東京五輪日本代表MF三好康児は、川崎フロンターレ復帰の可能性が報じられる中、今月22日に自身のインスタグラムアカウントを更新。ベルギー1部ロイヤル・アントワープ退団を表明した。
三好は川崎、北海道コンサドーレ札幌、横浜F・マリノスをへて、2019年8月にアントワープへ移籍。昨季まではスタメンでの出場機会が少なかったものの、マルク・ファン・ボメル監督が就任して迎えた今季は、ベルギー1部リーグ開幕から第10節にかけて9試合で先発出場とレギュラーに定着していた。
しかし昨年10月2日のリーグ戦で左膝前十字靱帯を損傷し、長期離脱。今年4月に全体トレーニングに合流すると、今月4日の今季最終戦で負傷離脱後初めてベンチ入り。しかし最終戦で出番はなく、試合後のインタビューで契約満了により退団する意向を明かしていた。
そんな三好はインスタグラムにアントワープ時代の写真をアップ。「素晴らしい4年間を終えて」と切り出すと、「素晴らしい4年間に別れを告げる時が来ました。最初から最後まで、忘れられない思い出がたくさんあります。チームメイト、スタッフ、そしてレッドアーミーのみなさんには、言葉では言い表せないほど感謝しています。このクラブの一員であることを誇りに思います。本当にありがとう」と、別れのメッセージを送っている。
なお一部報道によると、三好は移籍金ゼロで川崎へ復帰する可能性があるという。