【写真】スリットも美しい、桃月なしこの可愛すぎるチュン・リーのコスプレ姿
——桃月さんは、高校3年生の頃にコスプレをご友人に勧められ始めたそうですが、それ以前からコスプレへの興味は?
桃月 メチャメチャありました。ただコスプレの衣装って値が張るんですよね。ウィッグからつま先までそろえると簡単に万を超えるんです。この頃はバイトもしていたのですが、漫画・アニメが大好きでグッズや本の方に回しているとどうしても衣装までは手が伸びなくて(苦笑)。加えて世間がまだコスプレに対してどこか偏見の目を持っていて、私の両親もゲーマーなのにコスプレは嫌いだったりと、どうしても周囲に話しづらい環境で……。なので友人がコスプレのイベントに誘ってくれて衣装も貸してくれるとなったときはやったー! でした。
——初のコスプレイベント参加の感想はいかがでした?
桃月 好意的に見てもらえました。ただ、知らない人にカメラで撮られるという文化に衝撃を受けてしまい、自分には合わないかも……と、一度イベントからは離れました。次に参加するまで1年ほど時間が空きましたね(苦笑)。
——もう一度イベントに参加するキッカケはあったのですか?
桃月 友人と遊びの撮影をやっていたのですが、可愛い衣装を着ると、どうしても多くの人に見てもらいたいという承認欲求が沸々と湧いてきて(笑)。それならイベントにもう一度行くしかない! って。そうしたら、私のことをカメラに撮ってくれる人が1回目のときよりメチャクチャ増えて。
——人気を博していく中で、これを機に芸能界デビューを考えたりは?
桃月 全然(即答)。今の事務所の方が直接スカウトに来てくださったときも、ナースの仕事もありますし、趣味としてのコスプレで私は満足なので、最初は興味ないと断りを入れていたんですよ。ただ、熱心に説得していただいたので、しゃあねぇなー! って(笑)。そうしたら、この世界に入ってコスプレでお仕事をいただくようになるとは……不思議なものです(笑)。
——公式のコスプレ仕事で印象に残っている瞬間は?
桃月 ゲーム『誰ガ為のアルケミスト』の舞台出演です。私はヤウラスという役を演じたのですが、初演を拝見してこの子の役をやりたいなぁと思っていたら、まさか自分が次の舞台でその役を演じることになって。
——舞台の場合ですと、形だけでなく、声から何までキャラになり切らないといけないので、相当な苦労があったかと。
桃月 メッチャ大変でした! 作中でメチャ高いヒールを履いて初挑戦の殺陣をやらなければいけなかったので死ぬかと思った! しかもヤウラスは団長という立場上、強く見えないといけないわけです。そこで私の戦い方がヘニョヘニョだったらどうしよう!? って焦りましたよ。とにかく稽古中ずっと辛くて、初演でヤウラス演じた梅田悠さんに優しく教えてもらったときに大号泣しました。梅田さん……大好きです(照笑)。けど終わってしまうとすごく良い経験だったなぁと。また機会があればぜひ挑戦したいですね。
——桃月さんは今、Wikipediaに「来栖りんの夫」と書かれるぐらいの26時のマスカレイドの来栖さんをはじめとしたアイドルファンですが……。
桃月 えぇっ!? それ初耳なんですけど……(急遽調べる)あ、本当に書いてあった(笑)。
——ということで、桃月さんがもし自分の推しにコスプレプロデュースを依頼されたら、どんな格好をさせたいですか?
桃月 ハッキリ言います、私の推しは何を着ても似合います(笑)! ただ、浴衣姿とロリータ姿は見たいですねぇ。最近ロリータファッションをしている子を見かける機会が少なくなってきたのですが、ロリータは女の子の夢なんですよ。来栖さんは真っ白に水色のロリータが絶対似合うと思うので、一度でいいからぜひ着てほしい!!
▽ももつき・なしこ
ゼロイチファミリア所属。ナースの資格を持ち、女優、モデル、コスプレイヤーなど幅広く活躍している。
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