購入手続きが簡単で、紙の本のように書棚もいらないため、活用している人も多いのではないでしょうか?
しかし、Kindle本を活用する機会が増えると「誤って1-Clickしてしまった」「バージョンの違う本を間違って購入してしまった」ということも起こりがちです。
ここではKindle本の返品の方法やその条件について具体的に説明していくので、返品や返金の仕方で困ったときにはぜひチェックしてみてください。
Kindle本は返品できる?条件をチェック!
Kindle本を返品したいときには、どう対処したらいいのでしょうか?
そもそも購入後に返品はできるのでしょうか?
Kindle本は1-Click で手軽に購入できるため、スマホやタブレットの画面に触れることで、誤って購入してしまうこともあり得ます。
購入直後に誤って購入したことに気づく場合はもちろん、ダウンロードして読み始めてからバージョン違いの本を購入していたことに気づくこともあるかもしれません。
ここではKindle本の返品の条件を具体的に取り上げて紹介していきます。
Kindle本を返品する
誤って購入してしまったKindle本は、返品できる可能性があります。
Amazonのヘルプ&カスタマーサービスには「Kindle本を返品する」の項目があります。
ここには誤って購入した場合の対応が記載されていますが、返品には条件があります。以下の条件に注意しながら返品手続きをしてみましょう。
出典:Amazon ヘルプ&カスタマーサービス
注文日から7日以内に返品手続きすること
Amazonのヘルプ&カスタマーサービスには「誤って購入したKindle本は注文日を含めて7日以内に限り返金できる可能性があります」と記載されています。
誤って購入したまま放っておいて7日が経ってしまうと返金できなくなってしまうので、返品したい場合にはすぐに手続きをすることが大切です。
判断基準はAmazonに委ねられる
では、返金ができる場合はどういうときなのでしょうか?
ヘルプ&カスタマーサービスには「返金は、Amazonの裁量にて承っております」とあり、その判断はAmazonに委ねられる旨が記されています。
誤って購入を選択してしまった場合など、購入手続き直後には問題なくキャンセルできると思いますが、購入してダウンロードした後に「マンガが読みたかったのに、小説だった」と気づいた場合などには、返品・返金の対応をしてもらえるのか気になります。
コンテンツを間違って購入してしまったことによって返品を希望する場合には、Amazonのカスタマーサービスに連絡する必要があります。
注文日から7日間以内に限り、Amazonの判断に委ねる形で返金対応をしてくれる可能性があります。
返金にかかる期間はどれくらい?
Amazonのヘルプ&カスタマーサービスには、返金には通常3~5日かかることが記載されています。
購入時に支払い方法を選択しているので、Kindle本の注文に際して利用した支払い方法に対して処理が行われるのを待ちます。
返金手続きが処理されたときには、登録されているメールアドレスに返金された旨と金額をお知らせするメールが届きます。
Kindle本を返品する方法
Kindle本を購入すると、該当コンテンツのデータを端末にダウンロードすることになります。
紙の本であれば返送も可能ですが、ダウンロードしたコンテンツの返品はどうしたらいいのでしょうか?
ここでは、Kindle本の返品手続きの方法について紹介していきます。
チャットサポートから返品する
Kindle本の返品を希望する場合には、Amazonのカスタマーサービスに連絡します。
「ヘルプ&カスタマーサービス」から「カスタマーサービスに連絡」を選択し、「お問い合わせフォーム」もしくは「カスタマーサービスに連絡」へのリンクをクリックすると、チャットサポートの画面が現れます。
チャットサポートでは対話型のチャットボットを通じてAIで必要な対応ができるようになっています。
プライム・ビデオ、ミュージック、Kindle本などのジャンルから問い合わせの商品には返品したい商品を選び、問い合わせの内容では「その他」を選ぶと、チャットサポートが始まります。
チャットによる担当者の対応が始まったら、Kindle本を間違って購入してしまったので返品したい旨を伝えて返金処理をしてもらいましょう。
電話で返品する
Amazonのカスタマーサービスでは、「Amazon.co.jpからお電話いたします」を選択することもできます。
「Amazon.co.jpからお電話いたします」をクリックすると、内容を選ぶ画面が出てきます。
「お問い合わせの種類」および「注文内容の確認、変更、キャンセル」を選んで、電話がかかってくるのを待ちます。
対応してもらう内容はチャットサービスと同じです。
メールで返品する
返品の問い合わせ方法には、Eメールを選択することもできます。
Amazonのカスタマーサービスからメールによる対応を選ぶことで、メール対応が可能です。
しかし、メールはチャットや電話よりも時間がかかってしまうので、即時に対応できるのはチャットサポートや電話になります。
予約したKindle本をキャンセルするには?
