オリヴェイラは2016年から2シーズンにわたり柏レイソルでプレーした後、2018年からFC東京に在籍。絶対的ストライカーとして活躍する中、2019シーズンのJリーグベストイレブンに選出されるなど、実績を積み重ねており、在籍7年間で84ゴールをマーク。今季はリーグ戦15試合の出場で4ゴールを挙げている。
FC東京の助っ人と言えば、ルーカス氏を思い浮かべる人が多いだろう。同氏は2004年夏にレンヌからFC東京へ移籍すると、来日1年目から2桁ゴールをマーク。2007シーズン終了後にガンバ大阪へ完全移籍したが、2011年夏に現役引退を撤回してFC東京へ復帰。2013シーズン終了後に2度目の現役引退を表明するまで、在籍期間およそ6年で84ゴールを挙げた。
ブラジルメディア『グローボ』が今月28日に伝えたところによると、ルーカス氏はオリヴェイラにクラブ通算ゴール記録更新を期待している模様。「オリヴェイラは間違いなく僕の記録を追い越してくれるだろう、彼は怪物だよ」と称えると、記録更新を望む理由について以下のように述べたという。
「記録更新を嫌う人もいるだろうが、僕はむしろ逆だね。そのために記録があると思っている。記録が更新されないのは、クラブが成長していない証拠だ。
ピーター・クラモフスキー監督のもとでも、中心選手としてチームをけん引しているオリヴェイラ。チームがJ1第20節終了時点で6位と好位置につけているだけに、同選手にかかる期待はさらに高まっている。