今夏の移籍市場も終わりに近づいている中、選手を売りたくても売れないクラブがある。
一般的な選手であればそこまでクラブの予算に影響はないかもしれないが、トップレベルの選手になると移籍が決まらないことでクラブの次の一手が変わってくる。
そこで今回はトップクラブの中で売りたくても売れないトップスターの選手たちを紹介する。

ゴンザロ・イグアイン
クラブ:ユベントス
クリスティアーノ・ロナウド、マリオ・マンジュキッチ、パウロ・ディバラ、フェデリコ・ベルナルデスキなど、最前線でプレーする選手が豊富なユベントス。
もちろんイグアインは売却候補として名前が挙がり、ローマからのオファーがあったのは事実。しかし、本人はトリノに残ることを望むとローマやほかのクラブからの関心も消滅し、売却することは難しくなった。
現在、ユベントスはマンジュキッチの売却に力を入れている。

今夏の移籍市場でなかなか終わりが見えてこないルカクの移籍交渉。先日には、ユベントスへの移籍の可能性は残されているものの、ディバラとの大型トレード交渉が消滅した。
そんなルカクは放出に応じないユナイテッドへの不満からか、同チームの練習を欠席。古巣アンデルレヒトのユースチームで2日間練習するなどクラブとの関係悪化が決定的になったとも報じられている。

フィリペ・コウチーニョ
クラブ:バルセロナ
今夏、アントワーヌ・グリーズマンやフレンキー・デ・ヨングをなどを獲得したバルセロナ。すでに獲得資金は2億5000万ユーロ以上(約300億円)を超えており、コウチーニョの売却で帳尻を合わせることを検討しているだろう。
そんなコウチーニョにはプレミアの複数クラブからの関心が報じられているが、リバプール愛が強く同クラブ以外の移籍は難しいものになっている。

ネイマール
クラブ:パリ・サンジェルマン
クラブとの関係が悪化しているネイマール。先日には、マンチェスター・ユナイテッド、ユベントス、レアル・マドリードに対して売り込みをしたとも報じられた。このクラブの他に古巣のバルセロナも移籍先の有力候補の一つだろう。
しかし、ネイマールが低額で移籍するのは考えられない。移籍交渉はより慎重に行われるだろう。

ガレス・ベイル
クラブ:レアル・マドリード
ジダン監督が「クラブはベイルを売却しようとしてる」とコメントし、ベイルの移籍が確定路線であることを明かした。その後、中国の江蘇蘇寧が接近しており、週給100万ポンド(約1億3400万円)の破格の給料で加入間近とも報じられたが 、この移籍には移籍金が発生しないことなど問題があり、最終的には合意に至らなかった。
現在では古巣のトッテナム・ホットスパーとバイエルン・ミュンヘンからの関心が噂されているが、果たして…。