ハンドメイド小物をお部屋のインテリアの一部として上手に飾るのはなかなか難しいもの。そこで、今回はただ並べるのではなく、雰囲気のあるディスプレイとしてお部屋のインテリアにうまく馴染んでいる実例をご紹介します。
オリジナルの棚を作って飾る
ハンドメイド小物の中でも特に小さいアイテムは、棚に並べて飾るのがおすすめ。でもちょうどいいサイズの棚は見つかりにくいことも。そんなときは棚も作ってみてはいかがですか?オリジナルの棚をハンドメイド小物のディスプレイコーナーとした実例をご紹介します。
■ストライプの屋根のお家のディスプレイ
レザーで小物作りをしているユーザーさんは、桐の空箱を使ってディスプレイ棚を作りました。屋根と扉の部分は100均の材料を使っているそう。ストライプの屋根がオーニングのようです。人工芝を敷いたり、バケツやシャベルを置いたり、カントリー風です。小さな革靴が並んでいる様はかわいいですね。
■お店やさん風ディスプレイ

くるみをくり抜き、中に多肉植物を入れたハンドメイド作品です。くるみをバスケット見立て、多肉植物がそこに入ったお野菜のように見えますね。ユーザーさんはこれらの作品を100均の仕切りBOXに入れてディスプレイ。布で屋根をつけたり、ハンドメイドのランタンや看板も置いたりして、ショップの一角のようですね。
■引き出しを使ったディスプレイ

こちらでは引き出しをディスプレイ棚にアレンジしています。ナチュラルな素材のハンドメイド小物が、木目の引き出しの雰囲気によく合っていますね。英字プリントのガーランドもキャッチーで魅力的。
■廃材利用の壁掛け式ディスプレイ

廃材をリメイクして作品を作っているユーザーさんは、もちろんディスプレイ棚も廃材でDIYしています。こちらにはディフューザーが置かれていて、その周りをデニムで巻いてデコレーションしています。デニムもディスプレイ棚も、男前な雰囲気のインテリアでマッチしていますね。
壁を使ってディスプレイする
壁の一部を使って小物をディスプレイしている実例をまとめました。平面的な壁も、まるでキャンバスのように見立てることで、絵画のようなディスプレイが可能です。ぜひ参考になさってくださいね。
■白い壁面にディスプレイ

お部屋の白い壁にはニットを使ったユーザーさんの作品が飾られています。ミニチュアニット帽のガーランドをつけたり、マフラーのようなウィーピングをかけたり、冬らしいデコレーションになっていますね。色数を抑えた、落ち着いた雰囲気のディスプレイです。
■DIYした板壁にディスプレイ

こちらのユーザーさんは、DIYでリビングの壁に白い板壁を取り付け木工の作品を飾ってらっしゃいます。ガラスの一輪挿しに、キーフックのついたナチュラルな作品ですね。板壁やブラウンの屋根、つられている流木のような木の雰囲気も作品と合っていて素敵です。
■茶色の壁にディスプレイ

リメイクデニムの作品を得意とするユーザーさんは、少しワイルドな茶色の板壁にハンドメイドの小物をディスプレイしています。こちらではリボンなどのついたデニムのガーランドとお子さんの写真に文字を入れて作ったフレームを飾っています。錆びたトタンなど男前の雰囲気もあって個性がありますね。
その他のものを使って飾る
ハンドメイドの作品を、さまざまなアイデアでディスプレイしている実例をピックアップしました。どんなアイテムもアイデアしだいで魅せるディスプレイにされているユーザーさんをまとめました。実例をご紹介します。
■ラダーにディスプレイ

こちらはユーザーさん自身が作ったラダーを使ってディスプレイされています。カラフルな皮をつなぎ合わせて縫ったハンドメイドの作品をフレームに入れて飾っていますよ。ラダーの木目と作品のフレームの木目の色をあわせて統一感を演出。段ごとに置いて飾ることで、それぞれの世界が広がります。
■標本箱にディスプレイ

100均の標本箱を使い、その中にドールハウスを表現しています。食器棚やカウンターといったミニチュア家具は、100均の木材を使って作られたそう。カントリースタイルがお好きというユーザーさんのお部屋にミニチュア家具の雰囲気も似ています。小さい食器類も置かれていていいですね。
■白いおうち型の棚にディスプレイ

リサイクルショップで見つけたおうち型の棚を使って、ハンドメイド小物を飾っています。服やバッグ、家具などを使ってミニチュアの世界を表現。多肉植物やエアプランツもディスプレイされ、生き生きした印象ですね。
今回はハンドメイド作品をディスプレイする方法をご紹介しました。オリジナルの棚を作って飾ったり、壁面に飾ったり……いろいろな工夫がありましたね。大切なハンドメイド小物を飾る時の参考にしてみてください。
執筆:ちぇっきー