J:COMは都内の日本将棋連盟・将棋会館にて「J:COM杯 3月のライオン 子ども将棋大会 第15回大会開催記念イベント」を6月1日に開催しました。

イベントにはお笑い芸人・錦鯉の長谷川雅紀さんと渡辺隆さん、プロ棋士・豊島将之九段、大会に参加する小中学生たちが登壇。
豊島九段から贈られた将棋モチーフの特製ケーキも登場し、錦鯉のコンビ結成15年目と大会15回目をお祝いしました。

豊島九段も思わず笑顔、錦鯉が王将と歩の被り物で登場

「J:COM杯 3月のライオン 子ども将棋大会」は、囲碁・将棋チャンネルとJ:COMが主催し、日本将棋連盟が共催する、小中学生を対象とした将棋大会。将棋を題材とした人気漫画『3月のライオン』とコラボしており、全国の小学生と中学生が同じ舞台で学年の垣根を超えて対局できるのが大きな特徴になっています。

第15回大会は、全国大会出場を目指す上級者向けの「全国クラス」と、将棋を楽しむことを目的とした初心者向けの「交流クラス」の2クラス制で行われます。

7月11日に行われる東北大会を皮切りに関東、中国、関西、九州、北海道、東海、そして初開催となる北陸で地区大会が実施され、11月28日に東京・将棋会館で全国大会が開催される予定。将棋のルールが分かる小中学生であれば参加費無料で応募でき、関東大会は6月15日まで参加者を募集しています。それ以外の地区も地区大会の開催日程に合わせて募集が行われているので、興味のある方は公式サイトをチェックしてみてください。

今回のイベントは、その節目となる15回目の開催を記念したもの。会場には、将棋の駒の被り物を着けた錦鯉の長谷川雅紀さんと渡辺隆さんが登壇して爆笑トークを繰り広げました。

「コマコマコマ……」と、“歩”の駒になりきって(?)登場した長谷川さんは、相方の渡辺さんが“王将”の被り物を着けているのを見て「なぜ僕が王じゃないんですか」と不満げな表情。それに対して「どう見ても王という顔じゃないでしょ」と渡辺さんが言うと、「ずるいよ、隆が王でさ」と納得いかない様子でした。

会場が笑いの渦に包まれるなか、司会者の「(被り物の)駒に仕掛けがあるんですよ」という言葉に合わせて錦鯉の二人が後ろを向くと、被り物の駒の裏側に「祝」と「15」の文字が。
実は、今年で15回目を迎える大会と同じく、錦鯉も結成15年目を迎えたのだそうです。

続いて会場には、2025年末に行われた囲碁・将棋チャンネル主催の「銀河戦」決勝で藤井聡太竜王・名人を破って6年ぶり2度目の優勝を果たした、プロ棋士の豊島将之九段が登壇。

昔少し将棋をやっていたことがあるという渡辺さんは「隠しきれないオーラが出てますね」と思いがけない共演を喜びつつ、豊島九段が被り物を着けていないのに目を留め「我々も拒否権があったのかな」とこぼして会場を沸かせました。

次に、15回目を迎える大会と、結成15年目の錦鯉にちなんで、ゲストそれぞれの「15年前」を振り返るコーナーに。

錦鯉の渡辺さんが15年前に撮影したという写真を披露しながら「特に変わっていないですね。我々くらいの年齢になると15年って最近なのかもしれないですね」と話すと、長谷川さんは「この頃、僕は髪の毛があって奥歯がなかったんですよ。今は逆に髪の毛がなくなって奥歯が(インプラントで)できました」と振り返りました。

豊島九段はプロ5年目の21歳頃の写真を披露しながら「棋聖優勝が目標だったのですが、タイトルを取るのに時間がかかりました」と懐かしそうな表情に。

ちなみに写真の5年後の2016年には「目標にしていた棋聖優勝を果たすことができた」そうで、その対局は漫画『3月のライオン』の作中にも登場するとのこと。豊島九段は「自分も好きな漫画なので、読んでいて自分の対局が出てきてすごく興奮して嬉しかったです」と笑顔を見せました。

なお、「J:COM杯 3月のライオン 子ども将棋大会」は、その15年の歴史の中で複数のプロ棋士を輩出していることでも知られます。会場では、第1回大会で優勝し、現在プロ棋士となった獺ヶ口笑保人四段の写真も紹介されました。


子どもたちが錦鯉と豊島九段を質問攻めに

続いて会場には大会に参加する4人の子どもたちが登場。錦鯉の二人と豊島九段を質問攻めにしました。

「将棋以外だと好きなことや得意なことはありますか?」という質問に、豊島九段は「(プレーは)全然できなくて見る専門ですが、バスケ見るのはすごい好きです」、渡辺さんは「お酒」と回答。長谷川さんは「UFOが好きです。宇宙人いると思う? まだ見たことないんだけどね、UFOに乗りたいんだ」と答えて渡辺さんに「どっちが大人なんだ」と突っ込まれていました。

「対戦・共演して楽しいと思う人はいますか?」という問いに、豊島九段は「藤井(聡太)さんと指すのが楽しいと言えたらすごくかっこいいのですが、強すぎて楽しいというよりは読み筋についていくので必死と言う感じ」と回答。長谷川さんは「ゾウとかキリンのような動物が好きで、動物園ロケになるとテンションが上がります。大人はすぐ僕のこと怒るけど動物は怒らないから」と答え、「水族館も好き…」と続けようとしたところを、渡辺さんに「もうやめてくれ」と静止されていました。

このあと、会場には豊島九段からのプレゼントだという、将棋をモチーフにしたケーキが登場。登壇した全員で、大会15回目と錦鯉結成15年目をお祝いしました。

イベント終了後、囲み取材に応じた長谷川さんは、「錦鯉には“金”と言う文字が入っていて、将棋の駒にも“金”があるので、“15”以外にも縁があります」と話し、「小学校の頃、将棋クラブに入っていて、将棋の本を買ったりお父さんと一緒にやったりしました。弱くてやらなくなっちゃったので、(これを機に)もう一回やりたいなと思います」と明かしました。


渡辺さんは「こんな素敵な被り物を被れてありがたい。他の営業でも使いたいですね。僕も子どもの頃よく将棋をやっていたので、これをきっかけにやりたいと思います」と将棋熱が再燃した様子。

豊島九段は「芸人の方と長い時間ステージに立たせていただくのが初めてで、すごく楽しい時間でした。今回の大会に参加する子どもたちには、大会を通じて将棋を楽しんでもらいたいですし、大会が終わったあとも将棋を楽しく続けていってほしい。また大会を通して(ほかの参加者と)仲良くなったりして、交流みたいなものが増えるといいなと思います」と感想を語りました。

なお、記事中でも紹介しましたが「J:COM杯 3月のライオン 子ども将棋大会」では現在、参加者募集中。J:COMの加入有無にかかわらず応募でき、参加費無料で、応募多数の場合は抽選となります。詳しくは公式サイトをチェックしてみてください。
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