RoomClipに登録された新しいユーザーさんの中から、毎回お一人をピックアップしてご紹介する本連載。今回は、なんだか香りや風まで北欧のそれを感じられそうな、素朴と心地良いきらめきを携えたインテリアづくりをされているMomoさんと、そのお宅をご紹介します。
今回ご紹介するのはこの方です!
Momoさん2023年に3LDK+スキップフロアとハーフ吹き抜けのある家を建て、家族3人で暮らしています。木のぬくもりを感じるお家カフェのイメージで、好きを詰め込んだ北欧ナチュラルな家を目指しています。
開放感×遊び心という変則性
■あたたかく迎えてくれる、お家カフェ空間
Momoさん宅は、スキップフロアやロフトを採用して空間を余すことなく活かした2階建て3LDKの間取りです。ひと言では表現しきれない変則的な間取りには、メリットやポテンシャルの高さといった魅力が知れば知るほどあふれてきます。でもまずは、素敵なインテリアの雰囲気に浸るところから。
ブルーグレーの扉の先に待っているのは、木のぬくもりをはじめとする素朴な風合いで魅せる北欧ナチュラルなカフェ空間。ゆるりと穏やかで開放的で明るいLDKです。ひなたのようでありつつ、梁から下がる照明たちがまるで夜空に浮かぶ星座のようでもあるから、そっと幻想的な気分も楽しませてくれますよ。

お家カフェなインテリアでは、キッチンの眺めもキッチンからの眺めも大切ですよね♪Momoさん宅では、見通しが良くて、スタイリングの延長として機能するオープンな対面スタイルが採用されています。キッチン内側に立ったとき、横目に大胆なアートのようなパントリーが見えるのも心弾むポイント。
■階段×小上がりのポテンシャルは高い

ダイニングとリビングの間には、畳が敷かれた小上がりがあります。ここはMomoさんのお気に入りの場所のひとつ。段差を活かして階段と繋げているから、ステップをベンチのように使えるのが特徴。ぶらぶらと足を垂らしながらくつろぐのも楽しそうです♪

それだけではありません。階段と小上がりを繋げているから、小上がりの一画が『階段下』になるのです。
■ハーフ吹抜けだからできること


そしてMomoさん宅の間取りの説明がひと言ではままならない一番の理由は、リビングの頭上がただの吹抜けではないということです。一般的な吹抜けは1階分の天井を上げてつくられます。けれどもMomoさん宅の場合は、0.5階分にとどめる『ハーフ吹抜け』になっているんです。こうすることで、吹抜けの『部屋として使える面積が減る』『空調効率が下がる』といったデメリットを解消できるのだそう。
ハーフ吹抜けにすることで得られる0.5階分の空間は、こちらのスキップフロアに当てられています。普段はご夫婦でくつろぐセカンドリビングのように使用されているとのこと。背中に当たる壁に飾られた大きな夜空のアートが、ゆったりと静かなひとときを彩る様子は間違いなく絵になります。

さらにスキップフロアから階段を昇った先で展開するのは、伸びやかなロフトです。目下でくつろぐご両親を眺めるお子さん、視線の少し上で自由に想像を膨らませるお子さんの気配を感じるご両親……違う時間を一緒に過ごす、穏やかなご家族の日常が目に浮かびました。
Momoさん宅は、北欧ナチュラルなお家カフェ空間です。心地よい開放感も魅力です。
Momoさん邸の間取り図

Momoさん宅は、リビングにハーフ吹抜けを採用した2階建て3LDKの間取りになります。個室の他に、小上がりやスキップフロア、ロフトといった空間の高低差を活かすスペースが数々あるのが特徴です。
Momoさんのお部屋ギャラリー
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執筆:RoomClip mag 編集部