「食事制限してるのに体重が減らない」「そんなに食べてないのに太る」——そんな悩みを抱えていませんか?でも、自覚していないところで意外とカロリーを摂ってしまっている人は少なくありません。そこで今回は、見逃しがちな“隠れカロリー”の正体と、その対策を紹介します。

無意識の「ちょこちょこ食べ」にご用心

朝のコーヒーに入れる砂糖やミルク、仕事中に口にするお菓子、夕食を作りながらの“味見”……。これらは「食事」として記録されないことが多く、無意識のうちにカロリーオーバーにつながります。

「食べてないのに太る」人の共通点。見逃しがちな“隠れカロリー...の画像はこちら >>

たった一口のつもりでも、1日で200~300kcal、1週間で1,000kcal以上になることも。「自分では食べていないつもり」でも、ちょこちょこ食べが積み重なると、しっかり太る要因になります。

意外と盲点。「飲み物」のカロリーに注意!

特に「飲み物」は“ノーカウント”になりやすい代表格。カフェラテ1杯で150kcal、缶コーヒー1本で80kcal、フルーツジュースは1杯で120kcal以上ある場合も。

しかも、「健康そう」と思って選ぶスムージーやヨーグルトドリンクも、糖分が多いことがあるので油断は禁物。水やお茶をベースに飲み物を選ぶようにするだけでも、大幅なカロリーカットにつながります。

「調味料」でヘルシーが台無しになることも

せっかく野菜を食べても、ドレッシングやマヨネーズをたっぷりかけてしまっては台無し。例えば、マヨネーズは大さじ1杯で約100kcalですし、ドレッシングやケチャップも油分や糖分が多く含まれています。

見直すべきは「何を食べるか」だけでなく、「何をどれくらいかけるか」。調味料を“控えめ”にするだけでも、知らないうちに摂っていたカロリーを大きく減らせます。

小さな意識の積み重ねが、大きな差を生む

「食べてないのに太る」——その原因の多くは、“気づかないうちに摂っているカロリー”。

完璧に食事を管理する必要はありませんが、まずは飲み物・つまみ食い・調味料の使い方を少し意識しましょう。毎日の「なんとなく」の積み重ねが、体重の明暗を分けるカギになりますよ。<監修:かめやまあけみ(食生活アドバイザー)>

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