年々、春や秋が短くなっていっているように感じます。夏は暑さが、冬は寒さが厳しくて、外に出るのも億劫ですよね。
おうちにあるものでDIY
お菓子の空き箱やトイレットペーパーの芯……。役目が終わったら捨ててしまうようなものでも、季節の飾りへと生まれ変わらせることができます。役目を終えたあとに、季節の飾りとしてちょっとしたDIYをほどこして活用されているユーザーさんをご紹介します。
■トイレットペーパーの芯で
komaさんは、トイレットペーパーの芯を再利用して雛飾りを作成されています。金屏風に見立てているのはチョコが入っていた箱。komaさんは雛飾りだけではなく、他にもトイレットペーパーの芯で作成されています。玄関やリビングにちょっと置いてあるだけでも、顔がほころびますね。
■卵の殻から小さなおばけ

卵の殻を利用してハロウィン飾りを作られているのは、eriさんです。料理で使ったあとに残る殻に顔を描くだけでおばけの誕生です。ハロウィンが終わるとお子さんたちの手でグシャッと退治するというのも、恒例行事になっているそうで楽しいですね。
■ペットボトルのキャップで

y.hさんは拾ってきた松ぼっくりとペットボトルのキャップを組み合わせた工作で、クリスマスツリーを作成されています。単体では立たない松ぼっくりをペットボトルのキャップに立てて安定させています。小さなクリスマスツリーは、おうちの中のいろいろな場所に飾れますね。
100均は季節小物の宝庫
季節ごとの小物は集めるのが大変ですよね。そんな時に強い味方になってくれるのが100円ショップ。ちょっと飾るだけで季節感がおうちに舞い込んできます。いろいろな種類の季節小物がある中、季節の特徴を上手にとらえて、彩りよく飾っているユーザーさんをご紹介します。
■和の色で落ち着いた雰囲気に

nannnoさんはご自身で育てられた菖蒲のお花と、ダイソーの季節小物を使って玄関を飾りつけされています。折り紙の兜には落ち着いた色味を使用し、シックな雰囲気でまとめられています。こどもの日というと元気なイメージがありますが、こういった大人な雰囲気の飾りつけも良いものですね。
■ガラス鉢に夏を閉じ込めて

zakkamania.mamaさんは100均の季節小物を大いに活用して、ガラス鉢の中に夏を作っています。海をテーマにした季節小物たち。色味も、青だけではなく、緑や赤といったアクセントカラーを入れて、バランスよく配置されています。ガラス鉢が一つあると、季節ごとに小物を入れ替えることも可能になりますね。
■黄色が映えるオータムカラー

写真に写っているものすべて100均とおっしゃられるnaoさん。イチョウの葉の枝がお花のように見え、深みのある赤や茶色の中に彩りを添えています。花びんに和がらの折り紙を巻くことで、和のテイストにまとめられています。洋風のアイテムを折り紙で和風に変えてしまうアイデアはいろいろなところに活用できますね。
マスキングテープで壁面飾り
季節の飾りも、大物となると場所を取ったり、掃除するのが面倒だったりで、収納から出して飾るということをためらってしまうことがあります。RoomClipユーザーさんたちが目を付けたのが、壁面飾り。
■家族分の鯉のぼりを壁面に

家族の人数分の鯉のぼりを壁面に泳がせているのはbon1116さん。モノトーンの中にパステルカラーを取りこむことで、柔らかな印象になっています。こどもの日は兜飾りだけではなく、鯉のぼりも飾りたいもの。外や家の中に飾るのが難しいおうちでも、壁面を活用することで問題点をクリアできます。
■葉っぱが落ちる笹竹は壁面に

kaosannさんは、リビングの壁に笹をマスキングテープで作られています。笹竹は場所を取ったり、葉っぱが落ちたりで飾る場所に悩まされます。ですが、笹竹を壁面に描くことでその悩みが一気に解消されます。折り紙で作った飾りや短冊を枝に通すのが難しい年齢のお子さんでも飾りつけを楽しめそうですね。
■自分の好みが作れる壁面ツリー

クリスマスツリーは飾るにも片付けるにも一苦労なんてことがありますよね。nanohaさんは壁面にモノトーンのツリーを作り、真っ白な壁面を賑やかにしています。100均のオーナメントや折り紙を使用して、華やかさをプラスしています。壁面であれば大きさも色合いも自由自在、毎年違ったツリーも楽しめますね。
クリスマスだけじゃないリース飾り
リースといえばクリスマスリースを思い浮かべる方も多いかと思います。リースは、花や葉などで作った飾りつけ用の輪っかのこと。クリスマスに限らず、その季節ごとの花や草木を使った、季節を楽しむリースをハンドメイドされているユーザーさんをご紹介します。
■100均の素材でお正月飾り

新年になると玄関に飾るお正月飾り。円形のしめ縄を土台にしてオリジナルのリースを作られているのはfuku.loveさんです。材料はすべて100均でそろえられています。紅白の椿、松の葉、桃の花、南天の実……新春を彩るには十分の素材です。初めてのリース作成でもチャレンジしやすいのではないでしょうか。
■笹竹は立てかけずに円形に

七夕の笹竹は立てかけるという概念を見事にくつがえしているのは、sumikoさんです。100均で売っている柔らかめの笹竹を刺繡枠に巻き付けて円形を作っていらっしゃいます。色とりどりの折り紙や水引で作った飾りをつければ、どこからどう見ても七夕飾り。おうちの中で場所を選ばずに飾れる、新しい七夕飾りですね。
■毛糸でぬくもり感じるハロウィンに

毛糸玉でリースを作っていらっしゃるのはMikaさん。いろいろな大きさの毛糸玉を作り、それらをリース土台につけています。オレンジ、紫、黒、白のハロウィンカラーの中に、縞模様の毛糸玉があることでアクセントになっています。ちょっとだけ怖いイメージのハロウィンも、温かみを感じるハロウィンになりそうです。
RoomClipユーザーさんの工夫が満載の季節の飾り、いかがだったでしょうか。
執筆:あおやまさち