行き場のないものを、とりあえずテーブルの上に置いたり、椅子の背にかけたりした結果、なんとなく部屋が雑然としてしまう……そんなときにぜひ活用したいのが、一時的にさまざまなものを置いておけるスペースです。とりあえず置ける場所があれば、お部屋も気持ちもきっとすっきりしますよ♪
ペーパー類の一時置き場
郵便物やチラシ、学校からのお知らせなど、ついついたまってしまいがちなペーパー類。ものによっては提出期限があったりするため、きちんと目を通して分別できるように、まずはまとめて置いておける、一時置き場を作ると便利です。
■ファイルケースで出し入れしやすく
こちらのユーザーさんは、カウンターの上に仕切りをセットしたファイルボックスを置いていらっしゃいます。仕事や学校など、ざっくりと分類してあるので確認もしやすくなりますね。オープンな状態なので、入れたり出したりしやすいのも◎。すっきりと見えるグッズの選び方、勉強になります。
■分かりやすいワイヤーバスケット

ワイヤーバスケットを、書類の一時置きとして使用している実例です。このとおり、どこから見ても書類が入っているのが分かるので、チェックし忘れているものがないかなど、分かりやすいのがいいですね。出しておいてもOKな、インテリア性の高さもポイントですよ。
■ちょっとした隙間を有効活用

棚の上のちょっとした隙間を、郵便の一時置き場として使っているユーザーさん。そのままではただの隙間ですが、書類トレーを置くだけで、このように有効活用できるのですね!チェックするときには、トレイごと取り出して持ち運べるのも便利そうです。整然とした美しい収納、見習いたいです。
■家族も意識しやすい場所に

テレビボードの下のボックスは、ご主人に確認してもらいたい郵便物などの一時置き場だそう。いつも目に入る場所に置くことで、意識しやすくなるだろうという、家族の視点を大切にした工夫が素敵ですね。ホワイトのテレビ台に映える、水色のボックスを使っているのもポイントです。
衣類の一時置き場
一度着たけど、まだ洗濯するほどではない……そんな衣類を置く一時置き場も、ぜひ作っておきたいもの。
■ワイヤーバスケットの引き出しに

IKEAのラックに合わせたという造作棚は、ナチュラルな佇まいが魅力的。その造作棚の一番上の引き出しがワイヤーバスケットになっていて、もう一度着たい服が収納されています。ワイヤーバスケットは、どんな服が入っているのかが分かるので、一時置きに向いていますね。クローゼットでも真似したいアイディアです。
■ランドリーバスケットを使って

ランドリーバスケットを、洋服の一時置きとして活用されているユーザーさん。ブルックリン風の男前なバスケットは、インテリア雑貨として置いておくことができ、手軽に洋服を収納できるのがうれしいですね。洋服の一時置きは、こちらの実例のように、家族それぞれに用意するようにしましょう。
■ラックを一時置き場にする

クローゼットとは別に、このようにラックを一つ用意しておくと、一時置き場として使うことができます。ワンピースなど、畳んでおくとシワが気になる洋服もこれなら安心。次の日に着ていく洋服を用意しておく場としても使えますね。ラックにかけた洋服は、お部屋のアクセントとしても楽しめそうです。
なんでも置いておける一時置き場
最後に、「これを置く!」とは特に決められていない、なんでも置いておける一時置き場を見ていきましょう。まだどこに仕舞うか決まっていない雑貨などを置いてもよし、お子さんが散らかしたおもちゃを置いてもよし、フレキシブルな空間はきっと整理整頓を助けてくれますよ。
■存在感のある容器で無造作感を

ぱっと目をひくステンレスのボックスは、大きさがあり、存在感も抜群!中にいろいろなものが入っていても、無造作でおしゃれな雰囲気を作ってくれますね。どこに置こうか迷ったときに、とりあえず置けるスペースがあるというのは、自分自身の気持ちにも余裕を作ってくれること間違いなしです。
■空のボックスを一つ用意しておく

こちらのユーザーさんは、急な来客があったときには、このボックスの中に気になるものを入れて、上から手ぬぐいをかけて目隠ししているそう。布製のきちんとした印象を受けるボックスを使っているので、インテリアにもなじみますね。ぜひ皆さんも、空のボックスを一つ用意してみてはいかがでしょうか?
■余裕を持たせた収納をする

ホワイトで統一された収納棚は、下のほうに何も置いていない空間があります。収納をするときには、ついついきっちりとスペースを使いたくなりますが、このように余裕を持たせておくと、一時的に物を置いたりすることが可能に。あえて何も置かない場所を作る、というのも収納テクニックの1つとして覚えておきたいですね。
一時置き場を決めると、そのスペースに入りきらないものは、ちゃんと片付けようという気持ちになりやすいというメリットがあります。見やすく使いやすい一時置き場を、ぜひお部屋の中に取り入れてみませんか。
執筆:yellowtoys