フレンチカントリーとは、フランスの田舎をイメージしたインテリアのことで、白を基調に、レースやアンティークなどを使ったインテリアが特徴です。ゴージャスなヨーロッパのスタイルと違って、素朴で親しみやすいので、多くのRoomClipのユーザーさんも取り入れていますね。
センスの見せどころになるリビング
家の中でリビングはもっともインテリアに気をつかいたい場所。センスが一番表れるのもリビングかもしれません。ご紹介している実例はどれも、フレンチカントリーの王道と言っても過言ではない完成度なので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
■白さがまぶしいシャビーなスタイル
白い壁に同系色でまとめた家具がまぶしい、kiyosukeさんのリビング。シャビーなイメージの家具に、パイン材のテーブルがよく合いますね。カーテンはリネンを使っているということで、全体的に異素材をミックスさせて、個性を引き立てるテクニックが垣間見えます。
■甘め雑貨でも絶妙のバランスをとって

温かみのあるアイボリー調の家具と、グリーンやカゴなどの雑貨がうまく調和しているri-mocoさんの実例。甘めの雑貨類が並んでいるのに、ごちゃごちゃして見えないのは、アンティーク風のミシンや、アイアン調のキャンドル立ての黒が全体を引き締めているから。ri-mocoさんの絶妙なセンスの良さが光ります。
■クラシカルな家具でヨーロッパ風に

クラシックなソファとロマンチックなシャンデリアが素敵な、yayoさんのリビング。壁紙などのお部屋の内装はシンプルですが、家具類でヨーロッパテイストを実現。特にお部屋の奥の鏡は、フランス映画に出てきそうなシャビーな雰囲気を出しています。鏡のおかげで、お部屋も広く見えるのがいいですね。
ダイニングキッチンも抜かりなくフレンチに
実用とインテリアの両立が必要なダイニングキッチン。しかも、主婦にとっては、一番長くいる場所なので、インテリアにも手は抜きたくありませんね。
■カントリーテイストで優しい空間に

ノスタルジックな温かみを感じるダイニングですね。Yukaringoさんの好みのテイストがよくわかる、おしゃれな空間です。カントリーテイストのポイントは、アイボリーと木のベージュの組み合わせ。また、カゴなどの自然素材の雑貨も雰囲気作りに一役かっていますね。
■ガーリーにアレンジしたテーブルコーディネート

とてもガーリーなフレンチスタイルのダイニングを披露してくださったmihoさん。レースのファブリックでまとめたテーブルコーディネートが、すばらしくロマンティックです。席に着いてディナーを迎える様子を想像しただけでも、まるでお姫様になったような気分になりますね。
■南仏のカントリーハウスを思わせるキッチン

南仏を思い起こさせる、フレンチカントリースタイルのキッチン。青いタイルがアクセントになったキッチン台が、レトロな印象です。特に、木枠で作られた窓やカゴ、ドライフラワーなど、屋内にいながら自然をめいっぱい感じられるのは理想ですね。
■アンティーク風照明にこだわったダイニング

素朴なカントリースタイルのインテリアに、ミルクガラスのペンダントライトがよく似合っている、keikoさん宅のダイニング。ぽってりとした、肉厚のガラスの質感が魅力的です。keikoさんのように、照明を主役のように引き立ててみるのも素敵ですね。
フレンチスタイルを個人スペースにも
家の中心となる場所以外にも、フレンチを取り入れたインテリアで素敵に飾っているユーザーさんをピックアップしました。ユーザーさんによって、取り入れ方はさまざま。皆さんも、ちょっとしたコーナーからでもチャレンジしてみる価値はありますよ。
■カントリースタイルの作業スペース

アンティークミシンが飾られた、antikaさんのアトリエ。実際に使っているミシンと並べることで、antikaさんの作品作りにかける意欲が伝わってきますね。木造りの作業台や、材料を入れたケースが手作り風なのも、すべて味わい深いですね。こんなスペースなら、何時間でも楽しく作業できそうです。
■甘めフレンチカントリーでロマンティックに

Pink_Jasmineさんは夢見るようなロマンティックなベッドルームを紹介してくれました。フレンチスタイルにはピンクのような甘めカラーが似合うんですね。天蓋付きのベッドや、猫足のドレッサーがヨーロッパの典雅な雰囲気を出していますね。
■ドライフラワーで素朴感をプラス

オフホワイトの雑貨で飾られた窓辺。アンティーク風の棚や窓枠が、世界観をより引き出していますね。それに、窓のすぐ横にあるサンキャッチャーが日の光を反射するので、お部屋の中を明るく見せてくれます。一つ一つのアイテムに、ユーザーさんのこだわりや想いが感じられます。
女子の憧れとも言えるフレンチカントリースタイル。
執筆:chyansan