何かと便利な突っ張り棒ですが、カーテンの取り付けにも重宝します。窓の目隠しや装飾に、収納の扉代わりに、空間の間仕切りとして……。
レールのない窓にもカーテンを
はじめはカーテンなどを付けなかった窓も、暮らしているうちに目隠しが欲しくなることってありますよね。そんなときは突っ張り棒を活用して、カーテンを取り付けてみてはいかがでしょうか?レールを設置するのはちょっと大変ですが、突っ張り棒ならお手軽です。
■ロールカーテンの手前に
ロールカーテンが付いているという、こちらの窓。mri.y96さんは窓を開けたときの目隠しとして、手前側に薄手のカーテンを追加されたそうです。取り付けは突っ張り棒を使って、窓枠にすっきりとおさめられています。カーテンをくるりと結んだラフなスタイリングが、軽やかな素材感にぴったりですね。
■キッチンの勝手口に

toty.kさんは勝手口のドアに、手作りのカーテンを付けられています。よく出入りする場所なので、カーテンの開きやすさを考慮して、突っ張り棒とリングクリップを組み合わせたそうです。これならサッと開けられますね。キュートな柄のモノトーンの生地が、白いキッチンの楽しいアクセントになっています。
■お風呂の窓の目隠しに

すりガラスでも、ちょっとした目隠しが欲しくなるお風呂の窓。strawberry364さんは突っ張り棒で、カーテンを取り付けられています。こちらはテーブルクロスを利用して作られたものだそう。ビニール製のクロスは、水に濡れるお風呂に最適です。
個性的なカーテンを楽しむ
突っ張り棒を使って取り付けた、個性的なカーテンの実例を見てみましょう。編み模様が美しいマクラメカーテン、ユニークなリボンのカーテン、手作りのシェードカーテン……。ユーザーさんは自由な発想で、それぞれの窓を楽しく飾られています。
■マクラメカーテンを吊るす

makotomosukeさんが作家さんにオーダーされたという、繊細なマクラメカーテン。上部がループ状になっていて、突っ張り棒で吊せるデザインになっています。まるでアートのように、階段にある小窓を美しく飾っていますね。突っ張り棒を使えば、手軽に窓をドレスアップできますよ。
■リボンを結んでカーテンに

色とりどりのリボンが揺れる、t_n.homeさんのお家の窓。突っ張り棒にたくさんのリボンを結んで、カーテンのように掛けられています。風になびく様子がいい感じで、気分によって色を変えられるのもメリットだそうです。トリコロール調の色合いが小粋ですね。
■シェードカーテンを手作り

Mie-koさんは突っ張り棒3本と自宅にある部材を使って、生地が上下するシェードカーテンを手作りされたそうです。突っ張り棒なので原状回復も、生地を取り外して洗濯するのも簡単とのこと。印象的なレンガ柄のシェードも、ライトがきらめく窓辺のディスプレイも雰囲気たっぷりです。
ここにもカーテンが付けられる♪
突っ張り棒を活用すれば、窓だけでなく、さまざまなところにカーテンを付けることができます。スチールラック、押入れ、お部屋の一角、階段と、いずれも「ここにカーテンがあったらいいな♪」と思う場所ばかり。突っ張り棒の選び方や、使い方のアイデアも参考になりますよ。
■スチールラック用の突っ張り棒で

スチールラックに目隠し用のカーテンが取り付けられています。Yuukiさんは端がポールに合う形状になった、ダイソーの突っ張り棒を活用されています。スチールラックを目隠ししたいと思うことも多いので、これは便利なアイテムです。生地はカーテンピンチで吊るされているので、開け閉めもスムーズですね。
■押入れの襖代わりに

和室を明るくカジュアルに見せる、ポップな柄のカーテン。mimozaさんは押入れの襖の代わりに取り付けられたそうです。かもいフックと突っ張り棒を組み合わせ、カーテンレールのように使っているのが、いいアイデアですね。カーテンは出し入れがしやすいので、押入れの使い勝手もアップしそうです。
■収納スペースの間仕切りとして

ryomamaさんの寝室の一角は、突っ張り棒+カーテンで仕切られています。カーテンの向こうは、洋ダンスやハンガーラックが置かれた収納スペースだそうです。爽やかなストライプのカーテンは、ニトリのシャワーカーテンとのこと。撥水加工されていて汚れにくく、洗濯ができるところも魅力のようです。
■リビング階段の上り口に

リビングに階段があると、エアコンの冷気が逃げてしまいがちです。
突っ張り棒を活用した、カーテンの取り付け実例をご紹介しました。ユーザーさんは必要に応じて、さまざまな場所にカーテンを付けられていました。みなさんも「突っ張り棒+カーテン」で、お部屋をもっと快適にしてくださいね。
執筆:oriaya