手軽なDIYで設置可能な「パタパタ扉」。名前のとおりパタパタと開け閉めできる扉のことで、棚などに後から扉を追加したいときにも取り付けやすいのが魅力です。
パタパタ扉の材料は?
材料さえそろえてしまえば、意外と手軽に作れるパタパタ扉。まずは木板以外に、パタパタ扉作りに活用できる材料をユーザーさんの実例からピックアップしてみました。それぞれの材料を使って作られたパタパタ扉の仕上がりを、チェックしてみましょう。
■フォトフレーム
RumikoさんがDIYされていたパタパタ扉の実例です。パタパタ扉作りに使用されていた材料は、セリアのフォトフレームとワイヤーラティス。フォトフレームを活用すれば、DIY初心者の方でも挑戦しやすいですね。これらを組み合わせたものを、蝶番でボックスに取り付ければ完成です。
■有孔ボード

tanchan1103さんは、パタパタ扉に有孔ボードを活用されていました。有孔ボードのカジュアルな雰囲気が、男前なインテリアスタイルにもマッチしています。そのままだと扉が開いてしまうのが不安な場合は、マグネットキャッチを取り付けておけば安心ですね。
■ファルカタ材

高さ145cmの棚に、6段のパタパタ扉を設置されていた、luke.solさん。扉作りに使用されていたのは、やわらかくて加工のしやすい「ファルカタ材」です。深く落ち着きのあるカラーに、アンティーク調の金具の組み合わせが、ナチュラルなインテリアスタイルに調和していますね。
パタパタ扉はこんな場所で使うと便利!
パタパタ扉に活用できる材料が分かったところで、次はRoomClipユーザーさんがパタパタ扉を設置されていた場所をご紹介します。目隠しやホコリよけとしての活用法だけでなく、ショーケースのように使ったり、部屋の仕切りのように使ったりと、アイデア溢れる活用法は必見ですよ!
■食器棚

必要なものが使いやすい位置に配置され、家事の動線にムダがない、miiis.greenさん宅のキッチン。手が届きやすい位置にはパタパタ扉が設置され、その中には食器が収納されています。通気性も良さそうで、簡易的に食器の落下防止にもなってくれそうですね。
■ニッチのディスプレイに

saayaさんは、ニッチのディスプレイスペースにパタパタ扉を設置して、食品サンプルを飾られていました。扉はホコリよけの役割をしてくれているそうですよ。前面を透明な素材で作れば、ホコリなどの汚れを気にすることなく、お気に入りを眺めることができますね。
■キッチンカウンター上

実用性はもちろん、インテリア性もアップしてくれるパタパタ扉。こちらは、キッチンカウンター上に設置されていた、R.S.Kさんの実例です。向こう側が見えるので空間の圧迫感もなく、室内窓のようなデザインがシンプルな棚にデザイン性をプラスしてくれていますね。
■付け方を変えればゲートにも!

パタパタ扉はゲートとして使うこともできます。viviさんは、ペットの侵入防止柵と棚の目隠しを兼ねたパタパタ扉を設置されていました。なんと折り畳めるように作られているとのこと。使用しないときは片側に折りたたんでおける仕様になっているそうですよ!
さまざまなパタパタ扉を見てみよう!
最後は、さまざまなテイストのパタパタ扉をご紹介します。自宅のインテリアスタイルに合わせてパタパタ扉を作るときにも、インスピレーションがもらえること間違いなしの実例をピックアップしました。ぜひチェックしてみてくださいね。
■和テイストのパタパタ扉

古い桐箪笥をリメイクして下駄箱に利用されている、kazuraさん。趣のある和の風合いをそのままに、引き出しをパタパタ扉にDIYされていました。棚をすべてパタパタ扉にせず、上段はディスプレイスペースのように活用されているところも粋ですね。
■カントリーテイストなパタパタ扉

ちょこちょこ集めたという東欧雑貨がセンス良く並ぶ、mocomocoさん宅のディスプレイスペース。雑貨の雰囲気に溶け込むようにDIYされたパタパタ扉が、目をひきますね。雑貨の中にある色を扉のカラーに取り入れることで、統一感のある空間に仕上がっています。
■ナチュラルテイストなパタパタ扉

DIYされたキッチン棚にパタパタ扉を追加されたという、ayayayayaさん。上から下方へ向けて開く扉には、勝手に開いてしまうのを防ぐためにマグネット金具を取り付けていました。中が見えないのですっきり見せることができ、ナチュラルなインテリアの雰囲気にもぴったりです。
パタパタ扉をDIYされているユーザーさんの実例をご紹介しましたが、いかがでしたか?すでにお持ちの家具に追加で設置しやすく、身近な材料を使って作ることもできるパタパタ扉。さまざまな場所で活躍してくれること間違いなしなので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
執筆:ancoro