今回は、iPadにキーボードを接続する方法とおすすめのキーボードを紹介します。
キーボードを接続して入力するときの小技についても併せて紹介しているので、最後の方までぜひチェックしてみてください!
【iPad】キーボードを接続する前に!
キーボードを接続する前に知っておくべきことがあります。ここでは、以下の内容について説明します。
- キーボードにはJIS配列とUS配列の2種類がある
- JIS配列キーボードだと正常に認識されないことがある
- JIS配列キーボードは「Magic Keyboard」「Smart Keyboard」シリーズがおすすめ
それでは、詳しく見ていきましょう。
キーボードにはJIS配列とUS配列の2種類がある
キーボードには、日本語配列の「JIS配列」と英語配列の「US配列」があります。
それぞれの特徴は、以下のとおりです。
JIS配列(日本語配列)US配列(英語配列)
Enterキーは縦に長いEnterキーは横に長い
BackSpaceキーが小さいBackSpaceが大きい
Shiftキーが小さいShiftキーが大きい
かな入力モードがあるかな入力モードがない
文字・記号は3つ以上文字・記号は最大2つ
記号配列がそれぞれ遠い記号配列がそれぞれ近い
日本語の打ちやすさを重視するならJIS配列、タイピングのしやすさを重視するならUS配列がおすすめです。
JIS配列キーボードだと正常に認識されないことがある
iPad向けのキーボードは、英語配列(US配列)になっています。
そのため、JIS配列キーボードを使うと、押している記号と違う記号が入力されてしまうことがあるのです。
US配列キーボードの場合は、そのままUS配列で認識されるので、iPadで使うキーボードに向いています。
JIS配列キーボードは「Magic Keyboard」「Smart Keyboard」シリーズがおすすめ
もし、JIS配列キーボードをiPadで使いたい場合は、「Magic Keyboard」「Smart Keyboard」シリーズがおすすめです。
それぞれの特徴は、以下のようになります。
Magic Keyboardの特徴
- タイピング音が小さいため静かな場所で使える
- 充電式なので電池は不要
- 旧Macでも使用できる
- キーの高さが低いため高速タイピングができる
- 持ち運びにも適している
- 耐久性が高い
Smart Keyboardの特徴
- ナイロン素材で覆われており、水や飲み物をこぼしても拭き取れる
- iPadの「設定」で、手動で明るさ調節できる
- 軽くて持ち運びがしやすい
- マグネット式なのでiPadに装着しやすい
- iPad本体から充電できる
- 使用していないときには、iPadを守る役割として活用できる
【iPad】キーボードの接続方法《有線・Smart Connectorタイプ》
ここでは、有線・Smart Connectorタイプのキーボードの接続方法を紹介します。
- 有線タイプはただ繋げるだけ!
- Smart Connectorタイプは端子同士を合わせるだけ!
- 接続解除手順
それでは、詳しく見ていきましょう。
有線タイプはただ繋げるだけ!
有線タイプのキーボードをiPadに繋げるためには、「LightningコネクタをUSBに変換するアダプタ」が必要になります。
接続方法は、iPadにUSBでキーボードを接続するだけです。
もし、接続したときに電力不足のメッセージが表示される場合は、アダプタのLightningコネクタに「USB - Lightningケーブル」を接続して、電源に接続してみてください。
Smart Connectorタイプは端子同士を合わせるだけ!
