鎌田は、ドイツに移籍したMFミカエル・オリーズ(バイエルン・ミュンヘン)の代役として大きな期待を背負い、イタリアのラツィオからパレスに移籍した。しかし、これまでのパフォーマンスは期待外れに終わっており、特に守備面での不安がたびたび指摘されている。
パレスのオリバー・グラスナー監督は、鎌田を中盤の深い位置で起用しているが、この役割ではボールを持った時の技術は発揮されているものの、守備において脆さが目立っている。相手にドリブルで簡単に突破される場面が多く、重要な局面でボールを失うことも少なくない。ファンの期待に応えられていないことは明白で、チームの低迷に拍車をかけている。
イタリアのラツィオに関連するメディア『Lazio News 24』は、鎌田がパレスに移籍して以降、彼のパフォーマンスを「ひどい」と酷評。さらに「ラツィオが鎌田との契約更新を行わなかったことは正しかった」と評価し、現時点での彼のプレーは「輝かしさが全く見られない」と伝えている。
ラツィオのスポーツディレクター、アンジェロ・ファビアーニ氏も鎌田と新契約を結ばない判断を下したが、この決断は結果的に正解だったと見なされている。