やまと、ゆうた、ひゅうが、ゆうま、あむぎりからなる5人組YouTuber・コムドット。2018年に地元の友達で結成され、「地元ノリを全国へ」をスローガンに掲げ活動しています。
2021年12月にはチャンネル登録者数300万人を突破、昨年の数々のトレンドランキングでランクイン、『NYLON JAPAN』(カエルム)や『ViVi』(講談社)においても表紙を飾るなど、若者のトレンドを席巻。リーダーであるやまとの著書である『聖域』は累計発行部数40万部、コムドットの初写真集『TRACE』も30万部を突破する大ヒットとなっており、その勢いはとどまるところを知りません。
そんな彼らがこの度『第34回 マイナビ 東京ガールズコレクション 2022 SPRING/SUMMER』(以下、マイナビ TGC 2022 S/S)に出演が決定したということで、5人にインタビューを敢行。「TGC出演が昔からの夢だった」と語る彼らに、TGC出演について、自分の個性の出し方、好きな女性のファッションまで、さまざまなお話を伺いました。
SPECIAL INTERVIEW
コムドットにとって憧れのステージだったTGC
——コムドットのみなさんにとって『マイナビ TGC 2022 S/S』でTGCは初出演となります。このお話を聞いたときどう感じましたか?
一同「びっくりでした!」
やまと「TGCといえばモデルさんや芸能人の方が出るという印象が強くて、YouTuberが出ているイメージがなかったので光栄でした。5人でめちゃくちゃ喜びましたね」
——コムドットのみなさんの中でTGC出演は目標のひとつでもあったのでしょうか?
やまと「そうですね。まだチャンネル登録者が3000人くらいの底辺時代に、「いつか絶対TGC出てやる」とツイートしたことがあって。YouTubeを始めたころから憧れのステージでした」

——これまでメインチャンネルだけでも1200本近く投稿されていますが、1番焦った企画は何でしょうか?
ゆうま「僕はメンズエステに行くところを目撃されてしまったことです。お相手の方が出てきてしまうシーンがありまして、そこで引き返したあのときが一番焦りましたね(笑)」
一同「あははは(笑)」
やまと「お相手って言うな、ただ施術されただけで(笑)」
あむぎり「僕は逮捕ドッキリがやっぱり1番焦りました」
一同「あー!分かる」
——逮捕ドッキリはグループの友情が垣間見られた企画でしたよね。逆にこれ手応えあったなっていう企画はありますか?
やまと「俺とひゅうがが喧嘩する動画ですかね。今までひゅうがとは喧嘩したことすらなかったのでぶっつけ本番になったんですけど、それにしてはだいぶ喧嘩できたなっていう」
ゆうた「いや、あのときは本当ピリついてたよ」
ひゅうが「アクシデントで泣いたからね、やまとが(笑)」
やまと「あんなに俺って演技できるんだって思いましたね」
ひゅうが「あれは面白かったね」
——「笑ったら即坊主の旅」や「24時間ドロケイ」など、そういった大型企画というのはコムドットのみなさんの醍醐味ですよね。2022年の新年1発目の大型企画としては「24時間逆鬼ごっこ」がありました。
やまと「自分たちのなかで撮影が終わった時点で「よし!これは違うな」っていう雰囲気を感じた企画ですね。そういった企画って視聴者の反応も普段より良かったりするんですよ」
ひゅうが「あの大きい企画っていうのは普通の撮影よりもまず楽しいよね」
やまと「普段であれば、撮れ高というのは考えながらやるんですけど、鬼を追ってる最中、追われてる最中は撮れ高のことはまったく考えないんですよ。ゆうまの走っているときの顔なんてひどいじゃないですか、こいつカメラ忘れているなっていう(笑)。ああいう大型の企画って本当に楽しいですね」
——コムドットといえば企画以外にも編集の見せ方もこだわってやられていますよね。編集で意識されていることはありますか?
やまと「わかりやすさですね。僕らって地元の友達の話とかをしちゃうので、できるだけその人を伝わりやすく話したり、画像や映像を入れて想像しやすくしたり、というのは緻密にやっていますね。僕たちは“地元のノリを全国へ”をスローガンに掲げているので、そういうところは意識しています」
恋愛トーク!お互いが恋人にしたいメンバーは?
——ここからは個別にお伺いできればと思います。もしYouTuberではなかったら今頃何になっていたと思いますか?
やまと「元々バイトしていて人の下で働くのが苦手だと感じていました。そういう部分もあってYouTubeを始めているので、何かしらで起業しようともがいているか、すでに起業してるかのどっちかかな」
ゆうた「YouTuberになる前は芸人さんを目指していましたね。芸人さんじゃなくても、努力の量が成果に表れる仕事に就いていたんじゃないかなと思います」
ひゅうが「元々漠然とお金を稼ぎたいという夢があって仕事を頑張っていたんですけど、僕は学力が低かったので良い会社に務めるとかは考えていなくて、正直悪い方向に流れていた可能性もあったと思います。もしくは友達とYouTubeじゃない形で一緒に仕事をしたりとか。YouTubeに誘ってくれたから今平和な世界にいられるなって思いますね」
ゆうま「旅行するのが好きだったので旅行系の会社とかもいいなと思ってたんですけど、大学では経済学部を専攻していたので、金融系とかに普通に就職して普通に働いてっていう感じだったと思います(笑)」
あむぎり「普通にサラリーマンになっていたと思います。元々1人でYouTuberをやっていたんですけど、あんまりうまくいってなくて……」

