「友達は甘いものをたくさん食べているのに痩せているのに、私は少し食べただけで太ってしまう…」と感じたことありませんか?同じ量を食べても、太りやすい人と太りにくい人がいるのは事実です。そこで今回は、その違いが生まれる理由を紹介します。

基礎代謝が違うから

基礎代謝とは「何もしていなくても消費されるエネルギー量」のこと。この量が多い人は食べても太りにくい傾向があります。筋肉量が多い人ほど基礎代謝が高くなるため、同じ体重でも筋肉量の差で消費カロリーに違いが生まれます。また、年齢とともに筋肉量減少して基礎代謝は低下するので、生活習慣を変えないでいると体重が増加しやすくもなっていくのです。

食べ方が違うから

食べる量だけでなく「どう食べるか」も重要なポイントです。ゆっくりよく噛んで食べる人は満腹感を得やすく、結果的に食べ過ぎを防げます。反対に、早食いの人は満腹中枢が反応する前に多くのカロリーを摂取してしまいがち。また、「食べても太らない人」は無意識のうちに食事量を調整していることも。例えば、前日に多く食べた翌日は自然と少なめにするといった調整が働いています。

日常動作で消費されるカロリーが違うから

「非運動性熱産生(NEAT)」という言葉をご存知ですか?これは、運動以外の日常動作で消費されるエネルギーのこと。食べても太りにくい人は、座っているときも小さく体を動かしたり、立ち上がる回数が多かったりと、無意識に活動量が多い傾向があります。この日常の小さな動きによって、個人差はありますが1日で200~300kcalもの差になることもあるのです。

人それぞれ体質の違いはあるものの、完全に変えられないわけではありません。自分の体を理解し、基礎代謝を上げる筋トレや、食べ方の見直し、日常の中で少しでも動く習慣を取り入れることで、「食べても太らない人」に少しずつ近づいていきましょうね。

<text:beauty news tokyo編集部>

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