家事に仕事、育児と毎日の暮らしは本当に忙しくて時間がいくらあっても足りないですね。おうちの中は使いやすく工夫をすることで、少しでも効率がよくなるようにしたいもの。
キッチンの使い勝手をアップ
キッチンは家電や食器など、収納する物が数も種類もたくさんあるところです。自分の使い勝手に合わせて、どこに何を置いたら便利になるか見直してみましょう。まずは、キッチンの収納レイアウトの工夫について、ユーザーさんの実例からご紹介します。
■ふだん使いは届くところに
tokonekoさんは、吊り戸棚の上部2段に来客用や季節の食器を収納しています。踏み台に乗らずに届く下部2段には、ふだん使いの食器を置くようにしているそう。今までは種類や用途ごとに分類したのを、使用頻度で上下に分けることで使いやすくなったそうですよ。
■キッチン家電をまとめて

coco08439さんは、キッチンの動線を考えて背面収納をコックピット化しています。キッチン家電は、カウンターと家電タワーにまとめて収めるようにしていました。シンクから向きを変えると、1歩2歩ですべてに手が届くようにできています。
■食洗機から片付けやすく

mayumi.sさんは、食洗機のすぐそばに1軍の食器を収納して片付けやすくしていました。炊飯器やトレーも隣に置いて、炊飯から配膳までなるべく動かずに完結できるようにもしてあります。毎日の家事の効率化を、しっかり考えられていますね。
リビングの作業を快適に
リビングでは書類仕事や身支度など、暮らしのいろいろなことをするものです。収納を工夫しておくことで、それぞれの作業を効率よく済ませられるようにしたいですね。続いて、リビングの収納レイアウトについて、ユーザーさんの実例をご紹介します。
■テーブルのそばにキャビネット

リビングのテーブルが定位置だという、mikumutuさん。すぐ横にキャビネットを置いて、すぐに処理したい物や手帳、ふせんなどを中に入れています。浅型の引き出しで小分けでき、テーブルとカウンターの下に収まるように使い勝手よく工夫されています。
■出勤前の身支度を楽に

nya-さんは、ローテーブルの下の棚にマスクを入れたケースを収納しています。隣にはメイク用品や朝晩の薬、コンタクトレンズなども置いてあって、ここで毎朝の顔の身支度が完成できます。出勤前の忙しい時間を、有効に利用するアイデアですね。
■テレビの裏に掃除道具を

haru_starさんは、テレビの裏にリビングのお掃除道具を隠しています。のぞき込まないと見えないので、来客のときでも目につかずに収納できています。身近なところなので、掃除したいときにはサッと取れてサッとしまえて楽だそうですよ。
■リモコンをそばの引き出しに

KirinPandaさんは、ソファ横のサイドチェストの引き出しにテレビのリモコンを入れています。点けたいときにそばにあるのが楽なので、自然とこの配置になったのだそう。同じ理由で、ティッシュケースも同じ引き出しに落ち着いたとのことです。
洗面所の使い方に合わせて
スペースが限られてしまう洗面所は、収納もムダのないように整えたいところです。使うときのシチュエーションも考えながら、工夫して配置を考えてみましょう。最後に、洗面所の収納レイアウトについて、ユーザーさんの実例をご紹介します。
■洗濯機からすぐ向かいに

家事の動線が少なく効率的になるよう考えているという、saki_aoiさん。洗濯機の向かいにフラップ扉の棚を置いて、乾燥した下着や靴下をポイポイ収納できるようにしています。毎日の洗濯で、収納場所まで持ち歩く手間を減らせるのは大きいですね。
■スペースを最大限に活用

yunyumさんは、洗濯機周りのラックを最大限に使っています。布製ボックスには夫婦それぞれの物を入れ、その上には洗剤類と詰替も置いてあります。洗濯機横にはマグネットラックでドライヤーを収納したりと、ムダのない収納スペースにできています。
■ササっとスキンケアを

sasaeriさんは、スキンケア用品の収納に一工夫。スキンケアは洗面台の鏡裏収納の中に、化粧道具などは左下の無印良品のポリプロピレンストッカーの引き出しに入れてあります。一ヵ所にまとめてあるので、動かずに立ったままササっと完了できるスペースになっています。
ユーザーさんたちは、自分の暮らし方に合わせて収納のレイアウトを工夫していましたね。「なるほど!」と、感心させられるアイデアがたくさんありました。ぜひ、みなさんのおうち作りにも活用してみてくださいね。
執筆:kuroneko