RoomClipユーザーの収納に関するtipsを紹介する「収納のコツ」連載。
今回は、ナチュラルなインテリアをシンプルに楽しむPinokoさんに、見えるところも見えないところも使いやすく、すっきり整えるコツを教えていただきました。
今回教えてくれたユーザーさん♪
Pinokoさんミニマリストに憧れています。築30年の中古マンションをリノベーションして、5人家族で暮らしています。子供が小さい頃は、なかなか片付かないのが悩みでしたが、大きくなるにつれて物も少なく、片付けやすい部屋になってきました!
家族5人が使いやすい、定位置づくり
Pinokoさん宅は、すっきり広々としています。シンプルにナチュラルな雰囲気でまとめたインテリアがよく映える空間です。でも、ご家族は5人。それぞれの物もみんなが使う日用品もきっとそれなりの量があるはずです。一体、どのように収納したらこんなにも生活感の薄い空間をつくることができるのでしょう?まずはその答えとなる、収納のこだわりや大切にしていることからお伺いします。
Pinokoさん「5人家族なので、家族みんなが使いやすい収納を心がけています。
なるほど、定位置をしっかりと決めて適材適所に収納をされているんですね。欲しい物が間違いなくいつも同じ場所にある快適は、ご家族みなさんにとって壊したくない定番。だから自ずと片付けも定着し、いつもすっきりキレイが持続するのではないでしょうか。
ここからは、Pinokoさんに理に適った定位置づくりをするうえで、押さえておきたいコツを3つ挙げていただきます。
すっきり見やすい定位置づくりのコツ3つ
■その1 よく使うひとつは出しておく
「物が多いと片付けが大変になるのは当たり前です。なので、リビングでよく使うボールペンやハサミ、印鑑などはあえて出しっぱなしが我が家のスタイル。でも、ごちゃごちゃはさせたくありません。
■その2 引き出しの中は物に合わせて区切る
「引き出しの中も見やすく、取り出しやすくカスタムしています。愛用しているのは、100円均一のカゴやケースです。区切るのに重宝します。特に、キッチンのシンク下の大きな引き出しはスペースがあるので区切りアイテムが大活躍。サイズのいろいろあるゴミ袋やタッパーも引き出しの中で動きまわりません。そして、見やすいです。」
■その3 ごちゃつくものはシンプルなケースにまとめる
「パッケージが目立つ物、色数が多い物は、それらをまとめるケースをシンプルにして見た目をそろえます。キッチンの食材ストックやお菓子の袋などはそのいい例です。
オススメの収納アイテム
ITEMJEJアステージのアプロスA4サイズ浅型10段PRICE3,681円A4サイズの書類がピッタリ収まる大きさで薄型の引き出しなので、リビング小物をしまうのに丁度いいです。あえて一番上の引き出しは空にして、学校の手紙や郵便物など、『後でゆっくり見る物』の一時置きにしています。
最後に、収納が苦手な方へのアドバイスをいただきました
Pinokoさん「まず物を減らすことからはじめるのがおすすめです。収納場所を増やすより、収納場所に合わせてものを減らすと片付けが楽になります。
定位置にも色々ある
ご家族を思うPinokoさんの収納の基本は、『定位置づくり』です。そしてお話を聞いていて感じたのは、定位置といっても色々な種類や形があるんだなということでした。よく使うものは出しっぱなしがいい、でも多すぎないようにひとつずつにする。収納の中だって区画分けをすれば、まだまだ使い勝手はアップデートできる。色数の多いものは、シンプルな物で隠せばいい……とにかく、ひとつひとつの物や事に対してPinokoさんの定位置づくりは臨機応変です。
すっきりと整頓しようとすると、どこかに歪みが出ることがあります。
執筆:RoomClip mag 編集部