「コントラストを味方にした、すっきりとモダンな平屋」 by ma.kiさん

RoomClipに登録された新しいユーザーさんの中から、毎回お一人をピックアップしてご紹介する本連載。今回は、外観も内装もインテリアでも洗練されたモダンスタイルを楽しむma.kiさんと、そのお宅をご紹介します。

今回ご紹介するのはこの方です！

2023年7月に念願の平屋を建てました。夫婦＋子ども（姉弟）＋猫1匹の家族です。好きと思えるインテリアを少しずつつくっている途中です。

違いを楽しみ、違いで魅せるシンプル

■ベースになるのは、素材と色のさっぱりとしたコントラスト

香川県在住のma.kiさんご家族が暮らすのは、新築のモダンな平屋です。青空によく映えそうな明るい外壁の四角いお家は、佇まいから洗練されています。『3種類の外壁の組み合わせ、大正解でした』とma.kiさん。その言葉通り、シンプルなカタチと素材や色のコントラストでつくり出されたデザインは、とても魅力的で印象的です。

玄関ドアの向こう側も、期待を裏切らずシンプルでモダンです。

■静かな対比でつくり出す、美しさと心地良さ

そこはキッチンでした。とても広々としたキッチンは、壁付けL字型です。真ん中に置かれた丸テーブルが、空間全体のシャープな印象を和らげ、家庭の和やかな雰囲気を醸し出しているのが素敵なところ。

ダイニングセットを中心に視点を変えると、こちらの空間が程よい個室感を楽しめる場所になっていることがわかります。リビングとの間に、半分ほどの仕切り壁があるのです。けれどもそこに室内窓が付けられているから、抜け感や見通しもきちんとあります。区切る・繋ぐ……本来であれば相反する要素を上手く両立させるこのカタチは、寛ぎ方や過ごし方のバリエーションを増やしてくれるのではないでしょうか。『ひとりになりたい……でも、向こう側で遊ぶ子どもたちの気配も感じていたい』そんなジレンマとも無縁でいられそうだと感じます。

■寛ぎのパターンを広げる、段差のリズム

でも、過ごし方のバリエーションという点ではリビングの右に出る場所はないかもしれません。なぜなら、ma.kiさん宅のリビングは、メインのスペースが一段下がったダウンフロアになっているから。段差に腰かけてもいい、下でゴロンとしてもいい、ソファでのんびり全体を眺めるのもいい……寛ぎで思いつく姿勢の全てを自由に楽しめます。さらに、奥には小上がりの畳スペースまであるので、雰囲気だって思いのまま。こうした段差の仕掛けは、平屋の間取りやレイアウトの可能性も広げてくれます。

ちなみに、畳の小上がりの反対側はアートのようなバーチカルブラインドが掛かる掃き出し窓になっています。開くと現れる中庭は、アウトドアリビングのようにスタイリングされていて、さらなる寛ぎのカタチを提案してくれます。

ma.kiさん邸の間取り図

ma.kiさん宅はコの字型の平屋です。リビングの横にある中庭がちょうどコの字の窪み部分に当たります。そのため、リビングの正面は子ども部屋。繋がり過ぎず繋がり、丸見えにせず見通しが良い。そんな絶妙な間取りの妙も素敵なお宅です。

ma.kiさんのお部屋ギャラリー

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