浅草寺や花やしきに隣接し、ホッピー通りもご近所。観光にも好立地のホテル【御宿 野乃浅草別邸】。
|浅草を楽しむ温泉ホテル
凌天の湯 御宿 野乃浅草別邸は、ドーミーインの和風プレミアムホテルとして同じく共立メンテナンスが運営する、すぐ隣の「凌雲の湯 御宿 野乃浅草」の姉妹館です。1、2名での利用はもちろん、ファミリー向けの客室も備え、浅草の休日を楽しむにはピッタリの温泉付きホテルです。
▲宿は浅草寺と花やしきに隣接する好立地
つくばEXPRESS「浅草」駅より徒歩4分ほど、東京メトロ銀座線「浅草」駅より徒歩8分ほど。周辺には土産物を扱う大型店舗のほか、飲食店は老舗から低料金で飲める居酒屋も数多く、浅草観光に大変便利な立地です。

▲浅草や江戸をモチーフにしたオブジェがお出迎え
建物の南北をつなぐ通路にはひな壇が設けられ、招き猫や羽子板、コマや鯛などの縁起物が並びます。よく見るとドーミーインのオリジナルキャラクター、ドーミーいんこもまぎれています。

▲フロントは和風旅館のしつらえ
チェックインはスタッフがタブレットを使いながら行います。フロント背後の窓には、鯛や打ち出の小槌、扇といった日本古来の縁起物の木彫りがはめ込まれ、古くから浅草寺と共に賑わう浅草の街の活気を伝えます。

▲靴は下駄箱に預けます
江戸の街を火事から守る火消しが持つ纏(まとい)が飾られる下駄箱。旗印が「のの」になっています。野乃ブランドの宿は全館畳敷きになっていて、素足で気持ちよく過ごせます。

▲エレベーターは非接触ボタン
エレベーターのボタンには触ることなく、指を近づけるだけで反応します。
|天然温泉とセルフロウリュつきサウナが魅力
御宿 野乃といえば、温泉とサウナが人気のお宿。特に浅草別邸では、敷地内に湧く褐色の天然温泉 “黒湯” を引くほか、男女共に高温サウナを用意。ホテルのサウナでは珍しくセルフロウリュを楽しめるのも魅力です。このほかジェットバスや外気浴ができる壷湯なども用意。東京浅草で温泉気分を味わえます。

▲黒湯の天然温泉
ホテルが立つのは2016年に閉店した温泉銭湯「浅草観音温泉」の跡地で、温泉がそのまま引き継がれています。泉質は26度ほどのナトリウム – 炭酸水素塩泉のため適温に加熱。昭和32年(1957年)から地元浅草で親しまれてきた歴史ある温泉に浸かることができます。障子を思わせる壁面には、江戸時代の浅草寺の様子が描かれ、五重塔の位置など現在との違いも楽しめます。

▲色の濃い黒湯が魅力の天然温泉。子供用の白色の桶でお湯をすくうと、色の濃さが判ります
意外にも浅草や上野、蒲田など、黒湯温泉が湧く東京。

▲高温サウナ
サウナ内は男女ともテレビ付きで、のんびり楽しむことができます。

▲セルフロウリュを楽しめます
ホテルではたいへん稀少なセルフロウリュができるのも、大きな魅力のひとつ。アロマ水を焼けたサウナストーンにかけると、心地よい香りと強烈な熱さに包まれました。

▲90㎝の深さがある強冷水風呂
水風呂には水温を管理するチラー(冷却水循環装置)を備えます。通常の水温は12~13度ほどでキリっと冷たくスッキリします。

▲男湯にある特別なミスト装置
大浴場は地下1階にあるため露天ではありませんが、湯船やととのい椅子を置いた外湯の外気スペースを用意。より心地よくととのいたい方は、赤い「ととのい増強レバー」(男湯のみ)をひねると頭上のノズルから霧雨状の水が噴霧され、サウナで熱くなった身体を優しく冷却できる新感覚の装置です。男女共に備えたドーミーイン岡山に次ぐ2箇所目の設備なので、サウナファンは試す価値アリです。

