食っていけない人も…明暗分かれる元アイドリング!!!

AbemaTVで１月12日、『必殺！バカリズム地獄』が放送された。
同番組は、“ヤンキー鬼”に扮したお笑い芸人・バカリズムが、様々な女性たちが経験した“鬼ギレ”エピソードを吟味していく番組。

今回は「新春２時間SP」ということで、ゲストにお笑い芸人の狩野英孝、お笑いコンビ・三四郎の小宮浩信、タレントの朝日奈央、石田佳蓮、大川藍、河村唯、酒井瞳、森田涼花を迎え、第１部はマセキ三銃士、第２部は元アイドリング!!!が出演した。



第１部では、狩野と小宮を迎え、マセキ芸能社所属のマセキ三銃士として、トークを繰り広げた。バカリズムが「生活の方は、どうなんですか？もう遊べなくなっている訳でしょ？」と、去年の５月末まで芸能活動を自粛していた狩野に聞くと、「でも外食とかは普通にしていますよ。でも打ち上げで、マセキの芸人７、８人ぐらいで飲んでいたら、その中の１人が『女の子呼んで良いですか？』って言って、２人くらい女の子が来た。僕、その時、女の子がボイスレコーダーを持っているんじゃないかとか、（お店を）出た瞬間に、写真に撮られるんじゃないかとか、怖くなって、仲が良い後輩を１人連れて、先に帰りました。（もう）楽しめなくなっちゃった」と、過去を引きずっている様子を見せ、さらにバカリズムが「じゃあ、どうするの？このままずっと永久に１人って、いう訳じゃないじゃん？」と踏み込むと、「いや、そうですよ。結婚したら怒られるじゃないですか？絶対。今、世間がそうなんですから。僕は孤独死で良いんです」と胸の内を明かした。

続いて「小宮は、どうなの？ 遊んでいるの？」とバカリズムが聞くと、「ちょくちょく、キャバクラとか行きます。でもキャバクラで『メールアドレス教えてよ』って言って、ヤフーのアドレス渡された」と話し、笑いを誘った。



続いて年末年始をどう過ごしたのか聞いてみると、狩野は「まだ休んでなくて。僕、実家が神社でして、年末は芸能の仕事納めをして、すぐ実家に帰って、大晦日、お正月ずっと」と話し、バカリズムが「インスタとかでさ、神社で色々やっているっていう写真とかバンバンあげている。あれって、完全に好感度を、ちょっとでも上げようとしているよね？今まで、あんな写真は、そんなにあげてなかった」と突っ込むと、「僕、これ本当にマジな話なんですけど、やっぱりちょっと寂しいんですよ。年末年始、芸人さんは、１番働く日じゃないですか？（自分は）それに出られない。だから『僕も、ちゃんと頑張っているよ』っていうのをアピールしたいんです」と写真について話し、さらにバカリズムが、この１年ぐらいは仲間の芸人との写真が多いことについて聞くと、「最近だと、品川庄司の品川さんと、よく飲むんですけど、本当シンプルに、昔は女の子と飲んでいた時間を、（今は）先輩芸人さんに、全部費やしている。先輩とか同期と飲んでいるので、その写真だけがやたら溜まる」と説明した。



第２部は、元アイドリング!!!メンバーの朝日、大川、石田、河村、酒井、森田が集結し、「アイドリング!!!同窓会SP」としてトークを繰り広げた。バカリズムが「みんな、忙しくやってるの？ 売れてるの？」とストレートな質問を投げかけると、河村は「まあまあ、食っていけています。アイドリング!!!の2012年くらいに頑張って貯金したんですよ。それを切り崩して…」と明かし、現在は歌もやっているとのことで、スタジオで自身の歌を披露した。

またバカリズムが、朝日に対して「最近売れてきて、調子に乗っている」と言い出し、河村も「本当に性格悪くなってきていますよね。（朝日は）ちょっと痩せたんですよ。ちょっと痩せて綺麗になったから、調子乗ってる。太っていた時の方が、落ち着いていた」と賛同。朝日は慌てながらも「（綺麗に）なった？ ありがとう」とコメントし、河村の非難をかわしていた。「酒井っちは、どうなんですか？」とバカリズムが近況を尋ねると「私は食っていけてないですね。

最近はアームレスリング。そういう力もののオファーがきていて、それの賞金とかで食っていっています」と告白し、スタジオが騒然となる場面も。バカリズムは「『（アイドリング!!!を）卒業したら、絶対に何も無くなるからね。そうならないように、卒業前に色々ビジョンを持っておかないと』って、ずっと言っていたのに、全然聞かないから、今、こうなってるんだよ！」と声を荒げ、ゲストの皆さんは「本当に、ありがたい言葉だったなって、今思う」と、肩を落としてしまった。その後も、酒井が「（メンバーの）石田氏は、実家が金持ちだから、いいよ」とコメントしたり、森田は音楽活動をしているなど、メンバーの現在の姿が明らかになった。

また、大川の2017年“鬼ギレ”したエピソードを聞いてみると「私、この番組で朝日さんのことで揉めたじゃないですか？ その後ぐらいから、結構誘ってくれるようになってきた。そこは、『ありがとう』なんですけれども、その誘い方が…」と再び不満を露わにし、誰かと遊びに行くついでに、声をかけられるのが気に入らないようで「（朝日は）土台を作ってから呼ぶんですよ。スタート地点から入れてほしい。土台がいい！土台になりたい！」と訴え、そのあまりの必死さに、話を聞いていた森田が「藍ちんも、そんなに奈央ちゃんに執着しなくてもいいと思う。他にも絶対に大切に思ってくれたりする友達とかいる。世の中には」と真剣に諭し、これに大川は「そうですね。そうですよね」と、頷きながら納得した様子を見せた。

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