Fire-King(ファイヤーキング)は、アメリカで1940年代~1970年代まで製造されていた、ミルクガラスを主とした食器ブランドです。アメリカではもちろん、日本でも人気が高いFire-Kingは、2011年から日本で再び生産、販売されているほど!今回は、そんなFire-Kingについて見ていきたいと思います。
Fire-Kingの特性と魅力
多くの人がFire-Kingに心惹かれるのは、なぜなのでしょうか?最初に、その理由であるFire-Kingの特性と魅力を見ていきましょう。見た目だけではない、Fire-Kingの良さを知ってくださいね!
■耐熱性の高さ
Fire-Kingは、耐熱ガラスでできています。そのため熱に強く、このようにキャンドルホルダーとして使うこともできるほど。ミルクガラスを通した光は、とても優しい雰囲気ですね。もちろん、普通のガラスと違い、熱いお湯を注ぐのもOK。ただし、急激な温度変化には弱いので、電子レンジは避けたほうが安全です。
■匂いがつきにくく汚れが落ちやすい

ガラスの食器は表面がとてもなめらかで、食品や飲み物の匂いうつりがしにくく、また、油汚れを含めた汚れが落ちやすいので、衛生的に保ちやすいのが特徴です。そしてFire-Kingは耐熱ガラスなので、熱湯消毒もできますよ。見た目もこのとおり、ガラスの輝きで清潔感を感じさせてくれますね。
■優しい透け感

Fire-Kingは、このようにコーヒーや紅茶を淹れたときの、優しい透け感が魅力です。食卓に置いているときも光を通すので、明るい雰囲気になりますね。こちらのユーザーさんが使っていらっしゃるカップ&ソーサーは、ガラスが薄手のタイプなので、より透け感が出やすく、食器の模様を浮かび上がらせてくれています。
■コレクター心理をくすぐるラインナップ

Fire-Kingはコレクターも多いです。ヴィンテージなので、どこでも手に入るというわけではないという希少性、それから、広告として使われていたため、例えばマクドナルドだけでもこのようにいろいろなタイプがあったりと、集める楽しさもあるからです。
Fire-Kingマグのざっくり分類
Fire-Kingで一番多くの方が持っているのがマグカップですね。Fire-Kingのマグカップには、とにかくたくさんの種類があり、そして多くの人気シリーズがありますが、ここでは、どのようなマグカップがあるのか、ざっくりと4種類に分けてお伝えしていきます。
■人気の高いジェダイ&ターコイズマグ

Fire-Kingと言えばジェダイ、というイメージの方も多いのでは?こちらのユーザーさんの棚に置かれたジェダイは、まさに圧巻ですね!マグにもいろいろな形があるのが分かります。そしてジェダイの下には、こちらも人気なターコイズ。このジェダイとターコイズは、色がガラスに練りこまれているのが特徴です。
■形もいろいろなカラーマグ

カラーマグは、ホワイトのマグに色が吹き付けられたもの。2色に色付けされたものもあります。そして、カラーマグは色だけでなく形も豊富なので、このように並べるとポップな雰囲気になりますね。右下にあるゴツゴツした形のマグはキンバリーといい、カラーマグの中でも人気が高いです。
■お気に入りを見つけたい柄入りマグ

ずらっとミルクガラスが並んだ棚は、見るだけでウキウキしてしまいます♪この一番上の段と、二段目の棚の手前にあるのがFire-Kingのマグ。可愛いキャラクターマグ、ポップなフルーツ柄のマグ、男前な広告マグなど、柄入りマグにはいろいろなタイプのものがあります。きっとお気に入りのマグが見つかりますよ!
■上品さのあるクリアマグ

Fire-Kingはミルクガラスの商品が多いのですが、クリアガラスのものもあります。こちらのユーザーさんが使っていらっしゃる、サファイヤブルーのガラスでできた、フィルビーというシリーズのマグは、その美しい柄がとても魅力的。Fire-Kingの中でも初期に作られたものです。
マグ以外のFire-King
Fire-Kingには、マグ以外にも魅力的なものがいろいろあります。マグを手にした方は、ぜひ他のものもそろえてみてはいかがでしょうか?耐熱ガラスだからこそ使える、調理器具などもありますよ。
■スナックセット

Fire-Kingには、さまざまなサイズのプレートやスープ用のボウルなどもあり、食事時には活躍してくれます。そして、朝食やおやつの時間などに、重宝するのが、このカップとプレートがセットになった、スナックセット。使うだけでカフェ風の雰囲気を楽しむことができます。箱のデザインもかわいいですね!
■ミキシングボウル

上の段に並べられたミキシングボウルのうち、リンゴ柄と黒のドット柄のボウルがFire-Kingのものです。Fire-Kingのミキシングボウルは、同柄で異なるサイズがあるため、混ぜたいものの量によって使い分けることができますよ。フルーツを入れて置いておいても、絵になりますね。
■キャセロール

オーブン料理を作るときに使われるのが、このキャセロールです。耐熱容器なのでオーブンで使えて、見栄えがするのでそのまま食卓にあげることもできて、まさに一石二鳥。ここにある二つのうち、左側のピンクの花柄のものがFire-King製になります。食事を持ち寄るようなときにも、活躍してくれますよ。
■花瓶

この記事の一番最初でキャンドルホルダーとして使われているのも、実は花瓶。Fire-Kingには、このようにいろいろなサイズと形の花瓶があり、この写真の中では奥の両脇に置いてある大きめの花瓶がFire-Kingのものになります。ミルクガラスを使うことで、キャビネットの上が上品にまとまっていますね。
Fire-Kingについて、興味を持っていただけたでしょうか?ここでは紹介しきれなかった魅力や商品もまだまだいっぱい!ぜひ自分の好みに合う一つを見つけて、コーヒータイムをより楽しんでみてくださいね。
執筆:yellowtoys