Smart ConnectorタイプのiPadの場合は、iPad側面または背面に搭載されている「Smart Connector」に接続するだけです。
充電・ペアリング・電源のオンオフ作業は不要で、簡単に接続できます。
接続解除手順
有線タイプは、Bluetoothタイプのようにペアリング解除する必要がありません。
キーボードのスイッチをオフにするか、コードを抜くだけで簡単に解除されます。
【iPad】キーボードの接続方法《無線タイプ(Bluetooth)》
ここでは、無線タイプ(Bluetooth)のキーボードの接続方法を紹介します。
- 事前準備!ペアリングができる状態にしておく
- 接続手順
- 接続解除手順
それでは、詳しく見ていきましょう。
事前準備!ペアリングができる状態にしておく
Bluetoothキーボードと繋げるためには、事前にペアリング(2つのものを組み合わせること)できる状態にしておく必要があります。
Bluetoothキーボードの電源をオンにして、ペアリングモードにしましょう。
接続手順
Bluetoothキーボードを接続する手順は、以下のようになります。
接続手順
(接続する際に数字の入力を求められる場合は、キーボードでiPadの画面上に表示される数字をタップします)
これで、接続は完了です。
ちなみにBluetoothキーボードでは、以下の設定ができます。
Bluetoothキーボードの設定
- 画面上の【日本語-ローマ字】などの項目で使用する言語の変更をできます。基本的にはそのまま(自動)で良いです。
- 自動大文字入力:英字入力の一文字目が自動で大文字にしたい時にONにします
- 自動修正:入力した文字が間違っていると判断した場合、正しいと思われる候補が表示します
- ピリオドの簡易入力:スペースのダブルクリックでピリオドを入力できます(英字入力の時)
- Caps Lockを使用して言語を切り替え:Caps Lockを押して文字入力モードを切り替えたい時にONにします
接続解除手順
Bluetoothキーボードを接続解除する手順は、以下のようになります。
Bluetoothキーボードを接続解除する手順
これで、接続が解除されます。
【iPadに接続】おすすめキーボード
ここでは、iPadに接続できるおすすめキーボードを紹介します。
- 「LOGICOOL K370s マルチデバイス Bluetooth ワイヤレス キーボード (スタンド付属)」
- 「エレコム キーボード Bluetooth パンタグラフ ミニキーボード【軽量モデル】ブラック
それでは、詳しく見ていきましょう。
「LOGICOOL K370s マルチデバイス Bluetooth ワイヤレス キーボード (スタンド付属)」
LOGICOOL(ロジクール)の「K370s」は、ワイヤレスキーボード&スタンドのセットモデルです。
「LOGICOOL(ロジクール) K370s」の特徴は、以下のようになります。
「LOGICOOL(ロジクール) K370s」の特徴
- Easy-Switch™ボタンにタッチしてスマートフォンまたはタブレットに切り替えできる
- 長時間でも静かで快適なタイピングができる
- タイピングしやすい角度に調整できる
- ラバー構造で滑りにくく、モバイル画面を安定させる
- スマートフォンまたはタブレットのホームキーに簡単にアクセスできる
- 24ヵ月のバッテリー寿命・自動スリープとON/OFFスイッチによって、長時間使用することができる
- 最長10メートル離れた場所で接続できる
- 高速データ送信と暗号化されたワイヤレス通信ができる
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「エレコム キーボード Bluetooth パンタグラフ ミニキーボード【軽量モデル】ブラック
エレコムの「TK-FBP102BK」は、3台までのデバイスを瞬時に切り替えられるBluetoothパンタグラフミニキーボードです。
「エレコム TK-FBP102BK」の特徴は、以下のようになります。
「エレコム TK-FBP102BK」の特徴
- 最薄部が6.5mm、重さが264gの薄型・軽量で持ち運びに便利
- 最大3台までのデバイスをペアリング可能
- ノートパソコンのキーボードと同じ「パンタグラフ方式」を採用
- 省電力を実現するBluetooth®3.0 Class2規格に適合している
- Windows OS/Android OS/Macintosh OS/iOSのそれぞれに最適化した入力モードを搭載している
- 外出先での使用にも安心な電池式
- 専用キーを押すだけで実行できる13種類のマルチファンクションキーを搭載している
- 不使用時の電池の消耗を防止できる電源スイッチを搭載している
- 電源ON、ペアリング状況などが分かるLEDランプがついている
- キートップにはスタイリッシュで見やすいオリジナルフォントを使用している
- Android端末で、キーボードの印字通りのキー入力ができるエレコム独自のアプリ「ELECOM Keyboard layout」に対応している
- 専用ドライバなどのインストールは不要で、ペアリングするだけですぐに使用可能
- 19mmのキーピッチと、日本語78キーを採用し、快適なタイピングが可能
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【iPadに接続】おすすめキーボード《Magic Keyboardシリーズ》
ここでは、iPadに接続できるMagic Keyboardシリーズのキーボードを紹介します。
- 「12.9インチiPad Pro用Magic Keyboard」
- 「iPad Air・11インチiPad Pro用Magic Keyboard」
それでは、詳しく見ていきましょう。
「12.9インチiPad Pro用Magic Keyboard」
12.9インチiPad Pro用に開発されたMagic Keyboard。
12.9インチiPad Proの第3世代と第4世代に対応しています。
「2.9インチiPad Pro用Magic Keyboard」の特徴は、以下のようになります。
「2.9インチiPad Pro用Magic Keyboard」の特徴
