バルセロナがアル・サッドを指揮するシャビ・エルナンデス氏と個人合意に至ったようだ。スペイン『スポルト』が伝えた。

 今季開幕から低調のバルセロナは27日に行われたラ・リーガ第11節で、昇格組のラージョ・バジェカーノに0-1で敗れてロナルド・クーマン監督を解任。その後任としてバルセロナは、クラブのレジェンドであるシャビ氏をトップターゲットに見据え、交渉を迅速にスタートさせていた。

 そして今回伝えられるところによれば、バルセロナはシャビ氏と合意に至っており、残すはアル・サッドと契約解除について合意するだけだという。同氏の契約解除金は100万ユーロ(約1億3000万円)に設定されており、数時間以内にも正式発表があるようだ。

 ヴィッセル神戸でプレーする元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタと共に長らくバルセロナの中盤に君臨したシャビ氏は、2019年5月に現役を引退すると、その直後にアル・サッドの監督に就任。これまで6個のタイトルを獲得する手腕を披露しており、本人も将来的なバルセロナ復帰希望していた。