RoomClipユーザーの収納に関するtipsを紹介する「収納のコツ」連載。
今回は、愛らしさと品の良さを併せ持つ北欧ナチュラルなインテリアづくりをされている、uniさんに収納のコツをお伺いしました。
今回教えてくれたユーザーさん♪
uniさん北欧ナチュラルな雰囲気が大好きです。4人家族+猫2匹+フェレットちゃんで暮らしています。Instagram→@my_home_u
収納を多めに設けた、片付く家
uniさん宅は、ホワイトとハイトーンのウッドカラーをベースにした、明るく穏やかな空間です。家具やドライフラワーなどの雑貨の雰囲気や表情を活かした、飾り過ぎない華やかさがあるのが素敵。そして、雑多な生活感を覚えさせず、すっとした透明感が漂っているのも特徴です。どのように、収納や整理整頓をされているのでしょうか?まずは気になる、工夫やこだわりからお伺いしていきます。
uniさん「家の中の各所にたくさん収納を設けました。
なるほど、収納場所が家の中に点在しているんですね。そうすることで、ものを活躍する場所にしまえるから、散らかることもなく、使うときはスムーズです。uniさんの工夫からは、家づくりにおける収納計画の重要性がよくわかります。
ここからは、それぞれの場所の収納をより使いやすくする活用メソッドにフォーカスしていきましょう。登場するのは、手軽に実践できる機転の利いたアイデアたちばかりです。生活感は見せたくない、でもひたすら隠すのも大変そう……と頭を悩ませている方、使い勝手が悪く使いこなせない収納があるという方は特にお見逃しなく♪
生活感を隠しつつ、使いやすさも求める収納のコツ3つ
■その1 家族が使いやすい位置にしまう
「脱衣所の収納は、お風呂から出てすぐの場所にあります。この場所に家族それぞれのパジャマや下着、タオルなどをそれぞれ取りやすい位置にしまっています。
■その2 自然に手が届く高さの吊戸棚
「私は148cmと背が低めです。以前の家では、吊り戸棚は台に乗らないと届かない位置にあり、使いにくくてほとんど手を触れることがありませんでした。そのため、新居では吊り戸棚の位置を台がなくても届く位置にしました。お陰で吊り戸棚の中には、スティックコーヒーや紅茶、お菓子類、ふきん、ふりかけなど、さっと出したいものを収納しておけます。
■その3 臨機応変な目隠しはロールスクリーンが◎
「パントリーは、生活感がどうしても出やすいと思います。我が家では、来客時にお気に入りのロールスクリーンで簡単に目隠しできるようにしました。」
オススメの収納アイテム
ITEM無印良品のポリエステル綿麻混ソフトボックスPRICE1,190円(税込)シンプルでナチュラルな見た目で、すっきり整った感じにしてくれるのでお気に入りです。フタ付タイプもあるので、使用頻度低いものの収納にはそちらを使っています。飽きのこないデザインで長く使えるのも良いです。
最後に、収納が苦手な方へのアドバイスをいただきました
uniさん「私も収納が苦手ですが、使いたい場所の近くに収納をつくるようにしたことで、以前より格段にやりやすくなったんです。例えば、はさみやのりといった文房具はキッチンカウンター下に収納しています。ここにしたことで、LDKのどこにいても使いやすくできました。他にも、保育園用品をリビング収納の階段下にあるクローゼットの中に置くことで、本人たちだけで自然と準備ができるようになりました!どこにしまったら使いやすいか、しまいやすいかを考えて収納場所を決めると、とても生活しやすくなると思います。」
手を伸ばした先に欲しいものがある快適さ
uniさんのつくる収納には、家族それぞれの扱いやすさ、手軽な使い勝手、そして隠しやすさと、快適な暮らしを支える優しい機転が利いています。玄関で、クローゼットで、キッチンや洗面所で、家のどこにいても手を伸ばした先にいつも欲しいものがある……理想的だと思いませんか?
また、uniさん宅にたくさんある収納スペースは、比較的オープンスタイルです。それでも生活感を漂わせないのは、収納道具や目隠しアイテムが『北欧ナチュラル』なインテリアによく馴染んでいるから。使いやすさだけでなく、使う道具にもこだわってみると、収納や整理整頓をするモチベーションも上がりそうですね。
執筆:RoomClip mag 編集部