- ノートパソコンのように、iPad Proを横向きに立ててタイピングできる
- 折りたたむとiPad Proの前面と背面を守るカバーになる(背面にはリンゴマーク)
- iPad Proの背面にある、Smart Connectorで接続する。充電やペアリング作業が不要
- 日本語版、US版、UK版など、6種類のキー配列
- シザー構造で快適なタイピングが可能
- 画面を無段階で角度調整可能
- iPad Proを充電できるUSB-Cポート搭載
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「iPad Air・11インチiPad Pro用Magic Keyboard」
iPad Air・11インチiPad Pro用に開発されたMagic Keyboard。
iPadOS 13.4以降を搭載した12.9インチiPad Pro(第3世代または第4世代)、11インチiPad Pro(第1世代または第2世代)、またはiPad Air(第4世代)に対応しています。
「iPad Air・11インチiPad Pro用Magic Keyboard」の特徴は、以下のようになります。
「iPad Air・11インチiPad Pro用Magic Keyboard」の特徴
- ノートパソコンのように、iPad Proを横向きに立ててタイピングできる
- 折りたたむとiPad Proの前面と背面を守るカバーになる(背面にはリンゴマーク)
- iPad Proの背面にある、Smart Connectorで接続する。充電やペアリング作業が不要
- 日本語版、US版、UK版など、6種類のキー配列
- シザー構造で快適なタイピングが可能
- 画面を無段階で角度調整可能
- iPad Proを充電できるUSB-Cポート搭載
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【iPadに接続】おすすめキーボード《Smart Keyboardシリーズ》
ここでは、iPadに接続できるSmart Keyboardシリーズのキーボードを紹介します。
- 「iPad Air・11インチiPad Pro用Smart Keyboard Folio」
- 「iPad用Smart Keyboard」
それでは、詳しく見ていきましょう。
「iPad Air・11インチiPad Pro用Smart Keyboard Folio」
iPad Air・11インチiPad Pro用に開発されたSmart Keyboard Folio。
iPad Pro(11インチ)(第2世代)、iPad Pro(11インチ)(第1世代)、iPad Air(第4世代)に対応しています。
「iPad Air・11インチiPad Pro用Smart Keyboard Folio」の特徴は、以下のようになります。
「iPad Air・11インチiPad Pro用Smart Keyboard Folio」の特徴
- iPad Proに付けたままApple Pencilも使える
- キートップ全体がナイロン素材で覆われていて、水やホコリにも強い
- Magic Keyboardよりも安い
- 薄くて軽い
- 使わない時はデバイスの前面と背面を守ってくれる
- スクリーンを見やすいポジションに調整することもできる
- 充電やペアリングは不要。キーボードを取り付けるだけ
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「iPad用(第8世代)Smart Keyboard」
iPad用(第8世代)用に開発されたSmart Keyboard。
iPad Pro(10.5インチ)、iPad Air(第3世代)、iPad(第8世代)、iPad(第7世代)に対応しています。
「iPad用(第8世代)Smart Keyboard」の特徴は、以下のようになります。
「iPad用(第8世代)Smart Keyboard」の特徴
- iPad Proに付けたままApple Pencilも使える
- キートップ全体がナイロン素材で覆われていて、水やホコリにも強い
- Magic Keyboardよりも安い
- 薄くて軽い
- 使わない時はデバイスの前面と背面を守ってくれる
- スクリーンを見やすいポジションに調整することもできる
- 充電やペアリングは不要。キーボードを取り付けるだけ
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【iPad】キーボードを接続して入力するときの使える小ワザ
ここでは、iPadにキーボードを接続して入力するときの使える小ワザを紹介します。
- 記号が正常に表示されないときは入力方法を変えてみる!
- ショートカットキー一覧《JIS配列キーボードの場合》
- ショートカットキー一覧《US配列キーボードの場合》
それでは、詳しく見ていきましょう。
入力方法を切り替える
入力方法は、以下の手順で切り替えられます。
入力方法を切り替える方法
(iOS端末のソフトウェアキーボードの設定によって、表示のされ方が異なります)
・日本語(ローマ字)
・日本語(かな入力)
・英語入力(アルファベット)
iOS8以前の場合は、以下の方法で入力方法の切り替えができます。
日本語配列キーボードの場合
・日本語(ローマ字)
・日本語(かな入力)
・英語入力(アルファベット)
英語配列キーボードの場合
・日本語(ローマ字)
・日本語(かな入力)
・英語入力(アルファベット)
ショートカットキー一覧《JIS配列キーボードの場合》
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ショートカットキー一覧《US配列キーボードの場合》
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iPadにキーボードを接続してみよう!
iPadにキーボードを接続すると、文字入力が早くなります。
iPadに接続できるキーボードには様々な種類があるので、価格帯と機能を見ながら自分に合ったものを選びましょう。
iPadにキーボードを接続する方法と接続できるキーボードについてもう一度確認したいときは、ぜひ本記事を参考にしてください!