アーセナルのスイス代表MFグラニト・ジャカは23日、クラブ公式のインタビューにおいて契約延長を行ったことを明言した。
現在28歳のジャカは、2016年夏にボルシア・メンヒェングラートバッハからアーセナルへ完全移籍により加入。
ジャカの去就を巡っては、ジョゼ・モウリーニョ監督の就任したローマへ移籍する可能性が噂されていたが、クラブ間交渉において移籍金で折り合いがつかず、破談に終わっていた。その後、今月1日に行われた親善試合・チェルシー戦後のメディアインタビューでミケル・アルテタ監督が同選手の今夏残留を示唆していた。
そしてジャカはクラブ公式インタビューで契約延長を行ったことについて質問をうけると「とても幸せだよ。もちろん新しい契約にサインしたし、このクラブのスタッフやファンに対して恩返しをしたいね。それに僕がすべてのトレーニングや試合で全力を尽くしていることは誰もが分かってくれているよ」と喜びのコメントを残している。
なお、ジャカは13日に行われたプレミアリーグ2021/22シーズン開幕節・ブレントフォード戦、そして22日開催の第2節・チェルシー戦でともにキャプテンマークをつけてフル出場を果たしたが、いずれの試合でも黒星を喫している。アルテタ監督解任の可能性が早くもささやかれる中、ジャカは中心選手としてチームの立て直しを図っているはずだ。