【関連写真】「脚長っ!」吉田朱里、細身美脚高身長にだけ許された“限定”衣装のオフショット
※前編「山あり谷ありのアイドル人生でした(笑)」はこちらから。
──さて、11/18発売のニューシングル『恋なんかNo thank you!』では吉田さんがセンターを務めます。いつも目標を公言する吉田さんですが、「NMB48のセンターになりたい!」と言っているのは聞いたことがないような……?
吉田 そうなんですよ、そこには自信が持てなくて。でも心の中ではやりたいとずっと思っていました。
──自信がなかった、というのは?
吉田 私は正統派アイドルとして上に上がったわけではなく、他の子とは違う路線で上がってきた人間なので、「私はアイドルグループのセンターとして通用するのかな? センターにはもっと王道タイプの子が立つ方がいいんじゃないか」と。反感も買いそうやし(苦笑)。だから口には出せませんでした。
──「アイドルファンには何が響くか」という戦略的視点で考えてしまったんですね。
吉田 そう。もし私のリップを買ってくれている人がみんなアイドルファンなのであれば「私がセンターやります!」って胸を張って言えますけど、購買層が違いますからね。
──とはいえずっとやりたかったセンターです。今回指名されて、率直な気持ちは?
吉田 うれしかったです。
──楽曲についての印象は?
吉田 明るくてすごく元気をもらえる、前向きになれるような曲です! 歌詞も女子は共感できるんじゃないかな? 彼氏と別れた後は「もう元彼なんてどうでもいい!」って気持ちになるのに、優しくされたら「また好きになるやん」みたいなか弱さも歌詞の中にあって。自分がセンターだからとか関係なく、私は曲として好きですね。まず楽曲のデモを聴いた時点で「わ! すごくいい曲が来た!」って思いましたから。そしてMVには女子力おばけポーズが入っていたり卒業っぽい演出も入っていて、またCDジャケット写真は衣装やメイクなどを監修させていただきました。私の10年間がギュッと詰まったシングルになっています!
──吉田さん自身もこの歌詞には共感していますか?
吉田 私自身は「恋なんかNo thank you!」と思ったことはないですけどね(笑)。ただ、NMB48の卒業が決まってから後輩メンバーがすごく可愛く思えたり、スタッフさんの優しさをすごく感じたり、いろんなことに温かさを感じているので「そんなに優しくされたら、まだまだ(NMB48に)居たくなっちゃうやん!」という名残惜しさと今回の曲の歌詞はリンクしていると思います。
──やはり名残惜しいんですね。
吉田 はい。もちろん自分の将来とか「卒業後はこんなことがしたい」というのは決まっているので、未来にはわくわくしています。でもNMB48は10年間過ごした私のホームであり、もはや体の一部みたいなものなんですよ。
──ではその「可愛い後輩」への思いを聞かせてください。
吉田 後輩にはめちゃめちゃ期待していますし、そのぶん心配もしています。NMB48って10年間ず~っとピンチって言われ続けてきてそれでもなんとか這い上がってきたグループなので(笑)。私たちがNMB48でやってきたことを生かしてくれたらうれしいけど、それよりも変化を恐れずに自分たちが作りたいグループを作っていってほしいです。守ってほしいものもあるけど、昔とはメンバーも入れ替わっているわけですから、初代の形は意識せず、自分たちなりの個性を磨いていってもらえたら。
──逆に「守ってほしいもの」とは?
吉田 ファンのみなさんとの絆、NMB48らしい熱さ、感謝の気持ちと謙虚さ。そして面白いことを全力でやる! あと継続すれば絶対に形になるからそれは守ってほしいですね。
──さらに吉田さんは11月から開始予定の7期研究生公演のプロデュースも! こちらの内容は?
吉田 さや姉がプロデュースした「夢は逃げない」公演とは変化を付けたいと思っていて。今NMB48には女の子ファンが多いので、アイドルらしさもありつつ女の子にも好きになってもらえる公演にすることが私が公演をプロデュースする意味なのかなと思っています。
──そして、「卒業後にやりたいことは固まっている」とのことですが、具体的に聞かせてもらえますか?
吉田 ライフスタイルを全部メディアを通してさらけ出して、ライフスタイル自体を売りにしていきたいなと思っています。手が届きそうで、でもずっと憧れてもらえるような存在になりたくて。それを長い人生をかけてみんなと共有していきたい。仮に私が結婚して子供ができて、いずれおばあちゃんになってもみんなと通じ合っていられたらいいなって思いますね。活動としてはYouTubeとコスメプロデュースを土台にしつつ、自分なりの活躍の仕方を見つけられたらと思います。あとは、ちょっとゆっくりしたい(笑)。
──まぁ今まで多忙を極めていましたからね。
吉田 良い商品を生み出すには余裕も必要だと思うし、ゆっくり1つひとつのことに向き合いたいです。アイドル時代にはできなかったことも経験したいですし。
──例えば何を経験したいですか?
吉田 私は“普通”のことをあまりできていないんです。家族旅行とかもしたいし、高校の友達で集まってバーベキューとかもしたい! 免許も取りたいですね。
──では最後に改めて、アイドル生活10年の総括をお願いします!
吉田 すべての経験に感謝です! 楽しいことだけじゃなくつらいこともたくさんありましたけど、その気持ちを知れたからこそ「上に昇りたい!」と思えたし。アイドルになれたから経験できたことがとてもたくさんありました。「経験が人を成長させる」と実感した10年間だったので、これからも新しい場所でさらにいろんな経験をしていきたいです!
(プロフィール)
▽よしだ・あかり
1996年8月16日生まれ。大阪府出身。AB型。165.5㌢。NMB48チームN所属。1期生。ニックネームは「アカリン」。吉田朱里の卒業シングル&初センター曲NMB48の24thシングル『恋なんかNo thank you!』は11月18日(水)リリース!
【あわせて読む】NMB48上西怜、タイトニットの胸元から覗くセクシーな谷間を公開「いつも以上に大人れーちゃんです」