雨の多い季節や結露が出やすい冬場などをはじめ、1年をとおして湿気に悩まされるシーンは多いですよね。また、クローゼットや棚などの収納スペースの中も湿度が高いと心配です。
置くだけ・敷くだけでOK
置くだけ、敷くだけで湿気対策ができる、便利な市販アイテムをご紹介します。隙間に置けるスマートな除湿剤や、半永久的に使える炭タイプ、また、布団などに敷けるシートなど、家中いろいろな場所で活躍します。さらに、専用アイテムではありませんが、直置きを避けることができるすのこの活用にも注目です。
■隙間に立てておける除湿剤
Minteaさんが紹介してくださったのは、エステーのドライペットクリアです。自立するスタンドタイプなので、箱型だと置き場所が取れない狭い場所などにも、隙間に挿し込んで使うことができるんだそうです。包装から取り出して置くだけという手軽さも高ポイントです。
■布団の湿気に、除湿シート

布団に湿気がこもって、知らぬ間にカビがはえてしまったという経験はありませんか?Mamiyさんは、ニトリの除湿シートで対策をしているんだそうです。暑い季節は特に、寝ている間に汗をかいて、湿度が上がったままということも多いかと思います。気持ちよく布団に入るためにもおすすめです。
■すのこを敷いて空気を循環

布団の収納場所に、すのこを使って湿気対策をしているniko3さん。床と壁の間にすのこを挟むことで、布団が密着せずほどよく空気のとおる収納スペースになりますね。しかもこちらのニトリのすのこは、連結できるうえ、軽くて使いやすいんだとか。お値段もリーズナブルで便利なんだそうですよ。
■半永久で使える炭除湿

こちらは、出雲カーボンの炭八です。sacchiさんは、いろいろなサイズをそろえて、玄関収納、押入れ、ベッド下など、あらゆる場所で活用されているんだそうです。炭の調湿力は半永久的で、ランニングコストがかからず経済的なんだそうですよ。調湿だけでなく、消臭やカビ・ダニの抑制効果もある頼れるアイテムです。
電化製品で湿度の管理
家の中の湿度調整を助けてくれる電化製品もたくさんありました。サーキュレーターで滞留しがちな空気を動かし、除湿機で快適な湿度を保てば、湿気の多い季節を乗り切ることができそうです。また、常に意識したい湿度をスマホで確認できる、ハイテク温湿度計も必見です。
■部屋中の空気を動かすサーキュレーター

halupiiigさんは、山善のサーキュレーターを、湿気がたまりやすいキッチンダイニングで活用していました。こちらは360°首振り仕様なので、気になるポイントをカバーしてくれそうです。空気が循環するとカラッとして気持ちがいいと、取り入れた感想も教えてくださいました。
■湿気が気になるときに欠かせない除湿機

湿気が高くなってしまったときは、やはり除湿機があると安心です。いろいろな種類がありますが、kawauso15さんは、コンパクト除湿機を愛用されていました。クローゼットや廊下などでも置き場所に困らないのがポイントなんだそうです。置きたい場所に合わせて、機能やサイズ感をチョイスして使いこなしたいですね。
■スマホで確認できる温湿度計

お部屋の湿度管理には、状況を把握する湿度計は必需品です。普段から湿度の状態が分かっていれば、対策をするタイミングも逃しません。momotaroさんは、こちらのスマホに対応して湿度を見える化してくれるアイテムを利用しているそうです。
内装材を工夫する
湿気がたまりがちなお部屋には、壁や天井などに手を加えて、除湿してくれる内装材に大変身させるという方法も。エコカラットや漆喰、クリアトーンなど、好みのタイプで対策してみてはいかがでしょうか。見た目にも変化が起こるので、インテリアのアクセントとしても活躍してくれるかもしれません。
■エコカラットをDIYで設置

mizucchiさんの湿気対策は、エコカラットの壁です。こちらの壁は、DIYで壁紙の上から貼っているんだそうです。初めてトイレに設置したときに、調湿・吸臭効果を実感し、それからは家中の壁でDIYしたんだとか。デザインもおしゃれなので、インテリアの変化も楽しめそうです。
■壁の印象も変わる漆喰

Tanukoさんのおうちでは、全面に漆喰を塗ることで対策しているんだそうです。夏場に窓を開けていても湿気がたまらず、快適に過ごせるおうちなんだとか。漆喰は、後から塗ることができ、汚れたら削り取ることもできるそうなので、特におすすめと紹介してくださいました。室内の白さも清々しく感じます。
■多機能のクリアトーン

こちらは、DAIKENのクリアトーンを施工したpatuconさんのおうちです。梅雨の多湿や冬の過乾燥の時期にも、てきどな湿度にコントロールしてくれる調湿天井材なんだそうです。電気不要で調整できるので、環境にもお財布にも優しい有能さです。
いかがでしたでしょうか。便利な除湿アイテムから、便利グッズの活用アイデアまで、快適さを保つ方法がたくさん見つかりました。湿気の状態や範囲などに合わせて、使い勝手のいい方法をぜひ試してみてください。
執筆:Hirari