恋愛においてパートナーに対して正直であることは大切な要素。ですが、すべてを包み隠さず伝えることが必ずしも必要とは限りません。

そこで今回は、彼氏への「自己開示」の境界線について解説します。

優しさから来る「秘密」と単なる「隠し事」は大きく異なる

優しさから来る「秘密」と「隠し事」は似ているようで、実は大きく異なります。隠し事とはバレたら関係性が崩れるような裏切り行為。一方で優しさから来る秘密とは、お互いの関係をより良くするために、あえて共有しないことを選ぶことです。例えば、彼の好みに合わせるために努力していることや、彼のプレゼントに喜んだふりをすることなどが当てはまるでしょう。

過去についての感情整理は自分の中で完結させる

元カレとの思い出や、別れの痛み、そこから学んだことなど、過去の恋愛で感じた複雑な感情は、必ずしも現在の彼と共有する必要はありません。特に「元カレとの楽しかった思い出」や「忘れられない初恋の相手」についての詳細は、現在の彼を不安にさせるだけ。大切なのは、過去の経験から学んだことを現在の関係に生かすことなのです。

友人との関係性についても共有する必要なし

友人関係と恋愛関係は別の価値を持つもので、友人関係について必ずしも彼と共有する必要はありません。友人との関係を大切にすることは、恋愛関係に依存しすぎないためにも必要なことですし、「彼氏以外の人間関係も大切にしている」という姿勢は、彼氏からの信頼を高めることにもつながるでしょう。

恋愛において「正直であること」と「すべてを共有すること」は違います。お互いのプライバシーと個性を尊重し、適切な境界線を設けることが、長く続く健全な関係の秘訣ですよ。

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