【写真】可愛いのにセクシーな衣装を着た篠崎こころ、米倉みゆら【29点】
「パルフェット」の創業者でブランドマネージャーの鳴海ゆい氏は、「出展モデル様やファッションショー出演モデル様、そしてご来場いただいたすべての方が主役として輝ける場にしたいという思いで準備を進めた」と話し、「人が主役になれるイベント」を目指していると説明。「着る人の魅力を最大限に引き出す」という理念のもと、鳴海氏は衣装のデザインのみならず、イベント全体の演出にまで心を配っているとのこと。
そんな「パルフェット」の特徴は、甘さとフェティッシュ性が共存するデザインにある。フリルやレースといった装飾的要素に加え、シルエットや素材感にも工夫が施されており、鳴海氏は「露出しすぎない設計が、着る人の内面からにじみ出る魅力を引き出すんです」とこだわりを明かした。
当日は自作の同人誌即売会も行われ、約200名に及ぶモデルやコスプレイヤーが参加し、「パルフェット」のアイテムをそれぞれのスタイルで着こなし会場を彩る。年々スケールアップを続けるショーケースは、単なる新作発表の場にとどまらず、ブランドと着用者がともに創り上げる場として定着しつつある。
そしてメイン企画でもあるファッションショーでは、そうしたこだわりが随所に見られ、ボディラインを際立たせるカッティングや、視覚的なインパクトを生む配色、繊細なディテールの数々が来場者の視線を釘付け。ランウェイを歩くモデルたちは「パルフェット」衣装の魅力を体現し、会場に一体感を生み出していた。
今回のショーケースには、篠崎こころ、米倉みゆ、河北彩伽といった著名タレントをはじめ、スタニングアーツ所属のタレント陣も出演。プロの現場で活動する出演者たちが同ブランドの衣装を選ぶ背景には、実用性と視覚効果の両立があると分析する鳴海氏は、「撮影で映える素材と、スタイルが良く見える設計が特長です。『可愛いのにセクシー』という要素が、撮影現場で高評価を得ていると聞いています」と見解を述べた。
そして、会場にはファン向けの撮影会「フラッシュ撮影会ブース」も展開。
なお、「パルフェット」は2026年にブランド設立10周年を迎える。鳴海氏は「記念アイテムの展開や、さらなる規模のイベントを計画中です。これまで以上に規模を拡大したショーケースの開催を検討しています。節目にふさわしい内容で、皆様に楽しんでいただけるよう準備を進めてまいります」と意気込みを語った。
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