置き畳(ユニット畳)は、手軽に畳を取り入れられる便利なアイテムです。和室がないお家でも、和の雰囲気や畳ならではの快適さを楽しめます。

リビングやキッズスペース、廊下など、さまざまな場所で活用できる柔軟性もポイント。今回は、ユーザーさんの実例を通して、置き畳の魅力と空間づくりのアイデアをご紹介します!



リビングでゆったり

フローリングが中心のリビングに、少しだけ畳を取り入れてみませんか?い草の香りやさらっとした肌触りが心地よく、癒しのひとときを演出してくれます。レイアウトの自由度が高い置き畳なら、どんなリビングにもぴったり。和の雰囲気が加わることで、リビングが上質な落ち着いた空間になりますよ。


■色のトーンを合わせたリビング

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maki_papercraftさんが選んだのは、和紙で作られた灰桜色の置き畳。フローリングとほぼ同じ色味で、リビング全体に統一感を与え、広がりを感じさせます。季節の飾りには2~3枚、くつろぎたい時は6枚ほど敷いて楽しみたいそう。気分や用途で枚数を自由に変えて使えるのも、置き畳ならではの魅力ですね。


■グリーンが活きるリビング

暮らしに和の心地よい魅力を。置き畳のある空間づくり
撮影:ksfioriさん


ksfioriさんは初夏のリビングに模様替え。部屋に飾られたグリーンと置き畳のグリーンがマッチし、爽やかな空間を演出しています。隣の和室とは引き戸で仕切り、置き畳を2×3+2のレイアウトに。ダイニングテーブルに干渉しない配置に工夫されています。置き畳ならではのレイアウトの自由さが光りますね。


■スタイリッシュなリビング

暮らしに和の心地よい魅力を。置き畳のある空間づくり
撮影:SYさん


白を基調としたSYさんのリビングは、スタイリッシュで都会的な雰囲気。その中に置き畳が自然に溶け込み、和の落ち着きとモダンテイストが見事にマッチしています。周囲のグリーンやアートが空間を引き立て、畳の上のマットとクッションがアクセントとなっています。

洗練された中にも、心地よさを感じるリビングです。


■ポップでかわいらしいリビング

暮らしに和の心地よい魅力を。置き畳のある空間づくり
撮影:kiyoeさん


ピンクとイエローの置き畳がかわいらしいkiyoeさんのリビング。カラフルな畳が空間を明るく彩り、マリメッコのクッションがキュートなアクセントになっています。ソファやテーブルを置かないスタイルで、畳の上でくつろいでいるそうです。体を伸ばしてリラックスできる、心地よい空間が広がっていますね。



お子さんの遊び場に

小さなお子さんが遊ぶキッズスペースには、適度なクッション性と心地よい肌触りの畳がぴったり。座ったり寝転んだりして、のびのび遊べそうです。和室がなくても、置き畳なら簡単にキッズスペースを作れるのが魅力。カラフルなおもちゃも畳の上に置けば、空間全体が落ち着いた雰囲気にまとまりますよ。


■のびのび遊べるキッズスペース

暮らしに和の心地よい魅力を。置き畳のある空間づくり
撮影:namiさん


畳の上でお子さんが遊ぶ姿が微笑ましいnamiさんのリビング。70cm×70cmの置き畳6枚でお子さんが遊ぶのにちょうど良い広さだそう。滑り止め付きなので、走ったり飛び跳ねたりしても隙間が少し開く程度で安心です。い草の香りやさらりとした肌触りも心地よく、お子さんがのびのびと遊べる空間になっていますね。


■やさしい空間のキッズスペース

暮らしに和の心地よい魅力を。置き畳のある空間づくり
撮影:Ruiさん


和室をなくして洋室にリフォームされたRuiさん。リビングの一角にユニット畳を敷き、キッズスペースにアレンジされています。お子さんのおもちゃが並ぶパステルカラーの空間は、やさしくかわいらしい雰囲気に。

ユニット畳なら手軽に取り入れられるので、和室をなくしても、畳の良さを楽しめるのがうれしいですね。


■ナチュラルシンプルなキッズスペース

暮らしに和の心地よい魅力を。置き畳のある空間づくり
撮影:reichelさん


reichelさんは寝室に置き畳を敷き、キッズスペースとしても活用されています。和の雰囲気が穏やかで落ち着きが感じられる空間です。新調した無印良品のキャビネットもイメージにぴったり。畳は縁がしっかりしていて、購入から3年経っても反りがなく丈夫なのだとか。お子さんの成長を長く見守れそうですね。



お家のいろいろなところで

自由に持ち運べる置き畳は、使い方を簡単に変えられるのが魅力。家の中のさまざまな場所で活用でき、手軽に和の雰囲気をプラスできます。畳を敷くと、冬は足元を冷えにくくし、夏はさらっとした感触で涼やかに過ごせます。季節や気分に合わせて、ご自宅のどこに置くか考えるのも楽しみですね。


■足元が快適な廊下に

暮らしに和の心地よい魅力を。置き畳のある空間づくり
撮影:maron915さん


maron915さんは廊下に置き畳を敷き、伝統的な日本家屋を思わせる落ち着いた雰囲気を演出。夏は爽やかに、冬は暖かく、廊下を歩く足元を快適にしてくれます。室内で使われることが多い畳ですが、移動が簡単な置き畳ならではのアイデアですね。手軽に敷けるので、廊下に取り入れてみるのもおすすめです。


■のんびりできるダイニングに

暮らしに和の心地よい魅力を。置き畳のある空間づくり
撮影:nana77さん


nana77さんはダイニングに置き畳を敷いています。普段はフローリングにダイニングテーブルを置いてるところ、畳を敷いてゴロンとリラックスできる空間を作られたそうです。

家中どこでも使える置き畳なら、ダイニングでも手軽に畳スペースが作れます。リラックスしたい場所に気軽に取り入れられるのがいいですね。


■和のテイストが活きる仏間に

暮らしに和の心地よい魅力を。置き畳のある空間づくり
撮影:timitimiさん


timitimiさんは、フロアタイルを敷いた仏間に置き畳をプラス。華やかな和柄の壁紙や落ち着いた床の色合いに、置き畳がしっくりなじみ、古箪笥の趣をさらに引き立てています。和の良さを感じる空間に仕上がっていますね。畳があることで、静かで穏やかなひとときを過ごせる、心安らぐ場所になっています。



畳のある暮らしは心を癒してくれます。置き畳は手軽に和室の雰囲気を楽しめる便利なアイテムです。場所や用途に合わせて自由に使えるので、自分の暮らしにぴったりのスタイルを見つけて、ぜひ取り入れてみてくださいね。



執筆:hiromi
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