▲日本画で江戸にタイムスリップ
外湯には2つ壷湯が置かれ、それぞれ約40度のぬる湯と約43度の熱湯になっています。

▲ゆとりのある脱衣場
脱衣場には鍵付きのロッカーを設置。ドライヤーはパナソニックの新型プレミアムドライヤーを備えるほか、女湯にはリファのビューテックドライヤーも置かれ、使い心地を試せます。

▲女湯内湯
女湯も、男湯同様に黒湯の湯船やジャグジー、セルフロウリュを備えた高温サウナ、壺湯などを楽しめます。温泉とサウナで高い人気の同ホテルだけに、大浴場の充実度は高いです。
|家族で楽しめる「デラックストリプル」
ダブル、ツイン、トリプルなど1名から4名まで利用できる多彩な客室タイプを117室用意。室内は畳敷きで、アメリカ・サータ社のベッドマットを採用しています。

▲客室階の廊下も畳敷き

▲デラックストリプルルーム
35.63~38.03平米とゆとりある広さの客室です。テーブルや椅子が置かれ、リビング共用のベッドルームに加え、ダブルベッドを1台置いた部屋も備えます。

▲江戸の文化を伝える装飾も
客室のテレビ画面では、大浴場やレストランの混雑状況、ランドリーの使用状況を確認できます。

▲客室の指定はできませんが、浅草寺やスカイツリーが見える客室も
一部の客室からは、浅草寺の五重塔や赤い破風板が見える観音堂(本堂)、さらに東京スカイツリー(R)もよく見えます。夜のライトアップも見応え十分で、浅草寺の夜散歩もおすすめです。

▲バス、トイレ、洗面はセパレートタイプです
大浴場を備えるドーミーインや野乃ブランドの客室は、ほとんどのバスルームがシャワーブースのみですが、御宿 野乃浅草別邸ではデラックストリプルルームだけにバスタブを設置。

▲デラックストリプルルームとスーペリアクイーンルームにだけリファのシャワーヘッドとドライヤーを備えます
|花やしきが見られる客室も
こちらも部屋の指定はできませんが、窓から「浅草花やしき」が見える客室もあります。イルミネーションで光り輝く夜も華やか。子供はもちろん大人でも気分が盛り上がる客室です。

▲「クイーンルーム」は17.3平米

▲この景色も人気です
日本最古の遊園地「花やしき」。一部の客室からはローラーコースターやメリーゴーランドが間近に見られ、夜はネオンがピカピカ光ってとてもキレイです。

▲椅子付きのシャワーブース
|大浴場を楽しむための客室備品
各客室には大浴場への行き来で使う湯籠や、タオルを乾かすタオル掛けなどを用意。冷蔵庫には人数分のウェルカムスイーツを用意します。

▲備え付けの湯かごの中には、タオル類の他に足袋ソックスも入っています

▲館内着の作務衣は背中に宿の名前が刺繍されてお洒落です
|うれしい無料サービスも!
無料サービスを楽しめるのも野乃が人気の理由です。漫画コーナーや湯上がりに美味しいアイスキャンディー、夜食の夜鳴きそばを用意します。

▲地下1階のくつろぎ処にあるマッサージチェアも無料
大浴場近くのくつろぎ処は24時間利用できて、マッサージチェアや無料のアイスキャンディー、豊富にそろえたマンガの単行本を用意します。200度リクライニングして “無重力マッサージ” ができる「あんま王4」が2台置かれ、いつもお客さんが利用していました。

▲15時から25時まで、湯上り処には4種類の無料のアイスキャンディーを用意

▲朝風呂の後におすすめ <画像提供:天然温泉 凌天の湯 御宿 野乃浅草別邸>
翌朝5時から10時までは、アイスキャンディに替わって無料の乳酸菌飲料が置かれます。

▲大人気の夜鳴きそばも無料
21時30分から23時まで、地下1階のレストランで提供されるあっさり味の醤油ラーメン。
浅草や浅草寺をたっぷり満喫できる絶好の場所にオープンしたばかりの【御宿 野乃浅草別邸】。サウナを備えた天然温泉の大浴場や、夜鳴きそばやアイスキャンディーの無料サービスなど、うれしさ盛りだくさん。東京の和風プレミアムホテルを満喫してみてくださいね。<text&photo:みなみじゅん 予約・問:天然温泉 凌天の湯 御宿 野乃浅草別邸 https://dormy-hotels.com/dormyinn/hotels/nono_asakusabettei/>