発売前のKindle本を購入したい場合、事前に予約することもあります。
予約したKindle本は、発売日になると配信されるシステムになっています。
予約した発売前のKindle本も、購入画面にある「誤って購入してしまいましたか?注文をキャンセル」をクリックすることで簡単にキャンセルできます。
また、注文履歴から該当する商品を選んで「注文をキャンセル」を選択することもできます。
予約をキャンセルした商品は注文履歴に「取り消されました」と表示され、履歴として残ります。
Kindle本を1-Clickで間違えて購入してしまった場合の返品方法
AmazonのKindle本の購入手続きは、「1-Clickで今すぐ買う」「注文を確定する」をクリックするだけですぐに完了します。
購入手続きが簡単なのはメリットでもありますが、スマホやタブレットの画面に触れていたときに誤って購入してしまうという状況が起こる可能性もあります。
ここでは1-Clickで購入できてしまうことへの対応策について紹介していきます。
1-Clickで購入した場合の返品方法
誤って「1-Clickで今すぐ買う」をクリックしてしまい注文確定の画面が出た場合には、「どうしよう」と思ってしまうかもしれませんが、慌てなくて大丈夫です。
購入手続きをした後の画面には「注文をキャンセル」のリンクが表示されています。
この時点で「誤って購入してしまいましたか?注文をキャンセル」を選択することで、注文はすぐにキャンセルされ、自動的に返金処理が行われます。
購入直後は返品手続きも簡単なので、誤って操作してしまったときにはすぐに対処しましょう。
1-Clickによる購入を避ける方法
寝る直前までスマホを触っている人は、うとうとしながら操作をしていて、目覚めたときにおかしな画面が出ていてびっくりすることもあります。
夜中にECサイトを見ていて、つい気になる商品を「ポチってしまう」傾向がある人も、1-Clickでの注文が恐いなと感じていることがあるでしょう。
このような衝動的な購入や誤操作を避けたい場合には、自分の端末の1-Clickの設定を変更しておくことができます。
1-Clickで購入できないようにすることで、購入するまでに冷静になって考えることができます。
「1-Clickで今すぐ買う」を適用しないようにするには、Amazonのアカウントサービスの「設定」から「1-Click設定の管理」を選び、「すべての1-Clickを無効化」を選択します。
設定を変更することで「1-Clickで今すぐ買う」ができなくなります。
小さなお子様が端末を触ってしまう可能性がある場合でも、このように設定を変更しておくと安心できます。
Kindle本を返品する際の疑問を解決!
Kindle本の返品には、手数料が発生する場合やペナルティが生じることがあるのでしょうか?
Kindle本を誤って購入してしまった場合は、返品できるとは言っても手続きに料金がかかったりするのでは、と心配になることもあります。
ここでは、Amazonの返品対応に際して気になるポイントを取り上げて説明していきます。
返品時に手数料は発生する?
Kindle本の返品に際して、Amazonでの対応に手数料がかかることはありません。
ダウンロードして読むスタイルのKindle本は、返品するに当たって配送料がかかることはありませんし、Amazonによる返品手続きで手数料が発生することもありません。
Amazonでの返品手続きが可能であれば、それに関して料金が発生することはありません。
ペナルティを受ける可能性はある?
返品で料金が発生することはないとしても、もしかしたら何らかのペナルティがあるのでは?と不安に思う場合もあるでしょう。
ヘルプ&カスタマーサービスには「返金は、Amazonの裁量にて承っております」と記されています。
そこにはペナルティに関する記載はありません。
しかし、Kindle本は7日以内であれば返品できますが、返品を何度も繰り返していると返品・返金対応ができなくなることがあります。
何度も返品対応をしてもらうと迷惑になることも想像できるので、頻繁に返品依頼をしないように気をつけましょう。
Kindle端末を返品するには?
Kindle本は、タブレットやスマホなどでも読めますが、Amazonでは「Kindle電子書籍リーダー」を各種販売しています。
Kindle電子書籍リーダーはKindle本を読むための専用端末なので、取り扱いもスムーズで読書が快適にできます。
では、Amazonで購入した「Kindle電子書籍リーダー」を返品したいという場合には、どうしたらいいのでしょうか?
ここではKindle本のコンテンツではなく、端末本体を返品したい場合について紹介していきます。
Kindle端末の返品条件
Amazonのヘルプ&カスタマーサービスには、「Kindle電子書籍リーダー」などのAmazonデバイスについても返品の仕方が記載されています。
そこには「商品到着日から30日以内で、商品が未使用の場合かつ返品ポリシーにそって返品いただいた場合にのみ、返品を承っております」とあります。
端末の返品には配送が伴うため、コンテンツの返品とは対応が異なります。
Kindle端末の返品では商品代金と消費税は全額返金されますが、配送料や代引手数料については返金されないので気をつけましょう。
Kindle端末を返品する手順
Kindle端末の返品は、決められた手順にそって行う必要があります。
返品手順はAmazonのヘルプ&カスタマーサービスに記載されています。
以下に概要を記しますが、実際に返品する際にはカスタマーサービスの「返品方法」を必ず確認してください。
Amazonで返品に対応しているのは「商品到着日から30日以内で、商品が未使用の場合かつ返品ポリシーにそって返品いただいた場合のみ」なので、返品方法を守ることは返品できる条件の1つでもあります。
Amazonデバイスの返品方法
送り状の品名に「電子書籍リーダー」と記載しよう
Amazonデバイスには、Kindle専用の端末の他にも種類があります。
Kindle端末を返品する際には、送り状の品名に「電子書籍リーダー」と記載します。
必ず初期化して返品すること!
Kindle端末を返品する場合には、届いたときの状態に戻しておくことが大切です。
端末には個人情報やダウンロードしたコンテンツが登録されていることがあるので、必ず初期化してから返品するようにします。
「Kindle電子書籍リーダー」を初期化する方法は、以下のとおりです。
Kindle端末を初期化する方法
Kindle本の返品方法を知っておこう!
端末にコンテンツをダウンロードできるKindle本は、手軽に購入できることが魅力の1つです。
購入が簡単なことから「返品はできるの?」「手順はどうしたらいいの?」との疑問も生じるかもしれません。
Kindle本を読む機会が多い人は、返品方法も知っておくことで安心して活用できるのではないでしょうか。
誤って購入した場合には7日以内であれば返品できる可能性があるので、カスタマーサービスのチャットを上手に利用して返品手続きしてみましょう。