収納力をあげたり、ディスプレイスペースを作ったりするとき、何かと活躍するつっぱり棒。道具いらずで簡単に取り付けられるので、DIYにも重宝します。
専用グッズを活用する
まずは、つっぱり棒が落下するのを防ぐ専用グッズをご紹介したいと思います。壁に補助となるアイテムを設置したり、つっぱり棒自体に取り付けたりと、使うシーンや環境に合わせて、いろいろなタイプが販売されています。100均で手に入るものなども多いので、ぜひ試してみてはいかがでしょうか?
■画鋲で挿して固定
下駄箱の中で、傘収納場所としてつっぱり棒を使っているakezouさん。傘を5本掛けても落ちないのは、画鋲で取り付けられる専用の補強アイテムを使っているからだそうです。つっぱり棒の接触面に画鋲で簡単に取り付けられるので、設置方法も簡単。傘を5本掛けても一度も落ちたことがないという安心のアイテムです。
■ゆるむのをおさえるつっぱり棒ロック

love1017さんが活用しているのは、ダイソーの「つっぱり棒ロック」です。つっぱり棒自体がゆるんで落ちてしまわないように設置するアイテムなんだそうです。棒自体に補強するので、場所を選ばずどんなシーンでも活躍します。サイズに合わせてカットできるので、微調整して最適な状態で使うことができますね。
■ホッチキスで止める補助板

こちらは、ダイソーの「つっぱり補助板コーナー用」です。壁にホッチキスで設置するので、穴も小さくてすみますね。R.S.Kさんは、ここにお気に入りのものを掛けてインテリアを楽しむスペースを作っていましたよ。デッドスペースになりがちなコーナー部分を、収納やディスプレイとして気軽に活用できます。
落ちにくさアップのアイデア
続いては、落ちにくさをアップさせるアイデアや工夫をご紹介します。おうちにあるものや、便利グッズの活用などで、簡単にマネできる工夫ばかりです。少し重さのあるものにでも耐えられる強度の高い方法もありますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
■先端に吸盤をセット

吸盤をセットして、落ちにくさをアップさせるというnaoさんのアイデアです。つっぱり棒の先端に吸盤をはめ込むだけなので、すぐに対策することができます。吸盤と相性のいい場所ではとくにおすすめです。取り外すときに壁に傷を付けるおそれもなく、安心して設置することができそうです。
■両端の壁にワイヤーネットを設置

洗面台の下の収納を、つっぱり棒を使って2段収納にアレンジしているkazさん。つっぱり棒3本をとおして棚を作っているんだそうです。つっぱり棒は、両端の壁に沿って立てたワイヤーネットに引っ掛けて安定させているんだとか。ネットを使えば、高さや位置を変えるのも簡単なので、収納しやすく設置ができますね。
■引き出しレールで補強

ryokoさんは、カラーボックスで子ども服収納をDIYされていました。ハンガーバーをつっぱり棒で代用し、収納量も抜群です。これだけの服を掛けても落ちないのは、引き出しレールで補強しているからなんだとか。レールの上に乗るようにつっぱり棒を設置すれば、ストレスなくたくさんの服を掛けておくことができます。
■板で支える

壁に縦長の木を挟むアイデアを紹介してくださったnicchanさん。つっぱり棒を2本使って、それぞれ、板と壁をつっぱって強度が増すように工夫をしていましたよ。これで、服を掛けてもリュックを掛けても心配ない収納に仕上げています。板の穴の位置を変えれば、成長に合わせて調整していけるのも便利です。
いろいろなタイプの方法があるので、つっぱり棒を取り付けたい場所に応じて取り入れてみるとよさそうです。身近な場所で手に入るグッズや材料で対策できる方法も多いので、ぜひチャレンジしてみてくださいね。
執筆:Hirari