ドライフラワーは、シャビー感と上品さを併せ持ち、お部屋のインテリアにも最適です。生花と違い、お水が必要ないので、いろいろな飾り方が選べるのも魅力の1つ。
吊るす方法いろいろ
ドライフラワーといえば、花を下に向けて、吊るして飾るのが一般的ですよね。でもただ吊るすだけでなく、アイデアとアイテムを駆使すれば、インテリアのメインになるような飾り方ができるんです。花の先から茎の根元まで、全体の形を活かしながら取り入れたいものです。
■ガーランド風に
ひもに色どり豊かなドライフラワーを吊るして、ガーランド風に飾っているniconicomanboさん。花の色も形も個性的で、華やかさがあります。クリップで留めるだけなので、手軽なのもいいですね。少しくすんだ特徴的な色は、高級感も持たせてくれます。
■ラダーに引っ掛けて

eri417kさんは、DIYしたラダーにフックをかけて、引っ掛けて飾っていました。束にしているので、存在感があります。シャビー感を持たせた家具が並んでおり、味があるお部屋には、鮮やかな生花よりもドライフラワーの方がしっくりときますね。こなれた無造作感がかっこいいです。
■アイアン素材との組み合わせも抜群

天井から、たくさんのドライフラワーが吊り下げられています。下から眺めるというのも、違った表情を楽しめそうです。アイアンバーやアイアンサークルが、異素材ながらドライとの相性抜群で、女性らしい華奢な雰囲気を出してくれていますね。
インテリア小物にアレンジする
ドライフラワーで、インテリア小物を作るユーザーさんもいらっしゃいます。花の色や茎の形などが、インパクトあるオブジェに様変わりします。意外と簡単にできるものも多いので、ドライフラワーの特徴を活かしたアイテムを手作りしてみてくださいね。
■色どりが決め手!リースに

Unokiさんは、ドライフラワーでリースを作りました。ソファと色を合わせたという、オレンジのお花がポイントになって、色どり豊かです。選ぶ素材や色味などで、雰囲気がぐっと変わってきそう。季節やお部屋に合わせて、たくさん作ってみたくなりますね。
■フレームを合わせてアートに

ドライフラワーの形や動きを存分に堪能できる、フレームアート。いつまで眺めていても飽きない、自然のものの味があります。あえて余計なものを足さず、種類別に吊るすだけというシンプルさが、魅力を引き出すコツですね。白い壁にドライだけが飾られ、特別な空間になっています。
■ドリンクボトルに入れて、ずらりと並べる

ずらりとドライフラワーが並べられた、圧巻のコーナーです。ドリンクボトルとコルク栓ボトルを使って、一種類ずつ飾っています。窓際に棚が設置されているので、その日の天気で表情も変わり、日々変化を楽しめますね。ドリンクボトルの新しいアレンジ方法を、マネしてみたいです。
■ハーバリウムにして飾る

pandaさんは、ドライフラワーを上品なハーバリウムに。ダイソーのベビーオイルを使っているそうですよ。身近なもので簡単に作れるアイデアが、うれしいですね。液体の中でゆらゆらと浮かぶ可愛らしさを、長く飾っておくことができます。ライトを付けると、ゴージャス感もアップ。
その他のアイデア
この他にも、飾り方の工夫はまだまだあります。間違いなしの定番ものから、あっと驚くアイデアまで、アレンジ方法は盛りだくさん。どれも個性が出るひと手間が加えられているので、組み合わせ方や色合わせなど、ぜひ参考にしてみてくださいね。
■かごとの相性抜群

アジサイのモリモリっとしたフォルムが、丸いかごにぴったり。絵本の中から抜け出してきたかのような、乙女チックなオブジェになっています。ナチュラルな素材どうしなので、優しい雰囲気でほっこりしますね。一緒に添えられたドイリーも、上品さを引き出し、効果的に使われています。
■スワッグにして

数種類のドライフラワーを集めて、スワッグにして壁を彩る方法も。紫のお花に合わせたクロスを巻いて、ドレスアップさせていました。ドライだからこその、茎や葉っぱの動きが面白く、ボリューム感も持たせてくれていますね。ススキのフワフワっとしたアクセントも素敵です。
■標本のように壁に貼る

壁一面がアート空間になった、大胆でオリジナリティあるアレンジですね。たくさん貼り付けてあるのに、1つ1つの魅力もしっかり伝わります。このままポストカードにでもしたくなる、完成度の高さです。まるで、ドライフラワーミュージアムのようです。
ドライフラワーは、家に飾ると少し暗くなってしまうのが悩みでした。でも、飾り方を変えることで、想像以上の華やかさを表現してくれるのですね。ユーザーさんのアイデアをマネしながら、自分なりのアレンジを試してみたいです。
執筆:Hirari