——もし自分が女性だった場合、メンバーの中でお付き合いしたいのは誰ですか?
やまと「これは間違いなく僕ですね!他のメンバーの良いところ、良くないところを全部知ってますけど、付き合うなら僕なんじゃないかなと(笑)。
ゆうた「……これ黙秘権とかないですかね(笑)?強いて言うなら僕はゆうまかな。ゆうまってあんまり他人に干渉しないタイプなので、自分のやりたいようにやらせてくれるかなって」
ひゅうが「深い男友達だからこそ迷うな……。自分が一番良いなと思うんですけど、他の4人の中であればゆうまですね。やっぱり優しくて怒らないですし、女の子になったっていうことを考えたときに怒られるのは嫌じゃないですか」
ゆうま「やっぱりゆうたですかね。女性目線に立ったときに女性の扱いが上手いと思いますし、僕たちに対してもいつも優しいんです。何よりメンバーから見たときも男らしいですし。実際に女性からモテているのもゆうたですね」
あむぎり「ひゅうがです。男らしいというか頼もしいので引っ張ってもらいたい(笑)。ひゅうがは僕が落ち込んでいるときとかに結構助けてくれるので頼りがいがあるんですよ」

——どんなファッションの女性が好きですか?
やまと「きれいめなファッションがいいですね。女の子女の子してるよりは、トレンチコートのようにスラッと着こなしてくれるほうが好きかな」
ゆうた「きれいめな服が好きですね。ジーパンというよりはニットが特に好きで、揺れるイヤリングとかネックレスとか身につけていたらなお良いです」
ひゅうが「一昔前まではかわいいパーカーが好きだったんですけど、今はかっこいい感じでシルエットが見える服を着てる女の子がかわいいと思いますね」
ゆうま「僕はファッションに疎いんで、女の子女の子してないほうが好きですね。
あむぎり「ずっと言ってるんですけど、僕はフレアパンツが好きなんですよ。逆に足が露出してるファッションも好きですね」

——異性のキュンとする仕草やセリフはありますか?
やまと「スーパーとかで上のものを取ろうとして届かないときに『これ取って』って言われるとかですかね。自分でやろうするんだけどできないところを見るとかわいいなって思います。僕は自分で何でも決めてしまうタイプなんですけど、相手から『○○行きたい』とか言われたらめっちゃ嬉しい」
ゆうた「字を書いているときとか、パソコンをいじっているとかなんでもいいんですけど、集中して眉間のところにちょっとだけ力が入ってるのが昔から好きです。セリフでいえば、『何してるの?』『何してた?』とかは気にかけられている感じがして、聞かれると嬉しいですね」
ひゅうが「普段メイクしてる人のすっぴんを見たときにいいなって思います。あと、漫画みたいなんですけど現実にあった話で、電車で女の子から『終電逃しちゃおうよ』と言われたときはドラマみたいだと思いましたし、ドキッとしました(笑)」
ゆうま「女性が髪をふわっとやっているとキュンとしますね。セリフではないんですけど、博多弁が好きで、大学生の頃は新入生に博多弁の子がいないか探してました(笑)」
あむぎり「さりげないボディタッチかな。例えば、笑いながら腕とかポンと叩いてきたりすると良いなって思います。セリフはストレートに『かっこいい』とか言われたらキュンとします」

——みなさんは好きな人ができたらどうなるタイプですか?
やまと「僕はあんまり変わんないですね。基本的に僕が引っ張っていく感じじゃないかな。僕が見てきた中で自分からこれしたいあれしたいって言ってくる女性の方って少ない印象があるので、基本的に僕がリードする感じになるんですよ」
ゆうた「デレデレになりますね。でもみんなの前ではデレデレはしないかな。
ひゅうが「外では見栄を張るタイプなんですが、2人でいるときは甘えるというか気を抜いた感じになると思います……恥ずかしいんですけどね(笑)」
ゆうま「自分からこうなるということはなくて、相手によりますかね。相手に合わせていくというか」
あむぎり「お付き合いする前は強気にいけるんですけど、お付き合いしたら消極的になるので相手に引っ張ってもらいたいですね」

“自分の個性”を出す秘訣は「自分の個性をまずは理解すること」
——コムドットといえばやっぱり仲の良さが魅力だと思うのですが、友達・仲間・同僚など人間関係をうまく築く秘訣はありますか?
ゆうた「よく言っているんですけど、長い間一緒にいると自分がやられて嫌なことが分かってくるので、それをやらないようにだけしておけばずっと仲良くできるんじゃないかなと思いますね」
ひゅうが「俺たちは一緒にいる時間が異常だよね」
やまと「長く一緒にいることでお互いを知ることになって、ゆうたが言うように相手が嫌がることはしないとか、逆に好きなことはしてあげるとかにつながるんじゃないかな。それが良い関係性でいられる秘訣なんだと思います」
——みなさんは一人ひとりが個性的な活躍をされていますよね。最後にどうしたら“自分の個性”を出して活躍できるのか教えていただけますか。
やまと「まずは“自分の個性を理解すること”が大事だと感じますね。これは自分ひとりでは中々難しいことだと思っていて、僕たちは自分たちのキャラクターについて『お前こういう感じで見られてるよ』みたいな形でメンバーとよく話し合うんですよ。友達から教えてもらうことによって自分の個性が分かるし、自分の磨くべき部分が見えてくるのかなと思います」

INFORMATION
『第34回 マイナビ 東京ガールズコレクション 2022 SPRING/SUMMER』
《日時》2022年3月21日(月・祝)
《会場》国立代々木競技場第一体育館
《公式サイト》https://tgc.girlswalker.com/22ss/
文:川崎龍也