を投げられた過去を振り返る場面も。スタジオで聞いていたMEGUMIは「ふざけんなよ」「大変な人に何でそんなこと言うわけ?」と怒りをあらわにした。
さらに梅宮アンナの一人娘の百々果さんは、母が乳がんと知ると移住先のアメリカから帰国。アメリカで生活基盤を作っていた百々果さんは、「こっちに帰ってきてまたゼロからやるんだって」と不安を漏らすも「向こうでもずっと考えて何も楽しくなくなっちゃう。ずっと考えて」と帰国の決意の理由を語った。
密着取材中に梅宮アンナは右胸全摘に加え脇のリンパ節を切除する手術を受け、8日間入院。入院生活を終えて自宅に帰宅すると、百々果さんが飾り付けたバルーンアートのサプライズが。梅宮アンナは「なに~!?」「全然知らなかった…!」と感激の涙を流した。
最後に、梅宮アンナが乳がんを公表したのは俳優の父・梅宮辰夫の背中を見て育ったことが影響していると語った。
梅宮アンナが乳がんを公表した背景をスタジオで聞いていたゲストの森香澄は「これ観たら本当に救われる人がたくさんいるだろうなと思います。私も救われましたし…」と涙ながらに語った。
そして梅宮アンナは乳房全摘の手術前、洋服を着た時にアンバランスになることを見越して着脱式の人工乳房を作っていたとヒコロヒーが紹介。スタジオにサンプルが届くとMEGUMIは「自然~!」と声を上げた。この人工乳房は防水仕様になっていて、装着したまま温泉や海に入れるといい森香澄は「すごい、血管までも」「ちゃんと重みが下にいくのもリアル」とクオリティに驚愕。ヒコロヒーは「選択肢があるってのがいいですよね」とうなずいた。
また番組では、北朝鮮から中国へと命がけで脱北した過去を持つ脱北女性YouTuber・ハナと彼女の母親に密着。ハナの母親が子どもを北朝鮮に残した理由を告白した。ハナの母は「夫を事故で亡くしてますます生活が苦しく」と語り、「このままでは家族全員餓死すると思いました」と沈痛の面持ちを見せた。
そんな一家の危機を打破するため、1996年、ハナの母が単独で脱北。「バレたら射殺」という危険を犯しながら、北朝鮮と中国の間にある川を命がけで渡った背景を「娘が心配だけど、それよりお金を稼がないと子どもを飢えさせる。悩んでいられなかった」と話した。娘たちが生き延びると信じ、2年後に帰る約束をしたと振り返ったエピソードや金正日政権下にて最大300万人が餓死した壮絶な北朝鮮での生活など、現在の日本での暮らしや年収など赤裸々に語っている。
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