今夏レアル・マドリード・カスティージャへ移籍した日本代表MF久保建英。どうやら実弟の瑛史君もレアル・マドリード下部組織に入団する可能性が高いようだ。
日本人としては、久保兄弟がそろってレアル・マドリードのトップチームでプレーする姿を夢見てしまうだろう。そこで今回は、兄弟とともに同じクラブでプレーした有名選手たちをご紹介する。
ラウドルップ兄弟 ミカエル・ラウドルップとブライアン・ラウドルップはともにブレンビーでキャリアを開始し、アヤックスで引退した。 兄のミカエルは歴史的なデンマークのトッププレイヤー。バルセロナ、ユべントス、
レアル・マドリッドのようなビッグクラブでプレーし、たくさんのトロフィーを獲得し、代表選手としても104回出場し、37得点を達成。 弟のブライアンは兄ほどの活躍じゃありませんが、バイエルン・ミュンヘン、ミラン、レンジャーズ、チェルシーなどでプレーした実績があり、とても強い攻撃的なミッドフィルダーだった。フォワードとしてプレーしたこともあり、サッカーの神様ペレが選んだ『偉大なサッカー選手100人』の中にも選ばれた。
トゥーレ兄弟 コロ・トゥーレとヤヤ・トゥーレはミモザというコートジボワールのチームで育ち、2010~2013年の間に
マンチェスターシティで一緒にプレーしました。 兄のコロはセンターバックですが、他の守備的なポジションもこなすユーティリティーを見せリバプールやセルティックでもプレーした経験を持つ。 弟のヤヤのキャリアはもっと輝かしいもので、2015年コートジボワール代表メンバーとしてアフリカカップを優勝。オリンピアコス、マンチェスター・シティなどのクラブで多くのトロフィーを獲得してきた。特にバルセロナではチャンピオンズリーグ、UEFAスーパーカップ、
クラブW杯の優勝も経験した。
ドス・サントス・レイチ(カカ&ジゴン)兄弟 この名字で覚えている人は少ないだろう。兄のリカルド・イゼクソン・ドス・サントスは「カカ」のこと。弟のロドリゴ・イゼクソン・ドス・サントスは「ジゴン」と呼ばれていた。 ドス・サントス・レイチ兄弟は2007-2008年シーズンにミランで共にプレー。兄のカカはミランのトップ選手になり、6シーンの間で
セリエA1回、UEFAスーパーカップ2回、イタリアスーパーカップ1回、チャンピオンズリーグ1回、クラブW杯1回の優勝を経験した。 一方、弟のジゴンはディフェンダーというポジションだったが、目立った成績は残せなかった。
ドス・サントス兄弟 ジョバニ・ドス・サントスとジョナタン・ドス・サントスは2014-2015年シーズン、ビジャレアルでともにプレーした。 兄のジョバニバルセロナ、ガラタサライでもプレーした経歴を持つ。メキシコ代表選手としても106試合に出場し、19得点を記録した。 弟のジョナタンはずっとスペインのクラブに在籍していたが、2017年からロサンゼルス・ギャラクシーに移籍。メキシコ代表としても40試合に出場し、1得点という結果だった。
ミリート兄弟 ディエゴ・ミリートとガブリエル・ミリートは2005年から2007年までともにサラゴサでプレーした。
兄のディエゴはアルゼンチンで2回リーグ優勝してからヨーロッパに渡り、歴代最強と言われていたインテルでプレー。セリエA1回、コッパ・イタリア2回、チャンピオンズリーグ1回、クラブW杯1回の優勝に貢献した。 弟のガブリエルはアルゼンチンでプレーした後、スペインでプレー。スペインではサラゴサとバルセロナで所属し、リーガ3回年連続、コパ・デル・レイ2回、スペインスーパーカップ3回、チャンピオンズリーグ2回、UEFAスーパーカップ1回、クラブW杯1回の優勝しました。
フェルナンデス兄弟 ナチョ・フェルナンデスとアレックス・フェルナンデスはレアル・マドリードのユニフォームを着てともにプレーした。 兄のナチョは本職のセンターバックだけでなく、左サイドバックも右サイドバックもこなすユーティリティープレーヤーとしてマドリードを支えている。 一方、弟のアレックスはマドリードで1回しか出場できず、エスパニョール、エルチェ、カディスという別のスペインクラブを転々としている。