日本フットボールリーグ(JFL)に所属する鈴鹿ポイントゲッターズの元執行役員である塩見大輔氏は、新スタジアムの建設候補地を巡って、鈴鹿市が定めたルールを破るようクラブ運営会社の会長から指示を受けていたことを、12日午前にSNSで明かした。
鈴鹿ポイントゲッターズは現在、AGF鈴鹿陸上競技場など複数のスタジアムでホームゲームを開催している。
その中、鈴鹿ポイントゲッターズの幹部を務めていた塩見大輔氏は10日にSNSで「鈴鹿ポイントゲッターズの選手、スタッフ、そこで関わった人との全ての連絡をやめます。 そして、明日から鈴鹿の今までしてきた事を公表していきます。サッカーに不正はあってはいけない。三浦知良選手をここに入れてはいけない。 誰が悪いかはっきりさせましょう」と投稿。クラブ内部での不正を公にする姿勢を打ち出したことで波紋を呼んでいた。
すると、同氏は12日午前にもSNSを更新。「ドローン指示。西岡会長より、青少年の森(スタジアム候補地)にドローンを飛ばして、イメージ映像を作りなさい。と、指示がありました。
そして「西岡会長に伝えた所、何とかしてくださいと。絶対に必要なので、悪い奴でも探して、撮らせて下さいと。ここで私が断ると、西岡会長は、吉田にやらせる、返事させる、そして吉田がパニックになる。いつもの事なので、私が返事をして、探してるフリをして、少ししたら西岡会長に無理でしたと、謝る事に私の中で決めました」
「私より、罰金もかかるので、探すのに時間がかかっていますとか、次に会うタイミングを考えながら、探しているフリをして、見つかりませんでしたと、西岡会長に謝罪。禁止エリアと伝えたのに、多少はお金を払ってもいいから、悪いやつ捕まえて撮影をしろと、頼んできたり、市や、県に何か言われても撮影した人が誰か分からなければ、そんなに問題にならない等、ありえない!西岡会長の発言、指示は」
「このような発言をする人なのは、かなりの人が知っています。ドローンの件は、2021年1月~2021年7月末まで、塩見がスタジアムを担当してましたので吉田は、知りません」(原文ママ)と投稿。新スタジアムの建設候補地でのドローン撮影が禁止されているにもかかわらず、クラブ運営会社である『株式会社アンリミテッド』の西岡保之会長から強引な要求があったことを明かした。