前田大然、横浜F・マリノス解任の元セルティックコーチに感謝の言葉 
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　スコティッシュ・プレミアシップのセルティックに所属するFW前田大然が圧巻のシーズンを過ごしており、今2025年夏にも移籍の可能性が取り沙汰される中、ある“恩師”への感謝の言葉が注目を集めている。

　5月4日にセルティックのクラブ内表彰で多数の賞を受け取り、スコットランド・プロサッカー選手協会（SPFA）の年間最優秀選手賞も受賞した前田。
自身のインスタグラムのストーリーで「Thank you my teacher」と、元セルティックのアシスタントコーチであり、2024年にJ1の横浜F・マリノスを率いるもわずか7か月余りで解任されたハリー・キューウェル元監督へ向けてメッセージを投稿した。

　セルティックでの飛躍の裏には、FWとしての技術やメンタル面でキューウェル元コーチの助言があった可能性があり、その貢献に対する感謝と見られる。

　今2024/25シーズン、前田はここまで全大会通算48試合に出場し33ゴール12アシストを記録し、3冠を目指すセルティックに大きく貢献。以前からその献身性とスタミナでサポーターに支持されていたが、ブレンダン・ロジャーズ監督の指導の下でゴールという目に見えた結果を残し、完成されたセンターフォワードへと成長をとげている。

　7日にはスコットランド・フットボールライターズ協会（SFWA）の年間最優秀選手賞（年間MVP）にもノミネートされた前田。この活躍により、プレミアリーグの複数クラブが前田に関心を示しているとさまざまなメディアで連日報じられ、移籍金は最大で5,000万ポンド（約95億円）に達する可能性もあるとされる。昨2024年にMFマット・オライリーがブライトン・アンド・ホーブ・アルビオンに移籍した際の金額を上回ると予測されている。

　前田は契約延長の打診についてロジャーズ監督と話したことを明かしたが、現在はシーズンの残り試合とスコティッシュカップ決勝（5月25日）に集中していると述べており、来2025/26シーズン以降については明言していない。
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