「ちょっと狭いな……」と感じてしまう、4.5畳のお部屋。でも、4.5畳あればベッドやこたつなどの大きな家具も意外と置くことができるんです。
寝室・子ども部屋として
寝室や子ども部屋というと、6畳以上が標準的な広さのように感じますが、4.5畳でも工夫しだいで快適なお部屋を作れますよ。ベッドの置き方を工夫している実例をご紹介するので、参考にしてみてくださいね。
■シングルベッドを2つ並べて
こちらは、haru.さん宅の4.5畳の寝室です。ポスターやイエローのクッションがアクセントになった、センスの良い空間ですね。4.5畳あれば、こんな風にシングルベッドを2つ置くことが可能。ピタッとくっつけて並べれば、大きなひとつのベッドのような感覚で、夫婦や家族で一緒に寝ることができますよ。
■ロフトベッドでスペースを賢く使う

mynameisyuyu.さんのお子さんのお部屋には、ロフトベッドが設置されています。空間をタテに使えるので、4.5畳の限られたスペースを上手に活用できますね。ロフト下には、ラグを敷いたりおままごとキッチンを置いたりして、秘密基地感覚で遊べるプレイスペースに仕上げています。
■仲良く眠れるレイアウト

兄弟姉妹で一緒に寝たい場合は、muraさん宅のようなレイアウトもおすすめ。お顔同士が近くなるので、おしゃべりも弾みそうですよね。1人では寂しがっていた娘さんたちも、この配置なら2人で仲良く寝られるようになったそうです。余ったスペースには、トランポリンも置くことができます。
リビング続きのキッズスペースとして
リビング隣の4.5畳の和室は、キッズスペースに最適。すぐ近くでお子さんを見守れたり、やわらかい畳に座りながらおもちゃで遊べたりと、メリットがたくさんあります。大型遊具を設置したり、ランドセルなどの学用品を置いたりしている実例をご紹介します。
■大型遊具で思い切り遊べる

orangeさん宅のリビング続きの和室は、30cmの小上がりになっているそう。4.5畳あれば、ジャングルジム、滑り台、ブランコがセットになった大型遊具を置いてもまだ余裕がありますね。畳はフローリングにくらべてやわらかいので、体を使う遊びをするときも安心です。
■ランドセル置き場にも最適

リビング横の4.5畳の和室に、おもちゃや学用品を置いているamke_tさん。IKEAの収納棚「トロファスト」は、低めのものを選んでいるので4.5畳でも圧迫感がありませんね。両端の白と黒のスタンドには、ランドセルが掛けられるそう。家族の目も届きやすいので、学校の準備などもスムーズに進みそうです。
■ごっこ遊びが盛り上がるレイアウト

こちらは、tomo77さん宅のリビングに隣接した和室です。入口にお店屋さん風のカウンターを置いているので、半個室のような雰囲気に。本格的なごっこ遊びができますね。奥にはティピーテントも設置して、お子さんが夢中になって遊べそうな空間に仕上がっています。
その他の活用アイデアも
こたつを置いたり、ペットの専用部屋として使ったりと、4.5畳のお部屋の活用アイデアはほかにも盛りだくさん。ぜひみなさんもマネしてみてくださいね。
■こたつで憩いのスペースに

4.5畳の和室は、こたつを置いてくつろぐのにもちょうどいいサイズ感。kiraraさんは、こたつで暖まりながらティータイムを楽しまれたそうです。程よい狭さが、おこもり感をアップさせてくれそう。ダークカラーの畳とベージュのこたつ布団で仕上げた、ナチュラルモダンなインテリアにも注目です。
■思い思いに過ごせるくつろぎの空間

tamabaka1971さんは、4.5畳の和室をユーティリティスペースとして活用しているそう。窓辺にはたくさんの観葉植物をディスプレイして、さわやかでリラックス感溢れるインテリアを楽しまれています。畳なので、ゴロンと寝転んでくつろいでも体が痛くないのがいいですね。
■猫ちゃんも暮らしやすい

4.5畳の和室を、猫ちゃん専用のお部屋にリメイクしたsayaka.さん。キャットタワーやベッド、トイレなどを置いてもまだゆとりがあり、猫ちゃんも快適に過ごせそうな空間です。来客時なども、扉を閉めるだけで個室を作れるのが魅力ですね。
■作業台を造り付けた仕事部屋

reirさんは、寝室の隣に4.5畳の仕事部屋を作ったそう。壁には作業台を造り付けてもらい、職業ミシン、ロックミシン、家庭用ミシンをならべて置けるようになっています。寝室との仕切りにはカーテンを使い、空調の効率を高めているのもポイントです。
今回は、4.5畳のお部屋を上手に活用しているユーザーさんのアイデアをご紹介しました。4.5畳というと少し狭いイメージがありますが、工夫しだいで快適なスペースにすることができますよ。
執筆:meruko77