夏はイベントごとも多く、なにかと人が集まる機会が多いシーズンでもあります。せっかくおもてなしをするのなら、季節を感じるテーブルコーディネートでゲストにも喜んでもらいたいですよね。
夏の草花で季節感を演出する
まずは、普段の食卓に季節の草花を飾るだけでも、夏らしいテーブルコーディネートが完成します。色とりどりの草花を添えれば食卓がパッと華やかになり、季節感を演出することができますよ。
■あじさい
梅雨から夏にかけて美しい花を咲かせるあじさいは、夏の食卓にぴったりです。こちらのユーザーさんは、爽やかな夏の空を思わせるブルーのあじさいを選びました。レースのランチョンマットや花瓶をホワイトでそろえることで、あじさいの色が引き立ちますね。
■ひまわり

夏の花といえば、ひまわりを思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。こちらのユーザーさんは、フォルムがかわいらしいヴィンテージ風の花瓶に、ひまわりの花を飾っていました。いつものコーディネートに加えるだけで、グッと夏らしい印象になります。
■かすみ草

繊細なイメージのかすみ草は、白をベースにしたコーディネートに加えると、より可憐な印象になります。ガラスのフラワーベースに、かすみ草だけを飾った潔さがスタイリッシュですね。スターフィッシュのカトラリーレストやシェルのナプキンリングのアイテム選びにも、こだわりを感じる夏のコーディネートです。
ガラス素材で透明感をプラス
透明感が美しいガラスの器も、涼しげなテーブルコーディネートに最適です。マットやカトラリーなど、ナチュラル素材で変化をつけるのもポイントです。ユーザーさんの実例を見ていきましょう。
■ガラスのパスタ皿で涼しげに

ガラスとナチュラル素材の組み合わせが爽やかなコーディネートです。ガラスの器をメインに組み合わせれば、一気に夏の装いが完成します。ユーザーさんこだわりのガラスの器は、原光弘さんの作品なのだそうです。お気に入りの作家さんの作品でコーディネートすれば、いつものランチも特別なものに感じられますね。
■柄のマットで北欧風に

モロッカン柄のマットにガラスの器を並べて、北欧ナチュラルなコーディネートを夏仕様にしているユーザーさんです。ラタンのナチュラル素材の小物は、ガラスの器と相性バッチリ。ガラスの清涼感に、優しげな雰囲気をプラスしてくれます。
■色付きのガラスで統一感を

抹茶ラテと抹茶カステラを、同じく抹茶色のアイテムでコーディネートした実例です。グリーンのリーフ型の器に、丸い形のランチョンマットがかわいらしいですね。緑で統一された空間は、まるでカフェに訪れたような気分にさせてくれます。
■テーブルや椅子にも透明感を

イッタラのカステヘルミの器やルイスポールセンのペンダントライトなど、北欧のアイテムで統一されたこちらのお部屋。器だけではなくテーブルや椅子も透明のものにこだわり、とことん透明感を追求したそうです。こんな清涼感のあるコーディネートなら、夏を涼しく過ごせそうですね。
和のテイストを取り入れてみる
最後にご紹介したいのは、和のテイストを取り入れたコーディネートの作り方です。みなさん和食器や日本の夏を感じるアイテムを使って、さまざまなコーディネートを楽しまれていましたよ。
■波佐見焼で日本の夏を感じて

涼しげな見た目の羊羹を盛り付けたお皿は、波佐見焼の絵付け皿。波佐見焼は和食器であるにも関わらず、どこか洋の雰囲気も感じます。竹のテーブルランプやうちわなどの和のアイテムで、日本の夏を感じられるコーディネートです。
■異国の文化を藍色でまとめて

藍色の和食器が印象的な、こちらのテーブルコーディネート。テーブルクロスはインドネシアのバティック、茶器は中国のものと、異国のテイストがミックスされています。藍色のアイテムで、統一感を出したコーディネートがさすがですね。
■鮮やかな古伊万里の器で

こちらのユーザーさんは、ガラスのテーブルに古伊万里の器で、料亭風のコーディネートを実践されていました。鮮やかな絵付けの器が、夏の食卓を華やかにしてくれています。食欲をなくしがちな夏も、こんなコーディネートなら元気をもらえそうですね。
いかがでしたか?夏らしい季節を感じるテーブルコーディネートをご紹介しました。素材や色使いに工夫が凝らされた実例ばかりでしたね。みなさんもぜひ、涼しげなテーブルコーディネートに挑戦してみてはいかがでしょうか。
執筆:hachi