唐突に持論を述べさせていただくと、家庭内のデジタル機器で最も「邪魔者」扱いされやすいのは、無線LANルーターではないでしょうか?
昨今、インテリアへの調和を意識した製品も増えていますが、依然として機能性が最優先される傾向にあり、大きなアンテナが突き出していたり、ステータスLEDが激しく明滅したりするものが少なくありません。メーカー様の努力は重々承知していますが、完全に空間へ溶け込む域に達している製品は、まだ稀有な存在だと感じております。
そこで今回レビューしたいのがWi-Fi 7ルーター「HUAWEI WiFi Mesh X3 Pro」(以下、WiFi Mesh X3 Pro)。一見すると洒落た間接照明にしか見えませんが、中身は最新のWi-Fi 7に対応した無線LANルーターなのです。
正直なところ、外観写真をお見せすれば、これ以上の説明は蛇足のようにも思っていますが、実際の通信速度が気になる方も多いはず。そこで今回はメーカーより製品を借用し、定番のベンチマークテストを実施しました。
インテリアとしてのデザインを突き詰めた本体
WiFi Mesh X3 Proは、親機のみのモデルと中継機セットの2モデルが用意されています。クラウドファンディングサイト「GREEN FUNDING」での先行販売は2026年4月20日に終了しましたが、一般向けの通常販売については現時点で公式発表されていません。
なお、クラウドファンディングにおける通常価格は、親機単体が28,380円、親機+中継機セットが33,780円とされています。
改めてお伝えすると、本製品は最新規格のWi-Fi 7に対応した無線LANルーター。無線伝送速度は理論値で最大3,570Mbps(5GHz:2,882Mbps、2.4GHz:688Mbps。6GHz非対応に注意)を実現しています。
本体サイズ/重量は、親機が直径約123.2mm・高さ約250.9mm/約790g。中継機は直径約114.8mm・高さ約73.5mm/約420gです。
ポート構成は、親機が2.5Gbps対応の自動認識ポート×2(WAN/LAN自動判別)、中継機が1Gbps対応の自動認識ポート×1を備えています。
アンテナは5GHz用が4本、2.4GHz用が2本で、すべて筐体内に内蔵されており、外からは見えません。
特に5GHz帯のアンテナは、透明素材の表面に導電性回路を刻印した「金属メッシュクリスタルアンテナ」が採用されています。リセットホール以外の物理ボタンやLEDインジケーターさえも排除されており、徹底してデザインを突き詰めた製品といえます。
WiFi Mesh X3 Proの圧倒的美しさを写真で!
さて本題です。今回本製品をレビューすることにしたのは、その美しさを愛でるため。正直、先のスペック解説パートを省略しようと思っていたほどです。というわけで、いつもより気合いを入れてイメージ写真を撮影したので、ぜひご覧ください。
なんてことでしょう。我が家のどこに置いても、WiFi Mesh X3 Proは自然な形で室内に溶け込みます。雰囲気を壊すどころか、洗練された印象を醸し出してくれるとさえ感じるのは私だけでしょうか? いや、そんなことはないはず。担当編集のM氏も同意してくれるに違いありません。
なお、雪山からインスピレーションを得たという内部のクリスタル筐体は、輝度や色温度をアプリからコントロール可能。天面をタップすることでオンオフできるほか、タイマー設定も備わっているので、夜間の使い勝手も申しぶんありませんね。
無線LANルーターとしての実力はいかに?
外観だけで終わっても個人的には大満足なのですが、通信速度もチェックしておきましょう。
10Gbpsの光回線環境下で本製品を経由し、Wi-Fi 7対応の「iPhone 17 Pro」を用いて「Speedtest」を実行したところ、ダウンロードは1,949Mbps、アップロードは1,267Mbpsを記録しました。下りについてはWi-Fi 7の実力を遺憾なく発揮したと言えます。
さらにWi-Fi 7のポテンシャルを確認するため、LAN内のPCを「iPerf3」のサーバーとし、iPhone 17 Proから速度を計測。その結果、ダウンロードで2,025Mbpsという値を叩き出しました。
インターネット経由の速度(1,949Mbps)と比較すると、Wi-Fi 7の通信性能が10Gbps光回線の「実効速度」に近い領域まで達しており、もはや家庭内ワイヤレス環境が有線並みのパフォーマンスを見せていることがわかります。
また中継機を経由した速度も計測してみましたが、こちらはダウンロード641Mbps、アップロード587Mbpsを記録。親機との直接通信に比べれば低下するものの、離れた場所でもこれだけの速度が維持できるのであれば、実用上で困る場面はないはずです。
迷いようのないお手軽なセットアップ
セットアップは極めてシンプルです。親機のポートと光回線のモデムなどをLANケーブルで接続し、スマホなどからSSIDを選択してパスワードを入力。
中継機の追加はさらに容易です。親機と中継機を一度LANケーブルで接続すれば、自動的にペアリングが完了します。あとは中継機を適切な場所に設置し直すだけでOK。
ちなみにファーウェイ独自のメッシュ機能「HarmonyOS Mesh+」に対応した同社製ルーターであれば、本製品以外のモデルも子機として追加可能です。まあ、でも、どうせなら本製品と同じ子機で揃えたいですよね。
高性能とデザイン性を両立した唯一無二のWi-Fi 7ルーター
WiFi Mesh X3 Proは、ルーターを「隠す」という従来の常識を過去のものにする製品です。Wi-Fi 7による圧倒的な高速通信を実現しつつ、これまでにない空間に馴染む佇まいを両立している点は素直に称賛したいところです。
ハイスペックなネットワーク環境は欲しいけど、無骨な黒い箱や林立するアンテナをリビングに置きたくない……そんなこだわりを持つユーザーにとって、現状これ以上の選択肢はないといえるでしょう。
○HUAWEI WiFi Mesh X3 Proの主な仕様
ジャイアン鈴木 PC、スマホ、VR、ドローン系を中心に手がけている物欲系ライター。「自分のモノにしてじっくり使わないと、製品の本当のよさはわからないよね!」と自分を騙して散財し続けています。銀行口座の残高的な負のスパイラルから、誰か助けてください。











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