刺繍を楽しむ際に使う「刺繍枠」。本来は布をピンと張り、刺繍しやすくするための道具ですが、アイディアしだいでインテリアのアイテムとしても活用できます。
刺繍枠を使ったアレンジ術
刺繍枠はシンプルな形状を活かし、さまざまなアイテムと組み合わせてアレンジすることで、インテリアのアイテムとしても楽しむことができます。実際にどんなアレンジがあるのか、さっそく見ていきましょう。
■ファブリックパネルとして
akkoさんは、セリアで購入した刺繍枠にハギレを挟み、ファブリックパネルとして活用しています。まんまるの形が特徴的でインテリアのアクセントになっていますね。布は簡単に入れ替えられるので、季節に合わせてファブリックを変えて楽しむこともできます。
■竹素材と和柄の組み合わせ

セリアの刺繍枠は竹素材でできています。yukichi.wanwaさんはこの刺繍枠に和柄のファブリックを挟んで、ファブリックパネルを作りました。竹のナチュラルな風合いと和柄がマッチしていて、落ち着きがあり、上質な雰囲気になりました。
■ドライフラワーと組み合わせて

lalaoinkさんは、刺繍枠にメッシュ素材の布やカフェカーテンを張り、その上にドライフラワーを飾っています。ドライフラワーを加えることで、立体的でアート作品のような仕上がりに。また、花柄のメッシュ素材だけをシンプルに使えば、透明感のある軽やかなアートパネルとして楽しめます。
■置物として楽しむ

こちらのニッチにはお正月飾りが並んでいます。そこにはyumiさんがセリアで購入した小さめの刺繍枠も飾られています。お正月らしい和柄ファブリックが挟まれた丸いフレームは、まるで手毬のようで華やかな雰囲気を演出しています。
ミニチュアサイズ
セリアの刺繍枠には、小さなミニチュアサイズもあります。そのままでも愛らしいサイズ感ですが、布や飾りをプラスすると、より魅力的になりますよ。ここでは、ミニチュアサイズの刺繍枠を使ったアレンジを見ていきましょう。
■集めたくなるサイズ感

セリアのミニチュアサイズの刺繍枠には、丸型と楕円形のものがあります。erityさんは複数購入し、刺繍をしたり、ハギレを入れてアレンジしています。取り付けられたチェック柄のリボンもアクセントになっています。たくさん作って、コレクションしたくなりますね。
■オリジナルのキーホルダー

me-koさんは、ミニチュア刺繍枠に金物をプラスして、オリジナルのキーホルダーを作りました。布とワッペンを使って、なんと5分で完成したそうですよ!手軽に作れるので、ぜひ挑戦してみたくなりますね。プレゼントにもぴったりのアイデアです。
■カレイドフレーム

まるでペンダントのようなこちらのカレイドフレームは、waniwaniさんがセリアのミニチュア刺繍枠を使って手作りされたものです。小さなお花が円の周りに配置されており、中央を空けることでリースのような印象が楽しめます。青と黄色の配色で、洗練された雰囲気も感じます。
さまざまなアレンジ
刺繍枠を使った活用アイディアは、まだまだたくさんあります。ここでは、ユニークで個性あふれる使い方など、ユーザーさんのDIYアイディアをご紹介します。
■バッグの持ち手に

刺繍枠を使ったアレンジは、アイディアしだいで無限に広がります。monnさんが手作りしたのは、なんとバッグです!持ち手部分に刺繍枠を使い、バッグを仕上げたそうです。想像力が光る素敵なアイディアですね。
■ピンバッジを飾る

mikomaruさんは、集めているピンバッチを飾るフレームとして刺繍枠を活用しています。布を枠にセットしてバッジを刺して飾ることで、見やすく簡単にディスプレイすることができます。刺繍枠なら手軽に追加できるので、これからコレクションが増えても安心です。
■思い出をアートに

fumitanさんの刺繍は、絵柄のアイディアがユニークです。こちらは、お子さんが描いた絵を刺繍で表現しています。思い出として残せるうえに、インテリアとしても楽しめるアート作品です。トトロを描いたという絵は、見ているだけで癒されるタッチですね。
刺繍枠はシンプルな作りと形状なので、本来の用途だけでなく、さまざまなインテリアのアイテムとしても活用することができます。ぜひ皆さんも、刺繍枠を使ってオリジナルのアイテム作りを楽しんでみてください。
執筆:moana