NTT東日本、NTT DXパートナー、東京大学まちづくり研究室、エティックは9月30日、2025年度より、地域課題の解決、関係人口の創出、地域の魅力向上を目的とする総務省事業「大学等と地域が連携して取り組む地域課題解決プロジェクト(以下、「ふるさとミライカレッジ」)」を開始すると発表した。
○「ふるさとミライカレッジ」とは

「ふるさとミライカレッジ」は、大学等と地域が連携した地域課題解決のモデル創出と全国への展開を支援する事業。


大学等と連携した課題解決に意欲的な15の地方自治体をモデル自治体として選定し、それぞれの地域における具体的な課題解決を目指す。その支援の内容・成果およびその他の先進事例を調査・研究し、調査報告書としてとりまとめ、全国の地方自治体等に向けてノウハウを発信・共有する。

また、オンラインプラットフォームやセミナー等を通じ、大学等と地域のマッチングを支援するとともに、「ふるさとミライカレッジ」の取り組み数の拡大に向け、地方自治体や大学等に情報発信を行う。

○プロジェクトの実施内容

プロジェクトでは、モデル実証事業運営、先進事例調査分析、オンラインプラットフォームの構築とマッチング支援、「ふるさとミライカレッジ」参画の機運醸成を行う。

モデル実証事業については、東京大学まちづくり研究室、ETIC.、一般社団法人スマートシティ・インスティテュート、NTTが運営するSustainable Smart City Partner Programに参画している地方創生のエキスパート等をアドバイザーとし、質の高いモデル形成を目指す。

また、オンラインプラットフォームの運用に向けて、事前に地方自治体の地域課題や大学等の取り組みを把握、双方が協働するプログラム案などを提案し、地方自治体と大学等が双方向でマッチングを検討するきっかけを創出する。
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