普段は歯科医の受付、美人コスプレイヤーの“人生を変えたキッカケ”「先生にはまだ言えてません」

2月15日から16日の2日間にわたり、コスプレイベント「acosta!＠池袋サンシャイン」（以下、「アコスタ」）と、同人誌即売会「acosta!マルシェ」（以下、アコマル）が東京都・池袋サンシャインシティにて開催。コスプレに特化した同人誌即売会「アコマル」では、オリジナルの創作コスプレや有名作品をイメージした同人誌などが幅広く出展され、会場は終始賑わっていた。「ENTAME next」では当日会場で注目を集めたコスプレイヤーさんに直撃インタビューを行い、撮り下ろしの撮影にも応えてもらった。【写真】『ホロライブ』星街すいせいのコスプレ、朝香さん撮り下ろしカット【9点】今回、話を聞いたのは、VTuberグループ『ホロライブ』より星街すいせいのコスプレをしていた、朝香ナホさん。推しのコスプレイヤー月海つくね（@XaiabP）さんに勧められて始めたというコスプレ歴は約4ヶ月で、10キャラ近くのコスプレをしてきたという。そんな彼女のモチベーションの源はどこにあるのか、また今後の目標などを訊いてみた。――普段のお仕事を教えてください。朝香さん 歯医者さんの受付をしています。 ――歯医者の先生たちはコスプレをやっていることは知っていますか？朝香さん 「コスプレってなんだ？」から説明が必要な気がしていて、時間かかりそうなので先生にはまだ言えていません。落ち着いて話せるタイミングでカミングアウトしようかなと思っています。――ちなみにコスプレ歴はどれぐらいでしょう。朝香さん 「池袋ハロウィンコスプレフェス2024」でやったコスプレが初めてなので、大体4ヶ月ぐらいですかね。――では、コスプレを始めたキッカケを教えて下さい。朝香さん 名古屋で開催されていた「コスプレサミット」というイベントで、コスプレイヤーの月海つくねちゃんに会ったことがキッカケです。他のコスプレイヤーさんを生で見て刺激を受けたのですが、彼女の会ったときに「コスプレやってみなよ！」と背中を押されたんです。推しから言われたらやりますよ（笑）。あと『2.5次元の誘惑』（以下、『にごリリ』）というコスプレを題材にした漫画が好きで、コスプレに興味がないわけではなかったのも相まって……。『にごリリ』とつくねちゃんに人生変えてもらいました。――月海さんに会うために「コスサミ」に参加していたのですか？朝香さん その時はたまたま、「コスサミ」の会場近くで友達と遊んでいたんです。アニメ好きな友達だったこともあって「こんなイベントがあってコスプレも見れるから行ってみよう」と誘われました。もともとつくねちゃんのことは知っていて、「もしかしたらいるかも」と調べたら参加していることがわかったので、「実際に会ってみたいな……」と淡い期待を胸に会場へ行きました。――すごい偶然ですね！朝香さん 奇跡ですよね。実は今日も「アコマル」に出展していたので会いに来たんです。――なるほど。では今日、すいちゃんのコスプレにした理由を教えて下さい。朝香さん 先日武道館でライブという彼女の夢が1つ叶っておめでとうの気持ちと、ライブがそもそもすごく良かったのでコスプレしたくなったのが大きいです。でも1番は、つくねちゃんと始めて会った日にすいちゃんのコスプレをしていたので、私も同じ格好で会いたいなと。――実際、会えましたか？朝香さん 会えました！「可愛いね」って言ってもらって大満足です（笑）。――よかったですね！では、衣装のこだわりポイントを教えて下さい。朝香さん 既製品の衣装なのですが、生地がしっかりしているのと、装飾も細かいし、シルエットもすごく綺麗なので気に入っています。なるべくすいちゃんに寄せられるように髪型の巻き具合や、小物の位置は何度も確認しました。ウィッグは自分でセットしたのですが、慣れてないので難しかったです。――理想が10点としたら今回は何点ですか？朝香さん 自分的には頑張ったのでこれは8.5点ですね！ ――朝香さんはコスプレを始めて4ヶ月とのことでしたが、これまで何人くらいのキャラクターに扮してきましたか？朝香さん 結構やってきていますが、さすがに10キャラはいかないくらいかな。つくねちゃんにコスプレ姿を見せたいという気持ちもあり、いろんなイベントに積極的に参加しています。――頑張るモチベーションどこから湧いてくるのでしょうか。朝香さん コスプレを始めたら、どんどんやりたい気持ちが大きくなったんですよね。つくねちゃんや、友人にコスプレした姿を見せるとみんなが「すごいね」「かわいいね」と褒めてくれるので、それが嬉しいですよね。特に私はアイドルオタクなので、可愛い女の子に褒めてもらえるのが、幸せなんです。普通に生きていると、同性に褒められることが無くなるんですよね（笑）。――なるほど！では、最後に今年の目標があれば教えてください。朝香さん リリサ（『にごリリ』の主人公）が、「コスプレを見た人が『その子が本当にいる』と思ってほしい」と言っていましたが、私も同じ気持ちなんです。SNSに写真を投稿する際、キャラに寄せるために加工したり、1枚のキレイな絵みたいにしたりすることも素敵ですが、こういうイベントで実際に目にして楽しんでもらうのが、私のこだわりかもしれません。「本当にそこにいる」と思ってもらえるようなコスプレイヤーを目指して、これからも挑戦を続けたいです。【あわせて読む】堅いスーツと水着のギャップが大バズリ、司会者 兼 コスプレ美女「学生時代は本当に地味でした」