ガンバ大阪に指摘！ヒュメット「目標が分からない」Jリーグと母国の差も語る
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　ガンバ大阪所属スウェーデン人FWデニス・ヒュメットが、クラブの方針に疑問を抱いていることを明かしたほか、ユールゴーデンIF時代にプレーしていたスウェーデン1部リーグを比較した上で、Jリーグの特徴についても語っている。

　スウェーデンメディア『Fotbollskanalen』で5月7日に掲載されたインタビュー記事によると、ヒュメットは「4位だった昨シーズンよりも良い成績を残せるよう努力するよ。
ホームスタジアムは素晴らしいし、毎試合3万～3万2千人の観客がいるしね。（ファン・サポーター等からの）期待も大きいし、それに応えたいんだ」と自身の思いを語った上で、「クラブの目標が分からない。トップ3やトップ5を目指しているかどうか分からないけど、挑戦しない理由はあるのか？毎試合、全然違う展開になるし、（J1には）明確な勝者がいない」と指摘している。

　来日1年目のヒュメットだが、早くもJリーグのレベルの高さを実感している模様。「間違いなくスウェーデン1部より、Jリーグの方がレベルは高いと思う。試合のテンポが速く、フィジカルも強い。ほとんどの日本人選手はスピードと技術を兼ね備えている」と私見を述べたほか、「日本代表も欧州の強豪国相手に互角に戦えるようになってきている」と、FIFAワールドカップ・カタール大会でドイツ代表やスペイン代表を下した森保ジャパンの躍進にも言及した。

　「日本人は礼儀正しく、相手へのリスペクトがある。とても清潔な国だよ」「ずっと日本に行きたいと思っていた。文化、伝統、テクノロジーなど、すべてに関心があったからね」などと、日本への特別な思いも明かしたヒュメット。直近のJ1リーグ3試合で2ゴールと本来のパフォーマンスを発揮しているだけに、このままの調子でチームを上位に押し上げてほしいところだ。
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