昨年夏の移籍市場でフランス代表FWアントワーヌ・グリーズマンやウルグアイ代表DFディエゴ・ゴディン、ブラジル代表DFフィリペ・ルイスなど多くの選手が流出し、複数選手の獲得に動いたアトレティコ。
しかし、思うような勝ち星を挙げることは出来ず。
そんなアトレティコは今夏の移籍市場でも複数ポジションの補強に動く可能性が浮上している。そこで今回はアトレティコが補強を目指している3つのポジションを紹介する。

ゴールキーパー
スロベニア代表GKヤン・オブラクがアトレティコを離れる可能性は低いが、最近ではチェルシーがスペイン代表GKケパ・アリサバラガを入れ代えを画策しているとも伝えられている。
また、オブラクが残留したとしても第2GKを務めるスペイン人GKアントニオ・アダンが契約満了を迎えることからもバックアッパーの獲得に動くことは確定事項だ。なお、アトレティコにはメキシコのサン・ルイスにレンタルしてる24歳のアルゼンチン人GKアクセル・ウェルネルもいるが長期的の戦力とは考えていないようだ。
そんなアトレティコはオブラクのバックアッパーとしてセビージャからパリ・サンジェルマンにレンタル中のスペイン人GKセルヒオ・リコや今季で契約が切れるスパニョールの元スペイン代表GKディエゴ・ロペス、チェルシーのアルゼンチン代表GKウィリー・カバジェロなどの獲得に興味を持っているとのこと。
また、若手GKの中ではポルトのU-21ポルトガル代表GKジオゴ・コスタやバルセロナのU-21スペイン代表GKイニャキ・ペーニャをリストアップしているようだ。

左サイドバック
昨年夏のにブラジル代表DFフィリペ・ルイスや元スペイン代表DFファンフランが退団したアトレティコ。現在、所属している左SBの選手はブラジル代表DFレナン・ロディただ一人だ。
そのためアトレティコはチェルシーのスペイン代表DFマルコス・アロンソやマンチェスター・シティのウクライナ代表DFオレクサンドル・ジンチェンコ、アストン・ビラのU-21イングランド代表マット・ターゲットらプレミア勢に加えて、ヘタフェのウルグアイ人DFマティアス・オリベラの獲得に興味を示しているようだ。

ストライカー
昨年夏の移籍市場でチームのエースだったグリーズマンが移籍したアトレティコ。その代わりとしてベンフィカからポルトガル代表FWジョアン・フェリックスを獲得したものの、グリーズマンの得点力をカバーすることが出来ず。安定した守備とは裏腹に圧倒的に得点力不足に悩まされている。
そんなアトレティコはアーセナルのフランス代表FWアレクサンドル・ラカゼットの獲得に関心を示しており、ガーナ代表MFトーマス・パーテイtのトレード移籍を計画してるとも報じられている。
また、今冬の移籍市場ではパリ・サンジェルマンのエディンソン・カバーニの獲得に関心を示していたアトレティコだが、今夏の移籍市場では獲得に動かない可能性が有力となっている。