主に服に使われることが多いデニム生地ですが、インテリアとしても、その魅力を最大限発揮してくれます。デニムの持つカジュアルさはインテリアにこなれ感をプラスしてくれますし、「西海岸風」「男前」といったイメージを表現するのには最適な素材です。

今回はデニムをインテリアに取り入れたお部屋をご紹介していきます。



デニム素材のインテリア小物

デニムをインテリアとして取り入れるなら、ちょっとした小物からはじめてみてはいかがですか?不要になったデニムを再利用して、ご自分でインテリア小物を作られる方も多いようです。みなさんリメイクを楽しみつつ、デニムを上手にインテリアに取り入れていらっしゃいますよ。


■デニムのミニミニティピーテント

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サイズが可愛らしい、デニム生地のティピーテントです。色褪せ具合やステンシルで西海岸風になっており、ミニカーやヤシの木と合わせて置くとさらに雰囲気がアップしますね。飾り棚に飾れるほどの小さなサイズなので、玄関やお手洗いなど好きな場所に置いて、気軽にデニムインテリアを楽しむことができそうです。


■切りぱなし生地のラフさを生かしたリース

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撮影:mintteaさん


こちらのデニム生地のリースは、mintteaさんが履かないデニムを再利用して作られたそうです。切りっぱなしのラフな感じが良いアクセントになっていて、生地の束ね方が独特で、オリジナリティが感じられます。濃い目のデニムカラーとヒトデの飾りが海っぽく、マリンテイストに似合いそうです。


■男前要素満載のデニムサボテン

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撮影:Aki-555さん


レンガ風の壁を背景に佇むのは、お友達からのプレゼントだというデニム生地のサボテンです。ステンシルや赤いタグ、コンチョの飾りなど、男前要素満載でとにかくカッコイイ!ディスプレイに使用されたリメ缶にもステンシルが施されていて、さらに男前度がアップしています。



存在感抜群のチェア&ソファ

デニム素材のチェアやソファを置けば、お部屋の印象が一気にこなれた感じに。洗いざらしのようなシャキッとしたインディゴのものや、ダメージの施されたものなど、お部屋のテイストに合わせたデニムをセレクトしてみましょう。馴染みのあるデニムの手触りは、きっと気分をリラックスさせてくれます。


■ジーンズのパーツを生かしたデニムチェア

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撮影:hiko-sさん


普段使いのジーンズをそのまま四角くしてしまったような、ベイフローのデニムチェア。ポケットやベルトループもデザインとして残しており、元の形を想像できるのが面白いですね。hiko-sさん宅では娘さんのおままごとにも使われているそうですが、ちょっとしたスツールや台として最適なサイズ感で使いやすそうです。


■色褪せ具合がポイントの1人掛けソファ

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撮影:Yukoさん


絶妙な色褪せ具合とフリンジがこなれた感たっぷりの、1人掛けのデニムソファ。背もたれも座面もボリュームたっぷりで、とっても座り心地が良さそうですね。レザーのオットマンやハンモックなどもアメリカンな雰囲気で、デニムのソファにぴったり合っています。


■カラフルなパッチワークの3人掛けソファ

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撮影:tmmさん


細長いデニムのパッチワークが珍しい、3人掛けのデニムソファです。革パッチもそのまま使われており、デニム自体もさまざまな色合いのものが使用されているので、カラフルな印象を受けます。明るい色使いの壁紙やクッションにもよく映える、ポップなデザインです。



床も壁もデニムづくし!

デニムをとことん楽しむなら、床も壁もデニムづくしにしてみては?マットやラグ、タイルまで、さまざまなデニムアイテムでお部屋を飾っているユーザーさんもたくさんいらっしゃいます。ディスプレイ小物や他の壁紙との合わせ方も、参考にしてみてくださいね。


■レトロなインテリアを引き立てるデニムラグ

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撮影:meさん


meさんのデニムアイテムは、リビングに敷かれたラグ。壁紙から小物まで、レトロな柄とポップなカラーのアイテムが多い空間を、落ち着いたネイビーのデニムラグが引き締めています。濃い色のラグのおかげで、レトロなデザインの小物たちも1つ1つが引き立ちますね。


■1点もののビンテージマット

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撮影:maiさん


maiさんが一目惚れしたという、こちらのキッチンマット。ビンテージ雑貨のお店の1点ものだそうです。濃いインディゴから明るいカラーまでたくさんのデニムが使われていて、表情が豊かですね。木目調を基調に、サブウェイタイル風の壁紙でアクセントを取り入れたキッチンには、デニムのこなれ感がよく似合います。


■デニムタイルのニッチ

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撮影:tomさん


こちらのニッチ、奥の壁に貼られているのは、なんとデニムのタイルなんだそう。サブウェイタイルと同じ配置の仕方でも、デニムだととても新鮮な印象です。ニッチの奥だけをデニムタイルにすることで、視線が自然と集まります。流木やバーサインなどが映える、男前&西海岸風のニッチになっていますね。


■壁も鉢カバーもデニムづくし

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撮影:T.N.Mさん


T.N.Mさんは、トイレをデニムパッチワークの壁に!お子さんのサイズアウトしたものなどを再利用して、ご自分で作られたそうです。濃い目のデニムのみで作られていますが、並べてみるとわずかな色の違いが面白いデザインになりますね。手前に置かれたパキラの鉢カバーもデニムで、まさにデニムづくしの空間です。

いろいろなデニムアイテムがあって、意外な方法でインテリアに取り入れているユーザーさんもいらっしゃいましたね。カジュアルでこなれた感じを簡単に演出できるデニムアイテムは、インテリアの方向性にお悩みの方にも強い味方になってくれるはず。ぜひ取り入れてみてくださいね。



執筆:orange